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たねや農藝 | 2018/09/19  17:15
Text : 廣本結香(龍谷大学)

今回はラ コリーナ近江八幡にある、たねやグループの農業部門「たねや農藝」の学生アルバイトスタッフ廣本結香さんのレポートをお届けします!!


こんにちは。夏季にたねや農藝にてアルバイトをしています、龍谷大学農学部3回生の廣本です。
今回は先日行われた稲刈りの様子などをお伝えしたいと思います。

9月11日、たねや農藝のスタッフさん他20人ほどの少人数で「キヌヒカリ」という品種のお米の稲刈りをしました。雨天により、大勢が集まって行う予定だった9月9日の稲刈りが中止となったためです。
朝9時に田んぼに着くとすでに作業は始まっていました。ラ コリーナには一面の黄金色が広がっていました。

男性の方を中心に稲架(はさ)を立てている間、私はほかの皆さんに混じって稲刈り作業を行いました。
鎌で稲を刈っては3~4束ごとに紐でたばね、あちらこちらに積んでいきます。

たねやグループでは農作物を無農薬で育てているからか作業の間、田んぼのあちらこちらで、バッタやトンボ、クモ、カエルにドジョウなど様々な小さな生き物たちの姿をたくさん見ることができました。

ある程度の量の稲束ができあがると、稲架掛けの作業に入ります。

本来だと稲の束を稲架のそばまで持ち運んでから稲架にかけるのですが、今日は田んぼの土が乾いておらず泥の状態で歩きにくい…ということで、束を稲架までリレー形式で投げ渡すことになりました。
その様子は、例えるならば“空とぶ稲束”!!
これには周りで様子を眺めていたお客様も驚いて見ていらっしゃいました。

途中から応援の方も入られ、今日は田んぼのうち、メインショップ側の半分ほどの作業が終わりました。
これから数日をかけメインショップ側の田んぼの全面の作業を終わらせる予定だそうです。

私自身途中に長靴が田んぼから抜けず、靴下で着地してしまうなど小さなハプニングもありましたが、和気あいあいとおしゃべりもしつつ働かせて頂きました。お客様に「頑張って」や、「大丈夫?」等の声掛け頂いたときにはとてもやる気や元気がでました。お客様のみなさん、ありがとうございました!

今回の稲刈りを通して、手作業での稲刈りの大変さはもちろんのこと、田んぼに生きる生物の種類の豊富さなども知ることが出来ました。というのも、小さな生き物はその数もさることながら種類も様々なことに加え、稲の間には沢山の種類の植物も元気に生えており、確かに“自然と共生”しているのだなと感じました。

これからも作業は続きますので、色々なことを学びつつがんばっていきたいと思います!

 

※今年の田植えの記事「はじめて田植えを体験!」もあわせてご覧ください!


クラブハリエ | 2018/09/11  09:25
Text : 國領美歩(広報室)

8月17日、近江八幡市のクラブハリエ 日牟禮館では、クリスマスケーキの社内コンテストが行われました。
どうして夏にクリスマスケーキ!?
と思われるかもしれませんが、クラブハリエの工房では、この冬にみなさまにお届けするクリスマスケーキの準備をもうすでにスタートしているのです。上位に入賞した作品は、今年のクリスマスケーキとして商品化するとあって、職人たちもやる気満々。熱気あふれる現場をお伝えします!

今回は、日牟禮工房・八日市工房・草津工房の3つの工房に所属する19人が計20作品をエントリー。
入社1年目の若い職人からスーシェフまで、キャリアは関係なくやる気次第で誰にでもチャンスがある取り組みです。審査は工房を統括する妹尾セクターシェフ、八日市工房の中嶋シェフ、草津工房・ラ コリーナ洋工房のスーシェフ、そして、接客・販売スタッフや本社スタッフなど10人が担当しました。

コンテスト開始は19:00。日牟禮工房では出品作品の最後の仕上げが行われていました。社内コンテストといっても時間厳守。実際のコンテストのように、表情は真剣です。

他の2つの工房からも続々と作品が運び込まれ、仕上がった20品がずらりと並ぶと、さすがクリスマスケーキというような華やかさです。1品ずつアルファベットがつけられ、誰の作品かはわからない状態に。一つ一つ色や形、仕上げも違い、個性が光ります。

妹尾シェフから審査方法の説明があり、まずは見た目の審査からスタート。こちらは出品者と審査員をあわせた参加者全員で投票しました。

集計は店長や販売・接客スタッフらが担当しました。工房だけでなく、店舗全体で協力し、みんなで大好きなお店をつくり上げていきたいという強い思いがあります。

続いて、審査員は奥の別室に移動して味の審査です。20品すべて食べて評価しました。自身も洋菓子の世界大会で優勝経験がある妹尾シェフ。世界レベルの技と経験を持つからこそのシビアな表情も見られました。

お客さまに近い存在として、ラ コリーナ本社から駆けつけた私たち広報スタッフも審査に参加しました。
慣れていない者にとっては、20品のケーキを食べるだけでも大変でしたが、まずはとても美味しかったです。
なかには、個性的な味のケーキや見た目と味わいが違って意外だったケーキ…様々でしたが、どれも職人一人ひとりが考え、形にしたもの。一つとして同じ味のケーキがないことにとても驚きました。
つくり手が違うので当たり前かもしれませんが、すべてのケーキに豊かな個性があり、考えがあり、思いがこもっていて、人の手でつくられるお菓子の素晴らしさをあらためて感じました。

審査が行われている部屋の外では、職人たちもそれぞれのケーキを食べながら活発に意見を交わします。様々なケーキを食べ、それがどのようにつくられているか知ることも技術を磨く上ではとても大切なことです。

結果は、上位4作品の商品化が決まりました。ただ、すべての作品に課題があり、今後シェフやスーシェフのアドバイスを受けながら商品化に向けて改善していくそうです。

妹尾セクターシェフからは、
「自分がつくったものを商品化するということは、製造のこと、そしてお客さまのところに届いた状態までしっかりと考える必要がある。自分の嗜好よりも、一番はお客さまに手にとっていただけるか。カタログに載ってショーケースに並んで、まずは見た目で訴えかけ、そして、お客さまが家に帰って食べて美味しいと喜んでもらう。この全てがそろってはじめて商品として成立する」という言葉がありました。

クリスマスは、食卓でケーキが特別に輝く日でもあります。大切な人とクリスマスケーキを囲んで、みんなが笑顔になる大切な日。この笑顔ために、クラブハリエの職人たちは今から一生懸命準備を進めています。
妹尾シェフは今回のような社内コンテストをどんどん設けていきたいと考えています。「若い職人みんなにチャンスがあり、しっかりと評価される場をつくっていきたい。自分のケーキが商品化されるという経験は一人ひとりの自信と成長にもつながる」。そんな後進への思いも込められています。
こうした職人たちの思いと技術はクラブハリエの誇りです。

今年も、職人たちの思いがこもった最高のクリスマスケーキをお届けできるはず。どんなクリスマスケーキが店頭に並ぶのか、みなさまどうぞご期待ください!


イベント, 地域 | 2018/08/29  14:49
Text : 小梶孝行(たねや所属アスリート/カヌー)

みなさん、こんにちは!
私はたねやに所属しながら、2020年の東京オリンピック出場を目指すカヌー競技(カヌースプリント カナディアン)の小梶孝行といいます。今回は先月、西の湖で開催されたカヌーの1日体験教室についてお伝えしつつ、カヌーの魅力や私自身のことについても少しお話しさせていただければと思います。

近江八幡市の主催で毎年開催されているカヌー教室。私は毎年、講師として参加させていただいています。
みなさんはカヌーに乗られたことはありますか?
湖や川など豊かな水環境に恵まれた滋賀においても、乗ったことがない方も多いので、より広くカヌーは楽しいスポーツということを知っていただき、自然と触れ合って楽しんでいただく機会になればと思っています。

会場の近江八幡市安土B&G海洋センターは、琵琶湖最大の内湖・西の湖のほとりにあり、日頃私が練習させていただいている場所でもあります。この日はお子さんから大人の方まで大勢集まってくださいました。
ともに練習をしている八日市南高校と八幡商業高校カヌー部の高校生も前に、まずは講話をさせていただきました。真剣に聞いてくださるみなさんの表情に少し緊張しましたが、後輩でもある奥田翔悟選手(カヌースラローム/ワイルドウォーター)や中村由萌選手(カヌースプリント カヤック)も一緒に、競技に対する思いをお話ししました。

講話のあとは、いよいよ外に出てカヌー体験です!!
外は快晴!気温も高く、絶好のカヌー日和となりました。まずは、パドルの使い方を練習します。

カヌーの乗り方も丁寧に指導させていただきました。

指導をする上で第一に気をつけたことは、怪我や熱中症などの安全面です。安全に水に親しんでもらわないと、もしかしたら怖くてもうカヌーに乗りたくないと感じる子がいるかもしれません。それでは残念ですし、水は楽しい反面、溺れると死につながってしまう危険な面もあるので、安心して安全にカヌーに乗ってもらえるよう常に気を配っていました。

カヌーは自然のなかで行うスポーツなので、見える景色は格別です。
普段、岸から湖を見ることはあると思いますが、湖の中から陸を見ることはめったにないと思います。
水面もすごく近いので、水と触れ合いながら体感する風景は、カヌーの大きな魅力です。

また、カヌーは自分が頑張ってこげばこぐほど早く進み、スピードも風も感じられるので、自分の努力次第で何かが変わるということを感じてもらえたらいいなと思います。一生懸命打ち込むことで自分の価値観・世界観を築いてもらえたら、すごく良いと思います。

デモンストレーションとして、競技の様子に近い簡易的なレースも披露させていただきました。

カヌー競技の中でも私が取り組むのは「カヌースプリント カナディアン」といって、複数の艇が一斉にスタートしてレーンを進み、着順を競うものです。片膝立ちになり、パドルでこいで前に進んでいるだけのように見えますが、実は膝を突き出すような形で全身を使って前に滑らせ、進んでいるんです。
自分でこいで水を切り裂いていく、この早いスピードが一番の魅力です。
もちろん勝負なので負けた時は悔しいですし、勝った時はすごく嬉しいですし、それも魅力のひとつなのかな。勝ち負けにしっかりこだわっていくこと。これが自分を成長させることにつながっていると思います。

私がカヌーを始めたのは高校1年生のとき。それまで続けていた水泳部がなく、共通する“水の競技”ということで最初は気軽な気持ちでカヌーを選びました。高校の恩師で今もお世話になっている饗場先生の勧めでカナディアンに乗ることになり、カヌーを通して自分の成長が実感できるのが嬉しくて夢中になりました。

その後、立命館大学に進学し、3回生のときに日本代表に選ばれました。自分の努力が身になるスポーツだと改めて思いました。今はたねやの店舗(八日市の杜)で接客の仕事と練習が両立できる環境をつくっていただいて、カヌー競技を続けることができて感謝しています。

今後の目標は、東京オリンピックに出場し、活躍することです。それがこれまでお世話になった方々に対する何よりの恩返しだと思っています。そのためにはもちろん、他の試合も全部勝たないといけません。
あと2年しかないので、2年間しっかり精一杯やって、もっと強くなりたいです。

このように日々、自分を追い込み、張り詰めた気持ちで練習しているので、カヌー教室で純粋にカヌーを楽しむ参加者のみなさんの明るい笑顔にとても元気をいただきました。
9月29日からは、滋賀県の代表選手として福井国体に出場します。
今後もみなさんに良い報告ができるようがんばっていきますので、応援よろしくお願いします!


たねや農藝, どんぐりプロジェクト, ラ コリーナCLUB・TOUR | 2018/08/13  17:01
Text : 國領美歩(広報室)

8月6日、ラ コリーナ近江八幡では、「ラ コリーナツアー 田んぼの虫」が行なわれました。
このツアーは、ラ コリーナの施設紹介を中心とした従来のツアーよりも“体験”を重視した新しい試みで、
ラ コリーナの自然に触れ、自然を楽しんでいただきたいと今年7月から開始しました。

※このプログラムは、たねやグループの農業部門・たねや農藝や棚田などのエリアを特別に活動のフィールドとして使用しております。

夏休み真っ盛りのこの日は、元気いっぱいの4組の親子が参加。
ラ コリーナのいくつかのスポットを巡った後は、さっそく棚田に移動して生き物観察のスタートです!

今回、講師を引き受けてくださったのは龍谷大学農学部教授の樋口博也先生。
先生によると、田んぼに暮らすたくさんの生き物の中でも最も数が多いの「虫(昆虫)」だそう。なかでも、稲の葉を食べるような「害虫」、その害虫をエサとする「益虫」、そして、そのどちらでもない「ただの虫」の3つに分けることができ、これらが自然のサイクルの中でそれぞれの役割を果たしながら他の生物や植物とも関係を築き、豊かな生態系をつくっているのです。
特にラ コリーナでは、田畑含めすべての場所で農薬を使っていないため、生き生きとした虫たちの様子を観察することがでます。

草が生えた緑の地面をじーっと見ていると、「あっ!いたいた!」
バッタ、カマキリ、クモ、トンボ… 田んぼの周りには、驚くほどたくさんの虫たちがいて、葉っぱの隙間を移動したりぴょんぴょんと飛び跳ねていたり、にぎやかな虫たちの世界が広がっていました。

田んぼの近くの木には、「こんなに大きなカブトムシもいたよっ!」


捕まえた虫たちはいくつかケースに入ってもらって、観察日記を描きます。(描き終わったらちゃんと自然に帰してあげました!)

よーく観察すると、虫の顔、目の数、足の本数や毛が生えているかなど、色々なところが見えてきます。

虫たちが緊張しそうなくらい、真剣な表情で観察する子どもたちです。

「自分で見つけたカブトムシだからこそ、手足の細かいところまで丁寧にしっかり描きたい!」
そんな純粋な気持ちが伝わってきて、とても素敵だと思いました。



樋口先生は農学博士として、大学ではおもにカメムシの研究を専門とされています。
昆虫に関するどんな質問にも答えてくれる樋口先生は、子どもたちにとっては、まさに“むし博士”!
好奇心やワクワクした気持ちを応援するように、優しく面白く、虫のことをたくさん教えてくださいました。

「セミの目はいくつあるか知ってますか?」という樋口先生からのクイズ。虫めがねでのぞいてみると…
「あーっ!大きい目が2つで、その間に小さい目もある!」
そうです。正解は、全部で5つ。セミの顔の両端にある2つの目は“複眼”といって物の形を見るためのもの。
小さい3つの目は“単眼”といい、光を感じるためのものだそうです。

他にも、「虫はどこで息をしているか?」や「虫の耳はどこにあるか?」など、先生のお話は大人でも知らなかったことばかり。子どもたちも興味深々の様子でした。


最後は、ラ コリーナ近江八幡で進めている森づくり「どんぐりプロジェクト」の一環でもある植樹を体験。
今回はどんぐりの仲間の「栗」を植えました。

暑い1日でしたが、子どもたち、そしてお父さんお母さんも最後まで全力で楽しんでいる様子がとても印象的でした。ご参加いただき、本当にありがとうございました!
たねやグループは、今後もラ コリーナ近江八幡を舞台に、自然を感じることのできる様々なツアーをみなさまにお届けできたらと思っています。ぜひ私たちと一緒に自然を体験し、自然に学びませんか?

▼現在、参加募集中のツアーはこちら
9月8日開催:ラ コリーナツアー 稲刈り
9月14日、10月5日開催:ラ コリーナツアー 山野草
通年開催:ラ コリーナツアー


地域, 共同研究 | 2018/08/01  09:00
Text : リカルド ベリネッロ(京都大学)

今回は特別に、たねやグループと共同研究を進める京都大学〈森里海連環学教育研究ユニット〉のフィールドワークで近江八幡を訪れた、留学生リカルドさんにレポートしていただきました。ぜひご一読ください!


I am Riccardo and I am a Master second student in Economics and Public Policies from the University of Modena, in Italy. Currently, I am in Japan for the first time as exchange student at the University of Kyoto assigned at the lab of Agriculture. My favourite subjects were all the ones related with to social science and the environment. The main reason I am passionate about humans-nature connections is that I can challenge myself, there are so many different features that characterize a location and I like to find the optimal ones for each scenario.
(和訳)
私はイタリア・モデナ大学の経済公共政策大学院の修士2年生です。今回初めて日本を訪れ、京都大学の農学研究科の研究室に交換留学生として滞在しています。私は社会科学と環境とのつながりに関すること、すべてに興味があります。私が人と自然のつながりに強く関心をもったのは、地域らしさを表す様々なことに触れてみたい、また、地域にとって最もよい方策を見つけたいと思ったからです。

The 7th and 8th July I participated at in the Omihachiman Field Study, a program which has the objective to both, evaluate the links among Humans, Forest and Oceans and suggest improvement plans with suitable indicators. We arrived at La Collina on foot from Hachiman-yama mountain, by a path surrounded by two varieties of bamboo, where there we took water samples at the spring and experienced the cut of bamboo for the Tanabata Festival at Hachiman-yama.
(和訳)
7月7日と8日に開催された近江八幡での実習では、人と森と湖のつながりを明らかにすること、また、進捗状況をきちんと把握できる地域の計画を提案することを目的としていました。7月7日はラ コリーナに接する八幡山の麓で2種類の竹を観察し、わき水を水質分析のためにサンプリングしました。また、竹を伐る体験もし、七夕祭りのために研究ステーションに持ち帰りました。

During the path we could see the massive La Collina’s building which is highly visible, as representing the most important element that keeps the surroundings together and I have not been contradicted. Once arrived I immediately noticed the continuity among nature and human activities such as the wood infrastructures, the sparkly grass on the roof (It was a stormy day) the open space interiors in wood and the huge variety of vegetables productions that surrounds the building. The dangling onions on wooden porch trave are another evidence of the human-nature continuity link.
(和訳)
八幡山麓の道を歩いている間、ラ コリーナの立派な建物が非常によく見えました。これらの建物は周囲の景観に溶け込み、景色を創り出す上で重要な要素となっていると私は思いました。ラコリーナに足を踏み入れると、木で造られた施設や草屋根、メインショップの内装やディスプレイ、屋外にも水田や畑があり、自然と人のつながりを直に感じることができました。たねや農藝には、入り口の屋根にタマネギがつるしてあり、これもまた人と自然のつながりの一つのあり方だと感じました。

During the afternoon of 7th July, before preparing the next day group’s field study, we also understood the local activity about both, the reed harvest technique and traditional festival events by the explanation of pictures. Moreover, two women villagers showed us the creation of homemade bags from the reed harvested spreading passion about their job/ideas of revamping reed products and its territory connection.
(和訳)
7月7日の午後は、翌日のグループ別調査のために準備をしました。地域の方からヨシの管理方法やお祭りとの関係などについて、写真を見せていただきながらお話をうかがいました。さらに、ヨシを使って新たに鞄などの商品を開発していることについてもお聴きし、ヨシの生産やヨシ原周辺での人と自然のつながりを取り戻すための活動に込めた熱い思いを知ることができました。

The morning of the day after, we attended a presentation about the paddy field cultivation conducted by a La Collina’s employee who was born in a rural area: he told us about his feeling of surprise knowing that only few visitors know about the puddy field practices even though it is heavily spread all across Japan. This state of feelings is the driver of La Collina’s mission about activities of environmental education and promotion of the specific territory composed by forest, water and humans, which must interconnect each other. La Collina represents the elements which connect all nature and humans. This can be perceived just by having a tour of its activities and also, of course, eating the tasty gelato which is made by organic ingredients that come from this land.
(和訳)
2日目(7月8日)の午前中には、たねや農藝の方にラ コリーナの水田をご案内いただきました。彼は農村出身であり、水田や米のことについて自分では当たり前に思っていたとのことですが、日本には水田が非常に多くあるにもかかわらずラ コリーナを訪れる人の多くが米づくりについてあまり知らないことに驚く、と語ってくれました。このことは、ラ コリーナが環境教育や森里海連環による地域づくりの推進に重要な役割を担っていくであろうことを示していると思います。ラ コ リーナは自然と人のかかわりのすべての要素を象徴しているのです。ラ コリーナやその周辺を舞台としたツアーへの参加、そしてもちろん、地域産の有機栽培農産物を原料としたおいしいお菓子を食べることで、これらのことを体感できると思います。

Moreover, the well-known status of La Collina’s practices are recognized also by local farmers which I had the opportunity to interview. All of them identified La Collina as welcoming and friendly such as selling drying tomatoes of Asaikei Farm at Taneya shop, which made me more conscious about its role of connector in the Omihachiman.
(和訳)
さらに、午後に地元農家にインタビューすることができ、地元農家にもラ コリーナの取り組みはよく知られていることがわかりました。インタビューした農家さんたちは、ラ コリーナの取り組みを歓迎し、また親しみを感じているそうです。すでに連携もされており、たとえば、たねやの商品で使われているドライトマトは、地元の浅小井地区の農園で生産されているとのことでした。ラ コリーナが、近江八幡における人と自然、人と人のつなぎ手の役割を担っていることを実感しました。

Lastly, I would like to extend a particular warm thank you to the Taneya company and its always smiling staff since they have been welcoming, providing delicious and abundant dinner for all of us and made feel us at home showing our national flags in the main shop. I also would be delighted to send you my greetings from Italy!
(和訳)
最後に、たねやのみなさまには心よりの感謝を申し上げたいと思います。荒天の中、スタッフのみなさんは私たちを温かく迎えてくださり、常に笑顔で接してくださいました。おいしい夕食もいただきました。また、メインショップに外国人留学生の出身各国の国旗を用意いただけたことは、とてもうれしかったです。
2日間、どうもありがとうございました!

※京都大学との共同研究に関する過去の記事も合わせてご覧ください。
京都大学と、森・里・海!(2014/07/30)
京都大学・森里海シンポジウム(2014/12/26)
未来へ、ともに学ぶパートナーに。(2015/03/11)
ラ コリーナで森里海!(2016/10/04)
今年もラ コリーナで森里海!(2018/05/07)


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