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キャンディーファーム(たねや農藝), ワークショップ, お米づくり | 2016/05/23  14:06
Text : 矢掛あゆみ(ラ コリーナ近江八幡 カステラショップ)

5月15日、ぽかぽか陽気の太陽の下、緑いっぱいのラ コリーナ近江八幡で2日目の田植えが行われました。

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この日はたねやグループの従業員とその子どもたち、たねや農藝と共同研究をする京都大学、成安造形大学や滋賀県立大学の学生など計51名が大きな田んぼで田植えを行いました。

わくわく、どきどきの1日を私、矢掛あゆみがお伝えします!

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朝9時に集合。さっそく田植えのスタートです。準備の段階では、長靴を履いている人が多く見られましたが、始まってみるとほとんどの人が裸足で泥の中に入っていきます。

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田んぼに入った瞬間「わー気持ちいい!」「冷たーい!」「結構深いね!」など、初めての土の感触にいろいろな声が上がりました。

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横に並んで植える3人、後ろについて苗を渡す1人の4人1組でコロコロと木枠をころがしながら前へ進んでいきます。

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一度に植える苗の本数は3本~5本がベスト。多すぎると育ちにくくなるそうです。

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息を合わせて「せーの」と木枠をころがしていくと、アメンボやオタマジャクシ、カエルなど色々な生物にも出会えました。

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こんなに可愛らしい一幕もありました。

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「苗くださーい!」の声に、

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「投げまーす!!」と元気な声を上げる男の子。さぁ、届くかな!?

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お父さんに教えてもらいながら、しっかりと苗を届けられたようです。次の順番が来ると田植えにも挑戦し、とても上手に植えていました。

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はじめは話しながら植えていましたが、いつの間にか口数も減り時間を忘れ夢中に…。気付くと泥んこになっていました。

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普段お店で一緒に働くスタッフとも、「泥んこになり、裸足で外を歩くなんていつぶりだろう」と話していました。

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ふと後ろを振り返り、水田にきれいに並んだ苗をみると嬉しさがこみ上げてきました。
機械ではなく手で植えたからこそ感じることのできる達成感。手作業の大変さと素晴らしさを感じました。

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一生懸命汗を流した後はお腹がぺこぺこ。

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昼食はバームクーヘン工場のみなさんが牛丼を用意して下さっていました。デザートには、クラブハリエのバームクーヘンに杏仁豆腐と盛りだくさん。

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たくさん汗を流した後、緑に囲まれ太陽の下でみんなと頂くごはんは、最高でした!


今回植えたお米は「日本晴」と「キヌヒカリ」です。
稲の種類によっては実りの時期に倒れやすいものがありますが、この品種は倒れにくいものだそうです。
とれたお米はこれからオープンするお店のメニューにも一部使用し、みなさまに召し上がっていただけたらと思っています。

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お菓子の元となる原材料を作る大変さを知り、みんなで作業することの素晴らしさを感じ、農家の方々と自然の実りに感謝をするきっかけとなりました。
あらためて人と自然の力強さを感じ、感動しました。

秋には、私が働くこととなるカステラショップ<栗百本>からも、きれいな黄金色の田んぼが見えるはずです。そんな美しい景色を見られる日が今から楽しみです。

 

※写真アルバム「田植え1日目」もあわせてご覧ください。


キャンディーファーム(たねや農藝), キャンディーファーム(愛四季苑) | 2016/05/19  09:36
Text : 木澤千鶴(たねや農藝 愛四季苑)

たねや農藝 愛四季苑(はしきえん)、そしてラ コリーナ近江八幡造園では、どんぐりプロジェクトの樹木の植栽に加え、山野草の植栽も本格的に始めました。

工房棟前

まずは、工房棟前からです。

ヤマオダマキ
〈ヤマオダマキ〉

ミヤマオダマキ
〈ミヤマオダマキ〉

アケボノフウロ
〈アケボノフウロ〉

他にもカワラナデシコ・ツルボなど・・・・・たくさん。可憐な姿を見せています。

2年前の姿

2年前は殺風景だった工房棟前もこんなに緑でいっぱいになってきました。

現在の工房棟前

新たな本社にできる展望室から見るとこんなに青々とした景色が広がります。

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山野草や樹木を植える際、土壌改良も同時に行い、耕土を混ぜながら植えています。

耕土で土用改良して植樹

その後、雑草付きのコケを敷きならし、土をマルチングして行きます。

雑草付きのコケ


ヤマザクラの小道

工房棟前のヤマザクラの土手にも小道ができました。

ムサシアブミ

その道の脇にはムサシアブミがひょっこり顔を出しています。

木漏れ日

これからの季節とても気持ちのいい空間です。ヤマザクラからの木漏れ日もきらきらしています。


雑草付きのコケを敷き均しているのはなぜか・・・

雑草と呼ぶと字のごとく嫌がられがちですが、草には土を耕す力があり、天日や雨から土を守るマルチングの役割、豊かな生態系をつくり天敵を住まわせて、害虫の被害を軽減する効果もあるのです。

クローバーの根粒菌

クローバーなどは繁殖し過ぎると困りますが、このようなマメ科の植物には、大気中の窒素を取り込んで養分に出来る力(根粒菌の力)があります。窒素は植物の成長に一番大切な栄養素です。

刈り取った雑草のマルチング

イネ科の植物はやせた土地に生えますが、刈り取って根を残したまま敷き草にしてマルチング効果を出します。大造成では土が痩せているので、麦を撒いて緑肥に利用しています。

緑肥用に播いた麦

いずれ堆肥にもなるので有効に使いたいものです。草も少し知るだけで色々役立つことを知れば、もう「雑草」として嫌なものではなくなるのではないでしょうか。

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これから本格的に暑くなる季節。草刈りは大変な作業ですが、スタッフみんなで協力し、必要な草を残しながら有効的に進めてゆきます。

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工房棟西側の姿

まだまだ、今後が楽しみですね。

 

※愛四季苑 木澤園長による「愛情たっぷり、愛四季苑」もあわせてお読みください。


今日、ラ コリーナ近江八幡の田んぼで従業員45人による田植えを行いました。昨年からはじまったたねや農藝のお米作り。2年目も無事スタートを切りました!雨の中、みんなで力を合わせて植えました。


キャンディーファーム(たねや農藝) | 2016/04/25  14:55
Text : 三上拓哉(たねや農藝 北之庄菜園)

桜の季節も終わり、本格的にあたたかい季節がやってきましたね。ラ コリーナ近江八幡のたねや農藝でも、春の陽気に誘われるように、さまざまな植物たちが元気な姿を見せてくれています。

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北之庄菜園では、2月に種まきをしたトマトがやっと芽を出してくれました。

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ポットに蒔いたカボチャもこんなに成長しました。他にも、ナス、パプリカ、オクラ、トウモロコシなど順調に大きくなっています。5月初旬には畑へ植え付けをします。

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昨年11月に種を播き、寒い冬を越したエンドウは…

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青々とした葉を付けて、今では白とピンクの美しい花を咲かせています。竹と藁で作った支えにツルを巻きつける日も近いでしょう。

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また、畑の一角にはハーブのローズマリーを植えました。「コンパニオンプランツ」といって、相性の良い野菜とハーブを一緒に植えると、虫が来なくなったり、野菜が美味しく育ったりするといわれています。
これから“畑のお医者さん”と呼ばれ、弱っている株を元気にするというカモミールも植える予定です。

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3月に植えたジャガイモも芽を出しました。

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2014年から始まったラ コリーナ近江八幡での野菜作り。土づくりから始め、農薬を使わないオーガニックの野菜作りを目指す試験農園としてスタートしました。3年目に入り、こんなにの多くの種類の野菜を扱うようになった北之庄菜園ですが、まだまだ試行錯誤の日々。スタッフで協力し、勉強しながら進めています。
そんなスタッフの一員として、私は「ジュニア野菜ソムリエ」の資格取得に向けた勉強を始めました。休日を利用して講座に通い、野菜の旬や産地、栄養素など幅広い知識を学びながら、今後の仕事に活かしていけたらと思っています。
夏には、今年もたくさんの野菜が実ってくれることを願っています。


ラコリーナの裏には竹藪(たけやぶ)があり、こちらの整備も担当しています。
昔は里山の一部として人々が手を入れ、資源として活用してきた竹ですが、今では竹の利用減少や人手不足などの理由で、放置されたままの竹林が問題となっています。
そこで、たねや農藝では、切り出した竹をチップや粉状にして循環利用しています。

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粉状にした竹は整備した竹藪にまいたり、堆肥にして畑にも使う予定です。

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景観も大きく変わりました。

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こんなに暗く、鬱蒼としていた竹藪が…

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まぁ~なんと言う事でしょう!こんなもに綺麗になりました!
あたたかくなるにつれてヒョッコリ!!竹の子も顔を出してきました。

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「竹の粉、畑にまくからちょっと分けてもらえへんやろか」など、地域の方々から声をかけていただくことも増えてきました。

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畑や竹藪での作業に加えて、5月にはラ コリーナで2年目の田植えも控えています。今年もたねやグループの従業員が力を合わせて、手で植えていきます。
あたたかくなるにつれて、植物も私たちもエンジン全開です!!
今日もラコリーナはいい天気。菜の花の香りと春の風を感じながら、汗を流しています。


カステラショップ〈栗百本〉 | 2016/04/19  10:14
Text : 國領美歩(広報部)

いよいよラ コリーナ近江八幡に〈栗百本〉カステラ専門店がオープンします!
たねやが長年大切にしてきたお菓子「カステラ」を、より多くのみなさまに楽しんでいただきたい。ここ近江八幡の地で生まれた「新たな表現のカステラ」をご提案したい。そんな思いで準備を進めています。

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〈草屋根〉メインショップに引き続き、設計を担当してくださるのは建築史家・建築家の藤森照信先生。
先生ご自身が名付けた「栗百本」の名の通り、100本の栗の木を使った建物です。

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藤森先生デザインの机や椅子にも栗材を使用し、長い年月を生きてきた栗の木の存在感とあたたかさ、職人の動きが見える工房で焼きあがるカステラのほんのり甘い香りを感じていただける店内を目指します。

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先月、栗の木の柱に「栗百本」という文字の焼印を入れました。この字は山本德次会長による書。
書を形どった焼きゴテを熱し、慎重に焼き入れます。

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本番は一回きり。失敗は許されないため、社長の練習も念入りに行います。焼きゴテは温度が上がり過ぎても焦げて綺麗に押せないため、熱し具合も細かく確認。あとは思い切って押すのみです。

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さあ、一文字目!緊張の瞬間です。

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木が焼け、白い煙がもくもくと立ち上るなか、周りの者も固唾を飲んで見守ります。ほんの数秒押し当てた焼きゴテを外すと、そこにはくっきりとした「栗」の文字が!思わず拍手と歓声が起こりました。
「いいですねぇ。いい!いい!」と藤森先生も嬉しそうでした。

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「百」「本」と順調に続き、無事3つの文字が栗の木に。力強い「栗百本」の文字が焼き入れられる様子は、まるで「栗百本」の新たな物語が始まったような、命が吹き込まれたような、そんな瞬間でした。

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柱を反対に向け、次は德次会長の出番です。

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くっきりと浮かび上がった「山本德次書」の文字に、德次会長もほっとした表情。

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オープン後ご来店いただいた際には、ぜひこの焼印を探してみてください!


その後ほどなくして、上棟式が執り行われました。まだ冬の寒さが残る快晴の日でした。

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焼印の日に続き、上棟式には栗百本開店準備室の矢掛あゆみも参列しました。オープンに向けた準備も佳境を迎え、矢掛の思いも高まっています。

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「すごく神聖な場に立ち会わせていただいたようで、気が引き締まる思いです。焼印のときも、選ばれた1本の木は樹齢140年の栗の木と聞いてびっくりしました。たねやの歴史と同じだけ長い年月を重ねてきた木に、会長、社長が焼印を入れられる瞬間に居させていただいたことに感動しました。焼印が入った栗の木がお店に立てられる日が楽しみです。オープン後はお客さまに今日のことをお話していきたいです」。
希望にあふれたキラキラとした表情で、矢掛は話していました。

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オープンまであと少し。みなさまに詳細をお伝えできる日も近づいてきました。こうご期待ください!!

 

※あわせて<栗百本>の過去の記事もご覧ください!
「栗百本」をもとめて
〈栗百本〉栗の木のその先は…
〈栗百本〉地鎮祭とカステラ


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