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たねや農藝, ワークショップ, イベント, 地域, たいまつフェス | 2019/12/09  15:53
Text : 望田朝美(広報室)

11月23日、24日に「たいまつフェス2019」を開催しました。

2016年からラ コリーナ近江八幡でたいまつフェスを開催するようになり、今年で4年目。
今回の日誌では、近江八幡の 伝統文化 “たいまつ” を「結(ゆう)」こと  に込めた思いについてお伝えしたいと思います。


たいまつと聞いて、みなさんはどのようなものを思い浮かべますか?
近江八幡のたいまつは 「菜種ガラ」と「ヨシ」を主な材料として結いあげ、中には10mにおよぶ高さのものもあります。地域ごとに形や扱いも様々なたいまつは、春に行われるお祭りで神様に奉納され奉火されます。
この伝統の “たいまつ” について知り、その文化を伝えていこうと地元の方々が主体となって「たいまつフェス」を開催しています。

23日、晴天の下地元の方と、学生達が一緒に大きなひとつの “たいまつ” を結いあげました。
ヨシと菜種ガラを束ね、縄でしっかり結んでいく。素材の扱い方や緩まない縄の結び方など、形作られていくたいまつのあちこちで、教え教わる姿も見られました。
このたいまつ作りには、伝統に触れる以外にも大事なことが含まれています。

それはひとつのものを作るという目的で、世代を超えた “繋がり” ができるということ。つまり、コミニュケーションという「結」です。

縄は、よってねじることで太くて強くなります。
人の繋がりは目に見えないものですが、人と人が出会い、関わりあう中で相手を知ることで  “繋がり”  は生まれます。
一基のたいまつを結いあげる。その「目的」があるから、世代を超えて手を取り協力することができる。



<長田(おさだ)町/盃松明(さかずきたいまつ)>


<北之庄(きたのしょう)町/とっくり松明>


<島(しま)町/ほんがら松明>


<白王(しらおう)町/笠松明>


<千僧供(せんぞく)町/据(すえ)松明>



“文化遺産として松明を次世代へ贈る会” の大西實(おおにしみのる)さんは言います。
『ここラ コリーナ近江八幡にたくさんの来訪者があるということ。近江八幡の魅力を発信できるということで、ものすごく期待しています。』


近江八幡で千年以上昔から受け継がれているたいまつ。たいまつを「結」ことには、“人と人を繋げる” 役割もあるのだと知りました。

たねやグループでは、このたいまつの伝統を伝えると共に人と人が繋がる場として、今後も地域の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと考えています。

展示している5基のたいまつは、12月中旬まで展示し、解体した後は自然に還(かえ)します。
たいまつを通してみなさんに「結」を感じていただけたらと思います。

▼『たいまつフェス2019』の様子はこちらから。
“たいまつ” が「結」もの 〜たいまつフェス2019〜

▼過去の「たいまつフェス」の様子も紹介しています。
〈たいまつフェス2016〉始まりました!
〈たいまつフェス2016〉にぎやかに盛り上がりました!
「たいまつフェス2017」開催!(11/5まで)
たいまつフェス2日目
たいまつフェス3日目
たいまつフェス2018 たいまつエキシビション!


たねや農藝, ワークショップ, イベント, 地域, たいまつフェス | 2019/12/09  15:52
Text : 望田朝美(広報室)


11月23日と24日の2日間、「たいまつフェス2019」を開催しました。
フェスに先駆け、11月中旬から近江八幡の各町の方々によりたいまつが設置されました。
フェス当日は、しめ縄ワークショップ、山野草販売でお客様に楽しんでいただけました。また、京都大学主催のシャボン玉イベントでは、ヨシを使ったストローで環境に優しいシャボン玉を吹いて青空を彩りました。地元の子ども達に松明を継承出来るよう開催したこどもたいまつ作り体験は、伝統文化に触れる時間となりました。

『たいまつフェス2019』の日誌はこちら
伝統文化 “たいまつ” が「結(むすぶ)」もの

▼過去の「たいまつフェス」の様子も紹介しています。
〈たいまつフェス2016〉始まりました!
〈たいまつフェス2016〉にぎやかに盛り上がりました!
「たいまつフェス2017」開催!(11/5まで)
たいまつフェス2日目
たいまつフェス3日目
たいまつフェス2018 たいまつエキシビション!

 


たねや農藝 | 2019/12/02  15:22
Text : 讃岐和幸(キャンディーファーム 菜園)

みなさんの知っている「土」は、どんな「土」ですか?
今回は「土」と何度も会話した内容をお伝えしたいと思います。


コリーナで有機野菜の栽培を始めたのは2014年の3月でした。当時はまだメインショップも何もなく、敷地のあちこちで重機を使った工事も盛んに行われていました。

畑には運びこまれた土を使いましたが、自宅の畑と比べると色が全然違い、石などもたくさん混じっていました。その後、トラクターで耕してみると車体が土に沈みこんで全く動きません!

幸い、工事をしていたユンボに引き上げてもらいましたが、今でも思い出すと冷や汗が出てきます。この事態を起こした理由はあとあとわかりましたが、当時はわけも分からずにずいぶんオロオロしたものでした。
畑には夏野菜の苗を植え、肥料もそれなりに与えましたが、大きくならないばかりか肥料不足をあらわす葉色の薄い野菜が目立ちました。


そこで、ラ コリーナの土がどんな特徴をもっているのか立命館大学・久保先生のSOFIX(ソフィックス)分析※を行うと、結果は非常に痩せた土で、先生から『農業には向いてません』というコメントも…。

結局、この年の夏野菜はほとんど収穫できずに終わりました。
※Soil Feritile Index:土壌肥沃度指標

このままでは何も育てられないと、土壌改良に本腰を入れることに。痩せた土を豊かにするため、豚糞やもみ殻の堆肥(たいひ)、米ぬかなどたねやグループの取引先から分けていただいた有機資材を土作りに活用しました。

土壌改良を進めるうち夏野菜は収穫できるようになりましたが、新しい問題も出てきました。冬野菜の発芽不良や腐敗です。とくに大根などの根菜類は先端が腐ってしまい、全く収穫できませんでした。

調べてみると原因はこの土地が持つ性質でした。八幡山と西の湖(にしのこ)に挟まれているため、水はけがとても悪い土地柄だったのです。以前、トラクターが畑に沈みこんだのもこの土地柄によるものでした。

『雨が降ったら、八幡山の尾根よりラ コリーナ側に降った雨は全部ラ コリーナに流れ込むし、隣は西の湖。そりゃ排水が悪くて当たり前。』

地元の方からはそんな言葉もいただきました。この方が農業をされているのは安土の繖山(きぬがさやま)と伊庭内湖(いばないこ)のあいだ。ラ コリーナと同じく土の乾かない土地ですから、説得力が違いました。

そこで排水をよくするため土を盛って畑そのものを高くし、暗渠(あんきょ)※排水も設置しました。この工事で畑に新しい土を入れたので土壌改良も再開。
※暗渠とは・・・地下に埋めた排水溝などのこと。


こうした環境作りを続けるなかで2019年、SOFIX分析ですごい結果が出ました!なんと最高ランクの「特A」!! 土の状態は最高です! 実際、排水の問題が改善された2018年からは冬野菜もたくさん収穫できました。

ふりかえれば2014年に野菜作りを始めてからずっと、ラ コリーナの土に翻弄されてきました。けれど、問題が起こるたびこの土地を深く知ることができ、地元の人とのつきあいからも色々なことを学びました。


教訓を活かし美味しい有機野菜をたくさん作れるよう、これからも試行錯誤し「土」に話しかけていきたいと思います。


フードガレージ, ランドスケープ, イベント | 2019/11/26  09:29
Text : 望田朝美(広報室)


朝はひんやり冷え込む季節になり、街並みはイルミネーションの数が増えてきました。
ラ コリーナ近江八幡のフードガレージ前とギフトショップ内に2つの「クリスマスツリー」が登場しました!


この大きなクリスマスツリーは何でできていると思いますか?
実は、りんごの木箱を積み重ね、山野草や観葉植物で装飾しています。苔玉や椿の殻、葉っぱなどで作った小さなツリーが集まった、森のようなひとつの大きなツリーです。

「機械で作ったもの」ではなく、「人の手で作ったもの」。
たねやグループが大事にしている「手作り」の良さについてお話ししたいと思います。


10月下旬からクリスマスツリーを飾る準備を始めました。
まず、敷地内にある自然の素材を使ってクリスマスリースを作ります。

リースのベースとなる素材は葛(くず)のつる。

ベースに自然の素材を使い個性豊かなリースを作ります。



たくさんのスタッフが関わり、思いのこもったリースが出来あがりました。


他にも小さなクリスマスツリーや苔玉など、ひとつひとつ丁寧に手作りします。

ランドスケープアーキテクト 重野国彦さんに教えてもらいながら、出来上がったリースや小さなクリスマスツリーを、積み重ねたりんごの木箱に設置していきます。


実際設置すると頭の中でイメージしていたものと違う部分もでてきて、何度となくやり直し。完成に向けて進化し続けているツリー。


ああでもない、こうでもないと試行錯誤し、どういうカタチにしたら上手くいくのか、考え工夫すること。そして、納得できない時は一から作り直す。そうして出来上がる「手作りのもの」は、ひたむきに考え、没頭した時間とともに、皆で作り上げた達成感、充実したキモチがカタチとなっています。

この大きなツリーは、それぞれの個性(キモチ)がひとつになった大きなカタチ。
12/25まで毎日16:30からライトアップもしています。寒い季節に、心温まる「手作り」のクリスマスツリーを見に来てくださいね!

▼過去の『クリスマスツリー』も紹介しています。
クリスマスツリー登場!


イベント, おにぎり保育園 | 2019/11/18  11:36
Text : 望田朝美(広報室)

朝早く起きて身支度を整えて、家事をこなし、後ろ髪を引かれながらも保育園や学校に送り出してから仕事へ。限られた時間内に仕事を終わらせたら急いでお迎えに行き、帰宅したら家事、子供をお風呂に入れて寝かしつけ。最低限のことだけこなしても、息つく暇もないお母さん。

お母さんはどんな仕事しているのか?
実際働いている姿を子どもたちに「知ってもらう」ことに。


家族や会社に仕事や育児の大変さを「知ってもらう」ことで、お互いが協力することができる環境。
「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」の推進を目指し、第2回目の『こども参観』を滋賀県近江八幡市にある近江八幡工場で開催しました。
今回参加した子どもたちは16名。
子ども用の白衣に着替え、工場での注意事項を聞いて、お菓子の製造現場へ見学に行きます。

お菓子の製造現場は甘い香りに包まれています。
匂いでワクワクした様子の子どもたち。

いつもは、お店に並んでいる商品を眺めているだけでしたが、実際目の前でお菓子の製造を「見る」ことで子どもたちの表情が変わりました。
今まで蓄えた知識が、映像と結びつき、「確信」に変わる瞬間でした。


そして、お母さんが働いている現場に。
普段、自宅では見ない働く姿のお母さん。

そんなお母さんの働く姿を見て子どもたちは、
『働くお母さんはカッコイイ』や『菓子職人になりたい』と言っていました。



自分の時間を削ってまで時間に追われる毎日でくじけそうになり、
『お母さんが家に居た方が良い?』と聞くと、
『頑張ってるお母さんが好き!』と、言って力を与えてくれます。
『頑張れる内は頑張ろう!』と思えます。

応援してくれる家族の笑顔で『明日も頑張ろう』と思える。


こども参観に参加してもらうことで子どもたちに『知って』もらえた。
子どもたちもお母さんの働く姿を『知れた』になりました。
たねやグループは、従業員や家族が『笑顔』で過ごせる環境作りを目指し、今後も進化させながら取り組んでいきます。

※こども参観については過去の記事をご覧ください。
こども参観inお菓子製造現場に(1)

 


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