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たねや農藝, ワークショップ | 2016/05/11  17:39

今日、ラ コリーナ近江八幡の田んぼで従業員45人による田植えを行いました。昨年からはじまったたねや農藝のお米作り。2年目も無事スタートを切りました!雨の中、みんなで力を合わせて植えました。


たねや農藝 | 2016/04/25  14:55
Text : 三上拓哉(たねや農藝 北之庄菜園)

桜の季節も終わり、本格的にあたたかい季節がやってきましたね。ラ コリーナ近江八幡のたねや農藝でも、春の陽気に誘われるように、さまざまな植物たちが元気な姿を見せてくれています。

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北之庄菜園では、2月に種まきをしたトマトがやっと芽を出してくれました。

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ポットに蒔いたカボチャもこんなに成長しました。他にも、ナス、パプリカ、オクラ、トウモロコシなど順調に大きくなっています。5月初旬には畑へ植え付けをします。

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昨年11月に種を播き、寒い冬を越したエンドウは…

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青々とした葉を付けて、今では白とピンクの美しい花を咲かせています。竹と藁で作った支えにツルを巻きつける日も近いでしょう。

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また、畑の一角にはハーブのローズマリーを植えました。「コンパニオンプランツ」といって、相性の良い野菜とハーブを一緒に植えると、虫が来なくなったり、野菜が美味しく育ったりするといわれています。
これから“畑のお医者さん”と呼ばれ、弱っている株を元気にするというカモミールも植える予定です。

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3月に植えたジャガイモも芽を出しました。

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2014年から始まったラ コリーナ近江八幡での野菜作り。土づくりから始め、農薬を使わないオーガニックの野菜作りを目指す試験農園としてスタートしました。3年目に入り、こんなにの多くの種類の野菜を扱うようになった北之庄菜園ですが、まだまだ試行錯誤の日々。スタッフで協力し、勉強しながら進めています。
そんなスタッフの一員として、私は「ジュニア野菜ソムリエ」の資格取得に向けた勉強を始めました。休日を利用して講座に通い、野菜の旬や産地、栄養素など幅広い知識を学びながら、今後の仕事に活かしていけたらと思っています。
夏には、今年もたくさんの野菜が実ってくれることを願っています。


ラコリーナの裏には竹藪(たけやぶ)があり、こちらの整備も担当しています。
昔は里山の一部として人々が手を入れ、資源として活用してきた竹ですが、今では竹の利用減少や人手不足などの理由で、放置されたままの竹林が問題となっています。
そこで、たねや農藝では、切り出した竹をチップや粉状にして循環利用しています。

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粉状にした竹は整備した竹藪にまいたり、堆肥にして畑にも使う予定です。

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景観も大きく変わりました。

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こんなに暗く、鬱蒼としていた竹藪が…

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まぁ~なんと言う事でしょう!こんなもに綺麗になりました!
あたたかくなるにつれてヒョッコリ!!竹の子も顔を出してきました。

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「竹の粉、畑にまくからちょっと分けてもらえへんやろか」など、地域の方々から声をかけていただくことも増えてきました。

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畑や竹藪での作業に加えて、5月にはラ コリーナで2年目の田植えも控えています。今年もたねやグループの従業員が力を合わせて、手で植えていきます。
あたたかくなるにつれて、植物も私たちもエンジン全開です!!
今日もラコリーナはいい天気。菜の花の香りと春の風を感じながら、汗を流しています。


カステラショップ〈栗百本〉 | 2016/04/19  10:14
Text : 國領美歩(広報部)

いよいよラ コリーナ近江八幡に〈栗百本〉カステラ専門店がオープンします!
たねやが長年大切にしてきたお菓子「カステラ」を、より多くのみなさまに楽しんでいただきたい。ここ近江八幡の地で生まれた「新たな表現のカステラ」をご提案したい。そんな思いで準備を進めています。

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〈草屋根〉メインショップに引き続き、設計を担当してくださるのは建築史家・建築家の藤森照信先生。
先生ご自身が名付けた「栗百本」の名の通り、100本の栗の木を使った建物です。

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藤森先生デザインの机や椅子にも栗材を使用し、長い年月を生きてきた栗の木の存在感とあたたかさ、職人の動きが見える工房で焼きあがるカステラのほんのり甘い香りを感じていただける店内を目指します。

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先月、栗の木の柱に「栗百本」という文字の焼印を入れました。この字は山本德次会長による書。
書を形どった焼きゴテを熱し、慎重に焼き入れます。

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本番は一回きり。失敗は許されないため、社長の練習も念入りに行います。焼きゴテは温度が上がり過ぎても焦げて綺麗に押せないため、熱し具合も細かく確認。あとは思い切って押すのみです。

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さあ、一文字目!緊張の瞬間です。

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木が焼け、白い煙がもくもくと立ち上るなか、周りの者も固唾を飲んで見守ります。ほんの数秒押し当てた焼きゴテを外すと、そこにはくっきりとした「栗」の文字が!思わず拍手と歓声が起こりました。
「いいですねぇ。いい!いい!」と藤森先生も嬉しそうでした。

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「百」「本」と順調に続き、無事3つの文字が栗の木に。力強い「栗百本」の文字が焼き入れられる様子は、まるで「栗百本」の新たな物語が始まったような、命が吹き込まれたような、そんな瞬間でした。

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柱を反対に向け、次は德次会長の出番です。

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くっきりと浮かび上がった「山本德次書」の文字に、德次会長もほっとした表情。

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オープン後ご来店いただいた際には、ぜひこの焼印を探してみてください!


その後ほどなくして、上棟式が執り行われました。まだ冬の寒さが残る快晴の日でした。

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焼印の日に続き、上棟式には栗百本開店準備室の矢掛あゆみも参列しました。オープンに向けた準備も佳境を迎え、矢掛の思いも高まっています。

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「すごく神聖な場に立ち会わせていただいたようで、気が引き締まる思いです。焼印のときも、選ばれた1本の木は樹齢140年の栗の木と聞いてびっくりしました。たねやの歴史と同じだけ長い年月を重ねてきた木に、会長、社長が焼印を入れられる瞬間に居させていただいたことに感動しました。焼印が入った栗の木がお店に立てられる日が楽しみです。オープン後はお客さまに今日のことをお話していきたいです」。
希望にあふれたキラキラとした表情で、矢掛は話していました。

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オープンまであと少し。みなさまに詳細をお伝えできる日も近づいてきました。こうご期待ください!!

 

※あわせて<栗百本>の過去の記事もご覧ください!
「栗百本」をもとめて
〈栗百本〉栗の木のその先は…
〈栗百本〉地鎮祭とカステラ


地域 | 2016/04/08  09:08
Text : 鷲尾明子(広報部)

3月30日、桜の花が咲き始めた日牟禮ヴィレッジ 日牟禮乃舍では、近江八幡市の和太鼓教室に所属する子どもたちが集まり、和太鼓の寄贈式が行われました。

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和太鼓は古代から伝わる最も原始的な打楽器。古い歴史をもつ日牟禮とは切り離せない繋がりがあります。

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ここ近江八幡市には千年以上の歴史を誇る「八幡まつり」があり、毎年4月14、15日に日牟禮八幡宮で執り行われます。
14日の「松明まつり」と呼ばれる宵宮祭では、参道に据えられた10メートルを越す大松明をはじめ30本以上の松明へ厳かに奉火され、春の夜空を焦がします。

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15日の本祭では、各郷から宮入のため、大太鼓による渡御が行われます。
太鼓の打ち方は各郷で独自に伝えられ、十二郷の大太鼓が荘厳な響きとともに大勢の男衆に担がれ境内を勇壮に練り歩くことから「太鼓まつり」とも呼ばれています。

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古くからの伝統が伝わる近江八幡市に本格的な和太鼓教室が無かった事から、地元の方が発起人となり2011年に子ども和太鼓『ひむれ太鼓』が誕生しました。
そしてその教室の指導にあたったのが、プロの和太鼓奏者として活躍する近江八幡市在住の大橋亮介さん。

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現在、小学生〜高校生までの総勢21名が所属するこども和太鼓チームは、市内だけでなく県内のイベントへも積極的に参加しています。

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彼らに出会ったのは昨年10月に開催されたNELISの世界大会。
14カ国から参加した25名に日本の伝統や文化を知ってもらうため、演奏を依頼したのがきっかけです。

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「子どもたちに和太鼓の面白さ、楽しさを知ってもらいたい。そして和太鼓を通して仲間の大切さや喜び、悔しさなどを学んでほしい」と語る大橋さん。
そこにはただ日本の伝統や文化を守り、伝え残していくというものだけでなく、子どもたちへの思いが込められています。

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ふるさと日牟禮で商いを続ける菓子舗が伝統を次世代に伝えるお手伝いとして、和太鼓を寄贈することになりました。

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「子どもたちが太鼓を打ちたくても打てる環境が無く、そういう環境を作りたいと思い立ち上げた『ひむれ太鼓』はまる5年になります。これからもこの太鼓を使って、いろんな演奏をしていきたいです」

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大橋先生の挨拶に拍手で応える子どもたち。

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寄贈式を終えて、真新しい和太鼓を前に笑顔がこぼれる子どもたちでした。

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※八幡まつりの様子をお伝えする記事「人々が継ぐ、八幡まつり!」もあわせてご覧ください。

 


クラブハリエ | 2016/04/01  13:51
Text : 國領美歩(広報部)

3月23日、24日に東京で開催された製菓の世界大会「第15回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2017」の国内予選。クラブハリエ社長・山本隆夫は「アントルメ・グラッセ/氷彫刻C部門」に出場し、見事優勝いたしました!たくさんの応援をいただき、誠にありがとうございました!

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写真提供:(一社)日本洋菓子協会連合会

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写真提供:(一社)日本洋菓子協会連合会

山本は2017年1月、シュゼットの駒居崇宏シェフ、森永商事の植﨑義明シェフとともに日本代表として、フランス・リヨンで行われる本戦へ出場いたします。


大会本番を控えた3月中旬、ラ コリーナ近江八幡の近くにあるパティシエの練習施設を兼ねた寮では、黙々と練習に励む山本の姿がありました。

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縦110cm、横50cm、奥行き25cmの氷の塊に、テーマである「NATURE(自然界)」を表現します。大小さまざまな刃物を使い分け、少しずつ形づくられていく百獣の王ライオン。氷の破片が飛び散るなか、無機質だった氷に命を吹き込むような力強い場面の連続でした。

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はじめに薄くキズをつけて大まかな下書きを書きますが、それ以降は一度も下絵を見ることなく、すべて山本の頭の中のイメージにそって削っていきます。

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日が落ち、まだまだ厳しい寒さの中でも、冷たい氷を扱っている本人は汗びっしょりなのだとか。氷彫刻は繊細でありながら、体力的にもハードな作業だということが分かります。

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氷彫刻は、長年山本が取り組んできたチョコレートのピエスモンテ(細工菓子)とはまったく違うアプローチ。「チョコの場合は足して完成させるけど、氷彫刻はいらない部分を引いて削っていく。まったくの別物。最初に完成を思い浮かべないとできない」と山本は話します。

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各パーツを用意して組み立てていくチョコやアメのピエスとちがい、一度削ってしまったら元に戻せないという難しさがある氷彫刻。山本自身も「最初は思い切って彫るのに勇気がいった」とか。しかし、氷彫刻で「引く」の感覚も身につけたことで意識が変わり、今後のお菓子作りに多くの収穫があったと言います。

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氷彫刻とともに提出する「アントルメ・グラッセ」、日本でいう「アイスケーキ」の準備も着々と。寮で何度も試作を重ねてきました。

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クープ・デュ・モンドへの挑戦は2回目となる山本。2014年の国内予選は2位と悔しい思いをしました。2010年に製菓の国際コンクールWPTCで優勝を果たした後の大会となった前回、「1度世界一になったことで慢心があった」と振り返ります。
しかし、フランスでクープ・デュ・モンド2015の本大会を観戦した山本は衝撃を受けます。それはアイスクリームの本場イタリア勢の作品。「とにかくおいしそう、食べたい!と思った。もし日本代表として出ていてもきっと負けていた」。

その時の思いが、今回の再挑戦へとつながります。世界大会の厳しさ、苦しさを知っていてもなお、「自分の中にないものを持っているイタリア」の存在が山本を突き動かしました。

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世界一に向かって、社長である山本自らが懸命に突き進む姿は、クラブハリエのパティシエたちにとっても大きな刺激であり、目標です。


今大会の「アシェット・デセール/チョコレート細工B部門」に出場し、5位をおさめた原田誠也も、山本とともに連日夜遅くまで練習を重ね、大会に挑みました。

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写真提供:(一社)日本洋菓子協会連合会

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写真提供:(一社)日本洋菓子協会連合会

工房での仕事を終え、7時間の通し練習ともなると終わるのはとうに日付を越えたころ。それでも、チョコレートに向き合う原田の表情は終始真剣そのものでした。

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道具の準備や片付けなど、ほぼ毎晩練習の手伝いを続けてきたラ コリーナ近江八幡メインショップ カフェの森田結衣はこう話していました。
「手伝いというより、勉強させてもらっているという感覚です。お店では学べないことを、こんなに間近で見せてもらい、学ばせてもらっています。私にとって山本グランシェフは何でも完璧にできるすごい人。でもそんなすごい人でも最初は失敗し、失敗するからこそ徹底的に数をこなす努力をおしまない。私も、普段の仕事からもっと頑張らないとって思います」。

森田さんも今後大会を目指すのですか?と尋ねると、「まだ私は中途半端な気持ちやから。そんな気持ちでは言えません。でもいつか」という答えが返ってきました。その正直でいて真剣なまなざしに心を打たれました。
憧れの背中を追って、上を目指す。クラブハリエのパティシエに受け継がれるこの精神が、みなさまによろこんでいただける美味しいお菓子につながっているのだと思います。

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来年1月の本大会に向けて、ここからさらなる挑戦がはじまります。また、大会で取り組むアイスケーキは商品化につなげ、今後ラ コリーナ近江八幡などクラブハリエの店舗でも展開していけたらと考えています。

山本の、クラブハリエの夢に向かって、みなさまの応援よろしくお願いします!


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