カレンダー

2020年1月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
どんぐりプロジェクト, ランドスケープ | 2019/11/11  14:36
Text : たねや文庫(桂浩子)

メインショップ前の柿傘ちかくにある小道をご存知ですか?

ゆるい坂を登った先にみえるのはたねやグループの森づくりのシンボル「Bosco(ボスコ)」。イタリア語で森や林を意味するこの場所は、土づくりと植樹をへて、2019年に行われた「鎮守の森のプロジェクト」でお披露目されました。

この秋、Boscoはさらに植樹を行い大きく変化します。
今回の日誌ではグループの森づくりの記録とともに、ランドスケープアーキテクトの重野国彦(しげの くにひこ)さんからBoscoに込めたメッセージをお届けします。



たねやグループでは2015年にラ コリーナ近江八幡がオープンする前から八幡山(はちまんやま)とつながる森づくりを「ラ コリーナ構想」として進めてきました。八幡山で拾ったどんぐりをポットに植え、育てた苗木を敷地に植える“どんぐりプロジェクト”は2009年から。また、構想にご賛同いただけるお取引業者様や個人の方々による記念植樹“Bosco della memoria(ボスコ デッラ メモリア)”も今日まで続いています。

ただ、植樹場所がラ コリーナの敷地全体に及ぶため、木々が育つ様子をご覧いただくことが難しい場合も多くありました。そこで、森づくりのシンボルとして新たに作られたのがBoscoです。

Boscoの広場から伸びる小道はメインショップへつながるほか、いくつかは林の中へと続いています。踏み石の間隔が狭く大人には少し歩きにくいこの道は、じつは子どものためのもの。林の中を探検したり走り回ったり、自由に楽しんでほしいという願いから作られました。

また、あちこちに据えた丸太や切り株はラ コリーナ内の工事で出たものを活かし、敷き詰めた落ち葉は森の雰囲気をかもし出すとともに、土を育て、木の成長も助けています。

その落ち葉のさらに下、木々を支える土には琵琶湖に繁茂する水草を使った堆肥(たいひ)を滋賀県から分けていただき、Bosco全体に使いました。

Boscoにはアラカシやクヌギ、シロダモなど八幡山の植生にあわせた木々を植樹しています。これも八幡山につながる森づくりの一環です。

10年来つづく”どんぐりプロジェクト“や”Bosco della memoria“で植樹いただいた木々はラ コリーナの敷地に点在し、一本一本の生長を直接確かめてもらうことはできません。その分、森づくりのシンボルとして作ったBoscoで育つ木々をあたたかく見守っていただきたい、そう願っています。



春に基礎工事が完了しましたが、Boscoとしての仕上げと植樹は秋から再開します。たねやグループの森づくりが感じられる場を作りたい。これからの仕上げ、植樹を楽しみにしています。
子供の頃に安土山や観音寺山の踏み分け道を走り回ったことが原風景になっています。近頃は子供が森で遊べる環境が少なくなっているので、Boscoでそんな体験、探検を感じてもらえると、と楽しみながら創っています。

ランドスケープアーキテクト 重野国彦



たねやグループの森づくりが終わりがないように、Boscoの変化はこれからも続きます。木々が育てば広場からみえる景色もどんどん変わっていくでしょう。
生長しつづけるラ コリーナのBoscoをどうぞお楽しみください。

※どんぐりプロジェクトについては過去の記事をご覧ください。
どんぐりプロジェクト


たねや農藝, ラ コリーナCLUB・TOUR | 2019/11/04  13:04
Text : 望田朝美(広報室)


みなさん、こんにちは。
ラ コリーナ近江八幡で開催している『ラ コリーナツアー』をご存知ですか?
広大な敷地を専門のガイドと共にめぐるツアーをはじめ、季節ごとの自然に触れるなど、様々な好奇心と発見の楽しみを提案するラ コリーナ限定のツアーです。


今回は、秋ならではの体験型ツアー「稲刈り」についてご紹介させていただきたいと思います!

5月棚田に植えた苗は大きく育ち、9月みのりの時期となりました。
今回は6組のご家族が参加。
まず、専門のツアーガイドからラ コリーナをご案内。
その後、たねや農藝の園長 讃岐にバトンパス。
たねや農藝の工房棟で讃岐から、カマの持ち方、稲を刈るコツ、刈り取った稲の束ね方などの説明を聞きます。
では、早速稲刈り体験開始!
初めてカマを持つ子どもたちはドキドキした様子で、稲を刈っていました。
土から生えている稲の束をぎゅと握りしめ、根元をカマで刈り取る。力を入れないと刈り取れない稲に苦戦気味。

お父さんと一緒に刈り取った稲を束ねて縄でまとめます。

刈り取った稲を、おばあちゃんにバトンパス!


稲刈りに参加した理由を聞いてみました!
『稲刈り体験ができることを知り、朝5時に起きてラ  コリーナに来ました!』
『5月の田植えも参加しました。稲刈りも参加しました!』
『近くに田んぼがあっても実際体験したことがありませんでした。今回初めての稲刈りです!』






稲刈り体験の感想を聞いてみました!
『自然と触れ合う機会が少ないので、体験できて楽しいです!』
『来年は田植えから参加したいです!』
『家族で楽しめていい思い出になりました。』



自然豊かなラ コリーナ近江八幡では、たくさんの虫にも出会えました。


私達はお菓子屋です。お菓子の原点は自然の恵みです。
ラ コリーナ近江八幡では四季折々を感じることができます。
ここラ コリーナで自然と人が触れ合える時間を体験していただきたいと考えています。
『ラ コリーナツアー』を通して、お客様も一緒に自然の大切さを再認識するきっかけ作りを提案していきます。
今後も楽しい体験型ツアーを開催予定です。ご参加お待ちしております!

▼ラ コリーナツアーはこちら
HP:ラ コリーナツアー

▼過去の『ラ コリーナツアー』も紹介しています。
ラ コリーナCLUB・TOUR


本社〈銅屋根〉, 冊子La collina | 2019/10/25  13:39
Text : 桂浩子(たねや文庫)

10月7日、フードガレージ ギフトショップにアーティストの作品が展示されました。

恐竜や動物、昆虫に見たことのあるキャラクターなど、ドラム缶一面に生き物が描かれた作品のタイトルは「動物園」。滋賀県在住のアーティスト鵜飼結一朗(うかい ゆういちろう)さんの手によるものです。
この作品はたねやグループと〈やまなみ工房〉とのご縁からうまれました。


滋賀県甲賀市にある〈やまなみ工房〉では、利用者が創作活動や地域の清掃活動、カフェの運営などさまざまな取り組みを行っています。施設長の山下さんやスタッフが何より大切にされているのは、障がいを個性と捉え、一人ひとりが自分らしさを活き活き表現できることと、彼らが安心して過ごせる場所づくり。


「〈やまなみ工房〉には私たちが学ぶべきこと、社会の在り方における大きなヒント、答えがある」昨年秋に訪れた、たねやグループCEOの山本はそう語ります。


2018年5月から1年間〈やまなみ工房〉の取材で得たことを、たねやグループでは「La Collina vol.14 特集:いのちといのち」として今年9月に発行しました。


今回、ラ コリーナに作品を展示した鵜飼さんも〈やまなみ工房〉に通う一人。地域のトイレ清掃を日々行いながら創作活動を続け、敷地内の作業棟やベンチにも彼の手でたくさんの生き物が描かれています。

ドラム缶を使った作品のきっかけは山本の「ドラム缶に絵を描いてほしい」という一言。アーティストの作品としてラ コリーナに飾り、多くの人に見て欲しい――。そんな願いが〈やまなみ工房〉と鵜飼さんへ届き、制作がはじまりました。

冊子の取材を通して鵜飼さんが創作と同じぐらい日々の清掃活動が好きなことも知っていましたから、彼が自分のペースで楽しく描けるよう、期限は設けませんでした。

〈やまなみ工房〉から写真が届くようになったのは7月中旬。届けたドラム缶の前でにっこり笑う鵜飼さんや、日に日に生き物が増えていく様子など、見ているこちらがワクワクするような写真ばかり。

それから2カ月半後の10月7日、 ラ コリーナの本社にはたくさんの生き物が描かれた3本のドラム缶。

早速フードガレージ ギフトショップへ運ばれた作品は、人が触れて変化する色合いも作品の味わいと、塗り重ねたペンキの手触りそのままに展示することになりました。


たねやグループと〈やまなみ工房〉とのご縁からうまれた、アーティスト鵜飼さんの作品「動物園」。琵琶湖に生息する昆虫や水鳥も描かれているそうです。ぜひお近くでご覧ください。


たねや農藝, イベント, お米づくり | 2019/10/10  13:34
Text : 西田朱里(広報室)

9月8日(日)にメインショップ前の大きな田んぼ「キヌヒカリ」を、9月25日(水)には棚田側の田んぼで「日本晴れ」の稲刈りを行いました。今回私は5月に田植えをした「日本晴れ」の稲刈りに参加をしました。小学校の体験学習以来だったこともあり、鎌の使い方から教えてもらいましたが、上手く刈ることができず、黙々と刈り続け、あっという間に時間が過ぎました。普段、何気に目にしている田んぼの稲が4ヶ月ほどでこんなにも大きく、穂が黄金色に輝いていることに驚きました。体いっぱい自然に触れられた貴重な体験でした。ラ コリーナ近江八幡での稲刈りの様子をご覧下さい!


コンセプト, 本社〈銅屋根〉 | 2019/10/02  21:00
Text : 野間美帆(留学フェローシップ)

8月8日から11日にかけて「留学フェローシップ滋賀キャンプ2019」が開催されました。

海外進学を目指す中高生を対象に、さまざまなワークショップを通して「滋賀を知る」「自分を知る」「やってみたい」を見つける3泊4日のプログラムです。ラ コリーナは最終日に行われた「滋賀未来フォーラム」の会場として、キャンプ参加者や運営する大学生のメンター、農業やまちづくりを実践する地域の人々をお迎えしました。

今回のラ コリーナ日誌では、2年続けてキャンプに参加した野間美帆さんにキャンプで感じたことをレポートしていただきます。


はじめまして。東京都から参加した中学3年生の野間美帆です。
滋賀キャンプに今年も参加しようと思った理由は、去年参加して自分自身を大きく変えることができたからです。

地域学習では地域の方の言葉で発信する力に驚かされ、話す力を身につけたいと思うようになりましたし、大学生のメンターとの対話では、質問を投げかけたり自分で伝えられるようにリードしてくださったりしたおかげで、話すことの楽しさにも気づきました。

今年は自分について、滋賀や近江八幡について、まちづくりについての発見を期待して参加しました。

2日目から3日目に参加した色々な地域学習は楽しかったと同時に、暑かったり疲れたりと職業にされているみなさんの苦労に触れられました。とくに印象的だったのは政所茶(まんどころちゃ)での紅茶づくり体験です。

茶葉を揉んで傷をつけて、発酵させて、乾かして…とやっていく中で一つ一つの手順が人によってやり方が違っていました。「ほんの少しの違いでも仕上がりの香りや味が違う」と聞いて、お茶はこんなにも繊細なものなのかと驚きました。

滋賀キャンプでもっとも心が動いたのは、大学生のメンターが自分について話してくれるストーリーテリングの時間です。大切にしている言葉や中高生時代のこと、今現在のことなどを一人ずつ話してくれました。一緒に輪を作って座っている中でもそれぞれが色んなバックグラウンドを持っていて、私たちにはすごく素敵な人たちに見えて、憧れでもあります。悩みがあったり辛かったりしても、それを乗り越えた先で立派な人になれるということを学び、自信につながりました。

4日目に訪れたラ コリーナは緑があって、水があって、お米があって…と近江八幡の風景をぎゅっと詰め込んだように感じました。お店の内装も土や木といった自然のもので作られていて雰囲気が柔らかくてリラックスできる空間だと感じました。

CEOの山本さんの「SDGsのことを考えてラコリーナを作って運営している」というお話を聞いて、人に楽しさを与えるだけでなく環境の事まで考えていることにすごく驚きましたし、魅力的だと思いました。

ラ コリーナで行われた「滋賀未来フォーラム」では3つの事を学びました。

1つ目は琵琶湖の水が生活に欠かせない滋賀県では、琵琶湖と人々を守るための様々な「掟」があるという元滋賀県知事の嘉田さんのお話。

2つ目はまちづくりに携わっている藤村さんのお話で、エネルギー消費量や二酸化炭素排出量においては農村より都市のほうが効率的なこと。聞いた時はあまりしっくりきませんでしたが、東京に戻ってみると、確かに電車や自転車、歩きの人も多く、車を持っていない人が多いことを実感しました。

3つ目はファブリカ村の北川さんのお話。子供を対象に何かをする場合、子供の目線で物事を運営しないと理解してもらったり楽しんでもらったりするのが大変だということに、すごく共感しました。

今年の地域学習でお話を聞いたどの方も自分の職業に誇りを持ち、中心となる自分の考えを持ってらっしゃいました。また滋賀未来フォーラムでは自分たちの職業の利益だけでなく、どうすれば地域全体が豊かになるのか考えられていたので、広く物事を捉えられるような視点も必要だと気づきました。

私がこれからなりたい自分は、多角的な視点を持ちグローバルな考え方ができるような人。
そして自分の軸を持ってブレない人です!

※留学フェローについての過去の記事もぜひご覧ください!
(2018/10/1)留学フェローシップ「滋賀キャンンプ2018 in 近江八幡」

shiga lab Facebook: https://www.facebook.com/shiga.ryufellow/
shiga lab note : https://note.mu/shiga_ryufellow


ページトップ