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共同研究 | 2018/05/07  17:15
Text : 國領美歩(広報室)

京都大学〈森里海連環学教育研究ユニット〉と たねやグループが、ともに“自然に学ぶ”取り組みが今年もスタートしました。広い知識と活き活きとした好奇心を持つ学生のみなさんと、今年はどんな学びを深められるのでしょうか。今からとても楽しみです!

先日、京都大学フィールド科学教育研究センター センター長の山下洋教授をはじめ、ユニットに関わる先生方が近江八幡にお越し下さり、活動内容などについて話し合いました。
2014年から連携をスタートし、今までに計101人の学生が近江八幡で学びを深めてきました。今年度からは体制を新たに、たねやグループとしてもさらに充実した学びの場を提供してゆけたらと考えています。

先生方からそれぞれの研究分野をうかがい、近江八幡でどんな研修ができるかワクワクしてきたという山本。
「学生のみなさんと共に学び、実際に地域のためになる取り組みへと発展させていけたら」と展望を膨らませています。


ラ コリーナ近江八幡とその周辺の地域には、豊かな「森」「里」「海」のフィールドがあります。
その地の利を生かし、2014年から2017年には毎年、世界各国からの留学生を含む学生のみなさんが近江八幡を訪れ、様々なフィールドワークを行いました。

▼森:多様な生き物が暮らす八幡山を中心に、その山裾では竹林ワークショップを展開

▼里:八幡山城下町を歩き、伝統的建造物や神社などからその深い歴史を学習

▼海:琵琶湖最大の内湖・西の湖や北之庄沢、その周辺の水質など、水辺の生態系を調査

そして、ラ コリーナでは、体験を通して自然とともに開かれた商業施設のあり方を考察しました。

「自然と人々がつながり、ともに関係性を築きながら生きている」という森里海連環学の考え方や学びは、
私たちにとっても大切な気づきを与えてくれます。また、専門的な研究による実績や根拠は、私たちが持つ「近江八幡の豊かな自然を次の世代に継いでいきたい」という思いを実現するための、大きな力になると信じています。「未来へ、ともに学ぶパートナー」として、歩んで行けたらと思います。

 

※京都大学との共同研究に関する過去の記事も合わせてご覧ください。
京都大学と、森・里・海!
京都大学・森里海シンポジウム
未来へ、ともに学ぶパートナーに。
ラ コリーナで森里海!


コンセプト | 2018/04/25  09:51
Text : 望田朝美(広報室)

4月8日(日)ラ コリーナ近江八幡に伊勢太神楽(いせだいかぐら)がやって来ました。
1年を通して西日本各地を巡りながら獅子舞や曲芸を演じる伊勢太神楽。雨上がりで気温が低く風も強いなか、 伊勢大神楽講社 山本源太夫(げんだゆう)の神楽を間近で楽しみました。

国指定重要無形民俗文化財に指定される伊勢太神楽は、獅子舞と放下芸(ほうかげい)の2つに分かれます。
邪気を祓う獅子舞と、滑稽な掛け合いで人々を楽しませる放下芸。

この日は「剣の舞」に始まり、「四方の舞」「綾採(あやとり)の曲」「剣三番叟(さんばそう)」「神来舞(しぐるま)」「魁曲(らんぎょく)」など、およそ1時間半にわたって様々な演目が披露されました。

剣の舞
邪気を祓う場を清める剣の舞。
宝剣をくわえた二頭の獅子舞が太鼓や笛の音に合わせて、ダイナミックに踊っていました。

四方の舞

綾採の曲

剣三番叟
額の上に短剣や鞘(さや)をのせ、バランスを取りながら笛を吹く太夫さん。お手玉のように短剣を操ったり、神楽歌をうたったり。失敗したときはすかさず掛け合いが入るのも独特でした。

神来舞(しぐるま)」

魁曲
力自慢の太夫さんの肩の乗った振袖姿の獅子が和傘を手に伊勢音頭にあわせゆったりと広場を練り歩きました。
演目の最後、獅子頭を脱いだ下にはなんとオカメさんが!
伊勢大神楽の最後に行われるこの魁曲は、花魁(おいらん)道中をあらわしたもので、早変わりのオカメさんはアメノウズメノミコトといわれます。

沢山の演目のあとには、獅子舞に頭を噛んでもらうお客様も。

これからも各地をめぐる旅をつづける山本源太夫の伊勢太神楽。
来年もラ コリーナ近江八幡で獅子舞が見られることを、楽しみに待ちたいと思います。

 


メインショップ〈草屋根〉, 本社〈銅屋根〉, たねや農藝 | 2018/04/13  09:34
Text : 望田朝美(広報室)

天候に恵まれた3月29日。
たねやグループの企業内保育園「おにぎり保育園」を3月に卒園し、4月から小学校へ入学する子ども達3人の思い出づくり『おわかれ遠足』を今年も行いました。

働くお母さんたちの、わが子を思いやる心の目が十分に届く所で、安心して働くことができ、わが子を托せる保育園。そんな願いのもとに設立されたのが、「おにぎり保育園」です。

従業員のうち女性が約7割を占めるたねやグループ。
子どもをもつ親が職場の近くに安心して預けられる環境をつくること、そしてこれからは『子育て支援は企業の責任』ととらえ山本德次社長(現名誉会長)が2004年10月に企業内保育園を開園しました。
母親が手塩にかけてつくるおにぎりのように人のぬくもりを感じられる場所であるようにという思いから「おにぎり保育園」と名付けられました。

愛知川製造本部内にあるおにぎり保育園から電車とバスを乗り継いで、ラ コリーナ近江八幡に到着した子ども達。

ラ コリーナの門の前で到着のポーズ!
雲ひとつない空の下、楽しみにしていた気持ちが子ども達の足取りを軽くしていました。
メインショップに向かう途中の『柿笠』から仲良し3人の可愛い顔がひょっこり。

メインショップを抜けた先に、待っていたのは・・・

“おじいちゃん”のような存在の德次会長!
素敵なサプライズに応えるように、子ども達は元気良く挨拶をしました。
「今までありがとうございました!私たちは元気な1年生になります!」
德次おじいちゃんはにっこりと微笑みながら子ども達の頭を撫でてくれました。

田んぼの横道を通って銅屋根の本社へ。

本社の入り口をドキドキしながら開けると、「わぁ」と声があがりました。
緑いっぱいの場所から、白い壁に覆われた広いエントランスへ。さっき居た場所とは違う空間に子ども達は少し緊張気味。

本社エントランスにある苔山の前で記念写真を撮りました。

いよいよ、本社の中に入ります。
初めて見る細長い扉をそーっと開ける子ども達は、まるで不思議な世界に入るような姿に見えました。

中に入ると本社を案内してくれる、ラ コリーナツアー担当の藤井玲奈さんが待ってくれていました。

本社には興味をそそるものばかり!
壁一面に並ぶお菓子のサンプルに驚く子ども達。
「ホワイトバーム好き!」「あっ、バームサブレや」の声が飛び交いました。

次に向かった先は子ども達が楽しみにしていた、展望室!
高いところから見る景色に子ども達は、「わぁー」と喜びに溢れていました。

德次おじいちゃんと手をつなぎ、たねや農藝に向かいます。
本社を案内してくれた藤井玲奈さんとここでお別れ。ずっと手を振って見送ってくれました。

たねや農藝に到着し、ここで2個目のサプライズ!
なんと、德次おじいちゃんと一緒にお昼ごはんを食べることに。
お母さんが握ってくれたおにぎりを、子ども達は美味しそうに食べていました。

ごちそうさまをした後は、敷地内で四つ葉のクローバー探しに行きました。
「クローバーあるかな?あっ!カエル!」
カエルを見つけて追いかけたりと楽しい時間を過ごしました。

「植樹始めるよー!」の声に勢い良く駆け寄る子ども達。
先生役は愛四季苑の木澤園長と川添さん。
「よろしくおねがいします!」と大きな声で挨拶をし、植樹の場所へ向かいました。

子ども達が植えるのは15本の『栗の木』。
栗の苗木を持って斜面を勢い良く駆け上り、一生懸命植樹する場所を探し回ります。
固い土に苦戦しながらみんなで力を合わせてスコップで穴を掘り、苗木を植えました。

15本全て植え終えた後、大きく育つよう願いを込めて『大きな栗の木の下で』を歌いました。

植樹を終えた後、子ども達が楽しみにしていたメインショップでのお買い物。
春休みでたくさんのお客様がいらっしゃる中、行列に並ぶ子ども達は少し緊張気味。
いよいよ順番がまわってきました。
「バームソフトください!」
注文も、お金を払うのも一人でできた子ども達。スタッフから商品を受け取った姿は自信たっぷりに見えました。

メインショップ正面玄関の椅子に座って「いただきまーす!」。

楽しい時間もあっという間。おにぎり保育園に戻る時間になりました。
バス停の前でこちらに向かって手を大きく振って「ばいばーい」と言ってくれました。

みんなで過ごした大切な思い出を胸に、これから沢山のことに挑戦してください。

植樹した栗の苗木が大地にしっかりと根を張りみのり豊かな森となるように。
さまざまな出会いや経験が子ども達の健やかな成長へつながりますように。


メインショップ〈草屋根〉, たねや農藝, ランドスケープ | 2018/03/27  14:30
Text : 國領美歩(広報室)

あたたかい日がつづき春を感じる今日この頃。草花の目覚めも続々と、変化の日々を迎えています。
春休みもスタートし、連日たくさんのお客さまにお越しいただいているラ コリーナ近江八幡ですが、最近、こんな質問をいただくことが増えてきました。

「ラ コリーナの屋根は、もう緑色になってきましたか?」

そのお答えは、こちら!

メインショップの草屋根。実はまだ、茶色い状態なんです。
少し近づいてみると…

気づいていただけましたか?屋根の先端にすこーしだけ、濃い緑色が!
さらに、近づいてみると…

そうなんです!ようやく、新芽が芽吹いてきたばかり。
これから少しずつ新芽が広がり、全体が青々としたグリーンに変わっていくはずです。
芝は、気温が下がる冬のあいだ成長を止め、根に近い部分に日光が行き渡るよう刈り込む必要があります。
そして、冬から春にかけてお日さまを浴びて溜め込んだ養分を使い、気温の上昇とともに新芽を出します。

ラ コリーナのオープンから4年目の春を迎え、例年の様子から芝全体が緑になるのは6月頃、フサフサの芝が見られるのは8月頃からだと思われます。ただ、その年の気候に大きく左右されることも。
みなさま、どうぞお楽しみに。そして、芝の成長をあたたかく見守っていただけると幸いです!


また、ラ コリーナには昨年に続いて「ヨシの丸立て」が登場しました!

このヨシは、先月上旬、ラ コリーナ近くの西の湖(近江八幡市白王町・権座)で行われた「たねやグループ・ヨシ刈りワークショップ」で刈り取ったもので、35000本にもなります。

丸立てとは、刈り取ったヨシを天日干しにして乾燥させるための昔からの方法で、最近でも西の湖周辺などで見かけることがあります。
先日、たねや農藝スタッフによって、ラ コリーナの敷地の奥の土塔の近くにも一つ制作されました。

つくり方はとってもシンプル。ヨシを縄で束ねて立てかけるだけで、中は空洞になっています。

ヨシの丸立ては、梅雨前頃まで展示する予定です。
また、このヨシは今秋ラ コリーナで開催の「たいまつフェス」でも松明制作に使い、最後は土に還します。

ラ コリーナでは、いろいろな“春”を感じることができます!
ぜひ“春”を探しにみなさまでお越しください。


クラブハリエ | 2018/03/19  10:37
Text : 広報室

2月20日、「ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ(JCIGSC)2018」の決勝大会で近江八幡市にあるクラブハリエ日牟禮カフェの副店長 圖師 聡(ずし あきら)バリスタが優勝しました!
この大会は、コーヒーにスピリッツ(お酒)などを加えてつくるオリジナルコーヒーカクテルの味や技術を競うもの。圖師は、11月にブラジルで開かれる世界大会「ワールド コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ2018」に日本代表として出場します。みなさまの応援、よろしくお願いします!

会場の東京ビッグサイトでは、同時にラテアートの大会も行われるなか、JCIGSCには予選を勝ち抜いたバリスタ6人が出場。たくさんの観客が見守るなか、競技がスタートしました。
今年は制限時間10分以内に2種のドリンクを仕上げ、複数の審査員が採点します。

まずは、「デザイナードリンク」と呼ばれるコーヒーとお酒を使ったオリジナルの作品から。
圖師は、華やかな香りがするコスタリカ産のコーヒーにライチ果肉を漬け込んだウォッカ、ポートワイン、他にも和三盆糖とレンゲ蜂蜜のシロップなどを使い、最後にドライアイスを加えてグラスの中に薄い霞がかかったような見た目も驚きのある作品に仕上げました。
フルーツやバラのような爽やかな香りが何段階にも分かれて感じられる、新しいコーヒーを提案しました。

限られた時間のなか、もう一種つくるのは「アイリッシュコーヒー」です。

みなさんは「アイリッシュコーヒー」というドリンクをご存知ですか?
コーヒー、ウィスキー、シュガー、クリームで構成するアイルランド発祥の伝統的なコーヒーカクテルで、
コーヒーとクリームの割合、フレーバーとなるその他の材料とのバランスにバリスタの腕が試されます。

競技者はプレゼンテーションをしながら、この2種のコーヒードリンクを制限時間10分でつくらなければなりません。バリスタを取り囲むように近くで評価する審査員の表情は真剣そのもの。
ドリンクの味や見た目だけでなく、基本となるコーヒー抽出のテクニック、衛生面、プロフェッショナルなパフォーマンスなど細かく採点します。

プレゼンテーションを通して、いかに説得力をもって自分のドリンクをアピールできるか、そのスマートに“魅せる”要素も評価のひとつです。
前回大会の日本チャンピオンをはじめ、他の選手の作品、パフォーマンスも華やかで驚きがあり、とても見応えがありました。細部にまでこだわり、カカオの形をした器をつかった作品も。
一方で圖師は、シンプルに、コーヒー本来のおいしさを引き出したドリンクを提案したいという強い思いが感じられました。

緊張の表彰式。圖師は見事、優勝をいただくことができました。堪えられない涙があふれていました。撮影していた私も思わず一緒に泣いてしまうほど、とても嬉しい瞬間でした。

大会前には、万全の状態で臨むため、カフェ閉店後に遅くまで練習に励む姿がありました。

日牟禮カフェがあるクラブハリエ日牟禮館には、多くのパティシエが所属し国内外の製菓コンテストで結果を残しています。仕事終えた後、日々練習に励む仲間たちの姿は、圖師にとっても大きなモチベーションになっています。
職人として一つの道を極めるなかで、「常に高いレベルを目指す」というのは、お菓子のおいても、コーヒーにおいても同じです。本人のやる気と努力次第では、世界を舞台に挑戦する風土がここにはあります。

また、練習時に飲ませてもらった2種のコーヒーカクテルは、とても美味しく、“新しいコーヒーの可能性”を感じました。特に世界では広く楽しまれているという「アイリッシュコーヒー」は、クリームと一緒に口に含むと、ウィスキーの風味と相まってまろやかで大人の味。ついつい飲みすぎてしまうほどでした!

大会を終え、世界大会への切符を手にした圖師は、
「この大会に出場することに協力してくれた会社の仲間や上司、そして、トレーニングからすべてのケアに携わっていただいたDCS様、さらには今までお世話になった方々への感謝の気持ちと、今までの自分を信じて、世界一に向けて精進してまいります」と決意を新たにしています。

日牟禮カフェではこの春、大会で提供した2種のドリンクを期間限定でお出しする予定です。
圖師が淹れるコーヒーカクテルを、ぜひ一度、味わってみてください!

 

※大会を主催する日本スペシャリティーコーヒー協会公式Webサイトはこちら


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