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カステラショップ〈栗百本〉 | 2016/07/16  17:38
Text : 國領美歩(広報部)

7月15日、ラ コリーナ近江八幡に新しくカステラショップ〈栗百本〉がオープンいたしました!
無事この日を迎えられたことを、たねやグループ一同、心より感謝申し上げます。

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午前9時のオープン目前、緊張と期待で張り詰めた空気のなかスタッフが最終確認を進めていました。

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カステラも続々と焼きあがってゆきます。

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最高の状態でお客さまをお迎えしたいと、商品を並べる手、ガラス窓を磨く手にも力が入ります。

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開店前の店内では、会長や社長、いろいろな部署から応援に駆けつけた社員とともに“カステラショップ最初の日”の朝礼が行われました。この日に向けて準備を進めてきた一人ひとりが円になって向かい、気持ちを確かめ合いました。

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店長矢掛は「みなさんのお陰でこの日を迎えることができました。たくさんの方にかけていただいた言葉が支えとなりました。期待を裏切らないよう、今日から頑張っていきます」と、涙をこらえて話しました。

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「お客さんははじめて来る人ばかり。細かい心配りを。あとは元気に頑張ってもらいたい。それだけや!」

たねやのカステラの礎を築いた德次会長からはこんな力強い言葉も。会長が笑うと、周りのスタッフにもようやく笑顔が生まれました。緊張がふっと溶け優しく背中を押されるような不思議な安心感が広がりました。

「さぁ、お客さまをお迎えしましょう!」大切な一日のスタートです。


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オープニングセレモニーは多くのお客さま、関係業者のみなさまが見守ってくださいました。
社長の山本は、
「これから開くお店は私の父である会長が若いころから作ってきた“カステラ”のお店です。私自身、長野や岐阜の山に行き、140本を超える栗の木を探して来ました。その栗を使った店内でカステラを商いさせていただきます。来週にはコンテナショップもオープンいたします。曇りのラコリーナ、晴れのラ コリーナ、雪のラ コリーナ…いろんなラ コリーナを見ていただいて近江八幡を感じていただきたい。これからも“自然に学ぶ”ということを胸に、私たちは前に進んでゆきます」とあいさつしました。

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朝早くご来店いただいたお客さまにとともに“ツタ”カット。そして、ついにメインショップ奥の扉が開く時がやってきました!

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目の前には八幡山と私たちの手で植えた稲が青々と茂る田んぼ。右手にはクスノキのご神木と銅ぶきの塔がそびえる新本社、そして、カステラショップ〈栗百本〉へと景色が広がります。

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カステラショップは〈栗百本〉の名前の通り、100本を超える144本の栗の木があたたかな雰囲気でお客さまをお迎えします。

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新商品の「八幡カステラ」。2個入ったオリジナルデザインのパッケージもお土産などにとても喜んでいただきました。

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店内ではガラス越しに職人の様子が見られ、思わず立ち止まって興味津々な様子のお客さまもたくさんおられました。カステラを焼きあげる職人の機敏な動きにぜひご注目ください!

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まるで栗の林の中にいるようなカフェも大変好評をいただきました。

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カステラショップの外では感謝の気持ちを込めて、つきたてのお餅のお福分け。みなさまの「よいしょー!よいしょー!」の掛け声で盛り上げていただきました。

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カステラショップのオープンによって、みなさまに散策していただけるエリアもぐっと広がりました。
無農薬でお米を育てる田んぼや手作りの小川にはたくさんの生き物たちも暮らしています。

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藤森照信先生の遊び心あふれる〈土塔(どとう)〉には、思わず通ってみたくなるような扉も!大人から子どもまで、これからさらに大人気のスポットとなりそうです。

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「こんなに大きな田んぼが広がっているなんて驚きました!」
「ふわふわのカステラなんて、はじめて食べました。新しい食感でとても美味しいです!」
「自然いっぱいで子どもが活き活きしている姿が見られて嬉しいです!」

など、たくさんのお言葉をいただきました。
小さなお子さまから遠方のお客さままで、多くの方々にご来店いただき、ラ コリーナ近江八幡のコンセプト通り“自然に学び、人々が集う”大切な一日となりました。

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今日もたくさんのお客さまにお越しいただいております。
来週7月21日には和・洋の垣根を越えた新しい美味しさをご提案するコンテナショップもオープンします。たくさんの驚きや発見があるラ コリーナ近江八幡。進化を続けるラ コリーナへ、ぜひお越しください!

 

※昨年4月、社長山本が藤森先生らと長野県の山へ入り、栗の木に出会った時の日誌「栗百本」をもとめて もあわせてご覧ください!その他のカステラショップ〈栗百本〉についての記事はこちら


カステラショップ〈栗百本〉 | 2016/07/14  20:10
Text : 矢掛あゆみ(カステラショップ店長)

こんにちは!
ラ コリーナ近江八幡のカステラショップ〈栗百本〉で店長を務めます、矢掛あゆみです。
長い期間をかけて打ち合わせを重ね、日々気持ちも高まる中、明日7月15日いよいよオープンさせていただきます!

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私自身、心から「美味しい!」と自信を持っているたねやのカステラ。
今回、カステラショップが専門店となり、店長として立たせていただくことに大変嬉しく気が引き締まる思いです。

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ここまで、何かあったらすぐにミーティングをして、全スタッフで情報を共有してきました。「みんなで話し合えること」それが私たちの強みだと思います。さらに元気いっぱいのメンバーがそろっています!

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工房長の小西は「私たちは、美味しいとご満足いただけることを考え日々お菓子づくりをしています。代々受け継いできたカステラは生地練りと焼きで決まります。シンプルだからこそ職人の腕にかかります。また、八幡カステラはふわふわでまた違う味わいを楽しんでいただけます。ラ コリーナ限定商品として大切に育てていきたいと思います。私たちが自信を持ってお届けします!」と意気込みを語ってくれました。

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何より「お客様が第一」の心をいつも持って、「カステラ美味しかったわ」「いつ来ても変わらず美味しいね」と言っていただけるように。
また、メインショップの奥の扉を開けた瞬間の素晴らしい景色、その時感じてくださった「うわー」という感激を、店内でも感じていただけるよう、全力でみなさまをお迎えいたします。

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ぜひ、カステラショップへ!
スタッフ一同、心よりお待ちしております!

 


カステラショップ〈栗百本〉, 本社〈銅屋根〉 | 2016/07/12  16:54
Text : 國領美歩(広報室)

6月29日大安の日。
たねやグループの新本社〈銅屋根〉、7月15日にオープンするカステラショップ〈栗百本〉、そして7月21日にみなさまをお迎えできるよう準備を進めているコンテナショップの竣工式が行われました。

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昨年1月のメインショップ〈草屋根〉オープンに続き、日々進化するラ コリーナ近江八幡。
その壮大なプロジェクトの第3期が無事完成したことをお祝いする晴れの日です。

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竣工の儀式は、ラ コリーナから八幡山を越えたところに位置する日牟禮八幡宮の宮司によって執り行われました。〈銅屋根〉や〈栗百本〉を設計してくださった建築家の藤森照信先生をはじめ、設計や施工、工事の関係者にご参列いただきました。

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新本社の一角で行われた竣工式。神聖な中にも「ようやくこの日を迎えられた」という喜びにあふれた、晴れ晴れとした雰囲気に包まれていました。

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建物の四隅に御富伎玉(みほぎたま)と呼ばれる玉を掛ける「玉掛けの儀」は、方角を司る青龍・朱雀・白虎・玄武の四神に祈りを捧げ、建物の堅固安全と永遠の繁栄を願う儀式です。東北の隅に青玉、東南の隅に赤玉、西南の隅に白玉、西北の隅には黄玉を掛けることで、邪気を祓い地場を整えてくださるといいます。

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厳粛な儀式によって建物全体が祓い清められ、ラ コリーナの新たな1ページに私たち一人ひとりが確かな一歩を踏み出したような、そんな清々しい気持ちがあふれてきました。

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社長の山本は、
「みなさんにつくっていただいた建物をこれから私たちスタッフが10倍、100倍にして、“これは自分がつくった”と自信を持って言ってもらえるよう、ますます進化していきたい。今日で終わりではなく、これから自然の中にしっかりと私たちの精神を溶け込ませ、このラ コリーナ近江八幡に、そしてこの近江に来て良かったと思っていただけるような場所にしていきたい」と、決意を新たにしました。

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藤森先生のように建物の全体をデザインしてくださる方から、そのデザインを実際の図面にして工事を進行してくださる方、大工さん、板金屋さん、電気工事屋さん…
ここには書ききれないほどたくさんの方々に関わっていただき、つくり上げていただきました。
みなさん各分野のプロフェッショナルで、お一人お一人にしかできない仕事をしてくださったからこそ、こんなにも魅力ある建物が完成しました。

ここに命を吹き込むのは私たちです。この地でお菓子をつくり、大切なお客さまを迎え、自然とともに歩んで行きます。


冊子La collina | 2016/06/30  10:38
Text : 広報部/ラ コリーナ編集室

先日、本社の一角で冊子「La collina(ラ コリーナ)」の編集会議が行われました。

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たねやグループが発行する「La collina」は、“近江の自然と人”をテーマに、琵琶湖をはじめとする豊かな自然の様子や、そんな自然と深く関わりながら暮らすや人々のいとなみ、古くから続くお祭りなどを印象的な写真とともにお伝えしている冊子です。2013年から年に2回、新しい号をお届けしています。

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この日は、東京から滋賀に何度も足を運び、取材・撮影を続けてくださっている制作チームのみなさん、たねやグループ広報部にあるラ コリーナ編集室、たねや近江文庫、そして社長山本というメンバーでの会議が行われました。今年9月に発行予定の次号の確認や、さらに先の号のテーマについて話し合いました。

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次号の取材の際に撮られた1600カットを超える膨大な写真は、もちろん全て収録できるわけではありません。打ち合わせを重ねて厳選した57枚をずらりと並べ、全体の流れを共有しながら最終確認を進めてゆきます。

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約1年をかけて取材し、撮りためてきた写真は、その一枚一枚に強く惹きつけられるようなパワーを感じます。感性を大切に、でも客観的に。作品と正面から向き合います。制作チームが取材中どんな場面に出会い、どんなことを感じ、どんな思いで作り上げた1ページか。真剣なやり取りが続きます。

次号第8号の特集テーマは「葭のしごと」です。こうご期待ください。


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現在、全国のたねや・クラブハリエの店頭でお配りしている第7号 特集「北之庄の土と水」も、大変うれしい反響をいくつもいただいております。

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特集の主人公はラ コリーナ近江八幡そばの北之庄という地で、無農薬の野菜やお米をつくる農家の廣部里美さんです。地域とともに、そして自然とともに歩む廣部さんの姿と、美しい北之庄の風景に出会えます。
まだご覧になっていない方は、ぜひお手にとってみてください。

「La collina」は菓子舗が出す冊子ですが、商品カタログではありません。私たちが暮らす近江のあたたかさや美しさ、まさにこの地で暮らしている、という空気感をお伝えする冊子でありたいと思っています。
「くらし」にこそ、私たちが持つ世界観のベースがあります。「La collina」を通して感じていただけると幸いです。

 

※過去の記事もあわせてご覧ください。
『La collina』5号 発行!
『La Collina』 配布中!
冊子「La Collina」はオンラインショップからも、お取り寄せいただけます。


コンセプト | 2016/06/21  10:11
Text : 岡本祐輔(アカデミー課)

6月10日・11日、震災の被害があった熊本県益城町、熊本市にお菓子を届けにいきました。

景色

熊本は私たちがつくるお菓子の原材料の産地でもあり、農家さんとのご縁もあります。
今回、僕が被災地にお菓子を届けるメンバーに志願したのは、お菓子をつくる職人として、実際に自分の目で見て感じて、そして一人の人間として被災地に対して何ができるのかを知りたかったからです。
参加したのは4人。1人は東日本大震災の時に支援物資を届けた経験もあります。

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参加することを家族に話したところ、阪神大震災でボランティアを経験した父から「持っていくものは社員みんなの真心と寄り添う心。残していいものは心と足跡。」という言葉を聞いて、さらに気が引き締まる思いでした。


出発

たねやの水羊羹、クラブハリエのバームクーヘン、リーフパイ、マカダミア・ショコラの4種類のお菓子4400食分を積み込み、9日午前8時にラ コリーナ近江八幡を出発。

ラコリーナ

渋滞、事故もなく予定通り夕方に到着しました。

10日は天気が良く、気温も上がったので、車内の温度管理に気をつけました。現地での管理方法についても、しっかりお伝えしなければと話し合いました。

初めての経験で、訪問先が近づくにつれ、緊張していたのを覚えています。自分の中で『はじめの挨拶が大事』と言い聞かせて、車から降りました。

01広安愛児園

「おはようございます!」
「おはようございます!遠い所からありがとうございます!」

避難所スタッフの方が大きな声で迎えてくださり、笑顔を交えて挨拶することができました。
「お菓子!みんな甘いもの欲しがってるんですよ」この言葉を聞いた瞬間、「みんなの作ったお菓子を持ってきてよかった!」と思い、緊張もほぐれました。

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益城町内を車で移動していると、テレビやインターネットで見た光景が飛び込んできて、言葉を失いました。

倒壊

さらに気温が上がってきたお昼頃には、「水羊羹!今日のこの暑さにぴったりのお菓子!」という声が。
和菓子の製造に携わって約10年。これほど水羊羹を喜んでいただけたと実感したのは初めてでした。
こんなに喜んでもらえて、笑顔になってもらって、お菓子を作っていてよかったと感じたし、誇りを持てました。

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現地では避難所を出られた方も多く、予定していた数に余裕が出てきたので、その分を予定にはなかった益城町役場に預けられるようにと、アポを取って持って行きました。

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移動中、仮設住宅の建設現場やガレキ、ゴミの収集場所が見られました。

仮設住宅

道は予想していたよりも良く、スムーズに流れていたので、この日は可能な所まで届けに行こうということに。

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避難所には全国各地から派遣されたスタッフも多く、その中には私たちたねやグループの事をご存知の方もおられて、お話する機会もありました。

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11日は熊本市の避難所を訪れました。

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避難所となっている小学校や公民館、福祉センター、総合体育館、役場など15ヶ所を回り、午前10時には全てのお菓子を届けることができました。

帰り

震災から2ヶ月が経ちましたが、まだまだ復興とは程遠い現実があると感じました。
お菓子を喜んでもらえた気持ちを大切に持ち帰り、引き続きたねやグループとして、また、たねやグループの一員として、できるかぎりの支援を続けていこうと思います。
そして、今回の体験を今後のお菓子づくりに活かしていきたいという想いを胸に一人の和菓子職人として姿勢を改め臨んでいきたいです。

心をひとつに


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