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NELIS | 2015/10/17  21:25
Text : 田中朝子(広報部)

秋晴れが続く2日目。
今日は禅寺として全国にも知られる「永源寺」を訪れ、日本の文化、歴史を肌で感じ、仏教的観点からみた文明の捉え方などについても議論しました。

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バスを降りて一段一段石段を登ると、少しずつ凛と張りつめた空気が漂います。
山門をくぐると立派な葭(よし)葺き大屋根の本堂があり、皆さんその貫録のある佇まいに大変興味深い様子。

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早速に記念撮影をしたあと、本堂で教学部長執事の津村長閑さんから永源寺のはじまり、歴史などについて、とてもユーモラスにお話をいただきました。
「NELIS世界大会の始まりに永源寺を選んでいただき訪れていただいたのも“縁”です。意義のあるワークショップになることを願っています」とお言葉をいただきました。

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その後、研修道場の広々とした60畳間へ。
畳の香りが漂い、座布団だけが整然と敷かれています。

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今回、NELISに参加の一般社団法人お寺の未来・未来の住職塾をされている松本紹圭さん、現在ベルリンの道場で坐禅指導を中心に様々な活動で禅を世界に伝える星覚(せいがく)さんのお二人が、「禅(仏教)から展望する文明の未来」をテーマにトークされました。

星覚さんからは、禅寺の三つの基本〈三進退〉である「合掌」「叉手(しゃしゅ)」「法界定印(ほっかいじょういん)」を教えていただき、皆で体験しました。座っている時、立って歩く時、祈る時の手の姿勢のことで、日々の作法を美しくする基本とのこと。とても気持ちが洗われ、自身を見つめ直せる機会になったのではと感じました。

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さて、いよいよ坐禅。
作法を活かしながら15分間・・・。シーンと静かな60畳間はお線香の香りと鈴の音だけが響きます。
ほとんどの方が初めての坐禅で、「静かに、座って感じること考えることがとても新鮮だった」「15分間、あっという間でした」「姿勢をキープするのが難しかったけれど、少しずつ身体がなじんでいった」などそれぞれ感想を持たれていました。

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お二人への質問も飛び交いました。
その中で、宗教の違いや「禅」についての捉え方について、星覚さんは「日頃の振る舞い全てが修業です」と。とても印象に残る一言に皆さんうなずいておられました。

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その後、ディスカッションへ───。
昨日とはまた違った5つのグループに分かれ、交流を深めながら少しずつ議論が高まります。

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明日のフォーラムでは、昨日ピーターさんから発表された5つのグループごとにプレゼンテーションが行なわれます。
それぞれのグループの特徴を活かしながら、どのように発表すべきか、効果的な手法などチームごとに内容も加速していきました。

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明日、午前中の最終ディスカッションで内容を完成させ、いよいよ立命館大学で白熱した発表が繰り広げられます。
このNELIS世界大会をきっかけに、今後もつながりが広がり、学びあい、新しい文明を築く第一歩となることを願いたいと思います。


NELIS | 2015/10/16  22:30

 

photo by 関宙明(ミスター・ユニバース)


NELIS | 2015/10/16  22:04
Text : 國領美歩(広報部)

14の国と地域から集まった25人の次世代を担うリーダーたちを歓迎するように、爽やかに晴れ渡った今日。
多くの方からの歓迎と応援を受け、NELIS(ネリス)世界大会は幕を開けました。
メンバーは滋賀県を象徴する琵琶湖の湖上へ。
はじまりの日にふさわしい「NELISの根元」に触れるような議論が交わされた1日となりました。

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まずは近江八幡の日牟禮八幡宮へ。境内に入るとお清めの手水から体験します。
日本の神社特有の習わしの説明を受けながら、見よう見まねで。

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拝殿へ進み、NELISの成功を祈願して祈祷をしていただきます。

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神主さんによるお祓いや巫女さんの神楽を珍しそうに見ている参加者もいましたが、これから始まる新しい試みへの期待感とともに、神聖な空気が流れていました。
代表のピーターさんとインドから参加するシュラバンさんが代表して玉串を捧げました。

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禰宜の岳さんは「神道はいかに自然と調和するかを大切にしている宗教です。NELISは次世代に継続することを目的としていると聞き、世界大会の前にお参りいただけたことは何かの縁だと思います」と話してくださいました。


クラブハリエ日牟禮ヴィレッジのサロンに移動し、冨士谷英正近江八幡市長にも「ようこそ近江八幡へ。開催市を代表して心から歓迎します。ぜひこの機会に近江八幡の自然、文化、歴史、味覚を堪能して、良き思い出をお持ち帰りください」と激励の言葉をいただきました。

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Our three days together are a journey of exploration.
いよいよ最初のセッション。NELISという“探究の旅”へと出発です。

共同代表のピーターさんからNELIS設立の経緯や3日間の予定の説明を受け、参加者は大切にしてる2つのキーワードを色紙に書き発表しました。

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自己紹介や今取り組んでいること、「サステナビリティ(持続可能性)」の実現に向け重要だと思うことなど、それぞれのスタイルで話していました。

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アフリカのガーナでMY DREAM.orgというNGOを立ち上げ、幼稚園をつくるボランティア活動を行ってきた原ゆかりさんは「NO RUSH」というキーワードを書き、「環境保全についても、いかに子供たちに伝えてくかが大切だと思います」。

貧困解消を目指すシンクタンクで働くスリランカのキャサリン・フェルナンドさんのキーワードは「value」「innovation」。「NELISを通して他の人の様々な考え方を知りたいです」と期待を込めました。

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働く女性・働きたい女性を支援する会社MANABICIAを経営する池原真佐子さんは色紙に「行動する」「感謝する」と書きました。「1人では何も変えられないけれど、だれかの助けがあればできます。小さなことを積み重ねて大きなものにしてく、同時に周りの人に感謝していくことが大切」と言います。

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歓迎ムードのラ コリーナ近江八幡にも立ち寄りました。

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場所を琵琶湖の湖上に移し、船の上でも議論は続きます。
NELIS
は始まったばかり。どんな取り組みにしてゆくか、どんなネットワークにしてゆくかも参加者自身が問い、対話しながら決めて行きます。
議論は、NELISという組織の在り方や存在意義におよびました。

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インパクト・ハブ東京代表の槌谷詩野さんは「私も組織のリーダーを務めるので、人が集まることの良いところも悪いところも経験してきました。組織はある一定の段階に達すると硬直したり機能しなくなることがあります。コミュニティをつくるには、そういう部分の注意も必要」と発言。

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他にも「組織を閉鎖的にしないで、外の人に分かってもらう努力を。私たちがどんなことをしていても、外部に発信していかないと社会にインパクトを与えることはできないのではないか」などの意見もあがりました。

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世界をフィールドに様々な分野で活躍するメンバーだからこそ、組織の失敗事例を多く知っています。

閉じた組織にはしない。組織を続けることを目的とした組織にはしない。
常にみんなで話し合って決めてゆこうという共通の認識が得られました。

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琵琶湖畔のカフェ「シャーレ水ヶ浜」では、5つのグループに分かれて話し合いを続けました。
すべての議論は世界の共通語である英語で。
意見が途切れることのない活発なやり取りは、そばで見てるだけでもスリル満点です。

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堂々としていながら寛容に、自分の意見を述べておられる皆さんを見ていると、自然と尊敬の思いが溢れてきました。

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次世代リーダーたちの活き活きとした表情を見ていると、この場所から新たな希望が生まれることを確信するような気持ちになりました。

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「オンライン上でみんなが集まれるプラットフォームを作ろう」
「エコヴィレッジのような生きた体験ができる実際の場所があってはどうか」
「しっかりとした深い対話、互いにバックグラウンドまで共有しあうネットワークにしたい」
「サステナブルにも組織、経済、環境などいろいろな視点があるなかで、共通のゴールを持つべきか」
など、たくさんの意見が生まれました。

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その中でも印象的な発言がありました。
NELISという今日の出会いがなければ、会っていないであろう人たちがこの場で出会ったということ。様々なバックグラウンドを持つ私たちが集まるNELISという場所があること自体に価値があるのではないか」という、今を評価する純粋な思いでした。

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夕日が琵琶湖に沈む時間まで、議論は続きました。

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明日は、舞台を永源寺に移し、古くから受け継がれる日本の文化、近江の文化に触れていただきます。
NELIS
はどんな方向に向かってゆくのでしょうか。ご期待ください。

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NELIS | 2015/10/15  17:50
Text : 國領美歩(広報部)

いよいよ明日、開幕するNELIS(ネリス)世界大会。
会場の1つとなるラ コリーナ近江八幡では、世界から集まる25人の若手リーダーたちへ歓迎の気持ちを込めて、メインショップに14カ国の国旗を掲げました。

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カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、イギリス、スウェーデン、スイス、ザンビア、インド、スリランカ、中国、香港、オーストラリア、そして日本。
世界各地から集う参加者たちは続々と近江八幡に到着し、明日に備えているところです。

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25人の次世代を担うリーダーたちは国籍も職業も様々。
多種多様な分野で活躍する人材でありながら、共通するのは「サステナビリティ(持続可能性)」にこだわり、行動していることです。
彼ら彼女らがここ近江八幡で、ともに話し合い体験する中で生まれる「新しい解」とは。
この新たな挑戦をできる限り支えていきたいと、私たちたねやグループのスタッフも準備を重ねています。

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初日は八幡山のふもとの日牟禮八幡宮に参拝し、ご祈祷していただくことから始まります。
私たちのルーツでもある近江商人たちが、近江八幡から全国へ旅立つ前や帰郷の折には必ずお参りしたとされる特別な場所で、NELISは門出を迎えます。

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18日の最終日に行われるみなさまへの成果報告会「パブリックフォーラム」に向けて、明日からスタートを切るNELIS世界大会。どんな3日間になるのか、私たちもドキドキしています。

3日間の様子はこの「ラ コリーナ日誌」から、リアルタイムでお伝えしてゆきます。
こうご期待ください!

 

※こちらの記事もあわせてご覧ください。
NELIS始動!ラ コリーナから世界へ


汗ばむような秋晴れの10月9日、ラ コリーナ近江八幡にあるたねや農藝の田んぼでは、「近江羽二重」という滋賀特産の品種のもち米の稲刈りが行われました。
この9月に入社したばかりの新入社員を含めた約35人の従業員が、カマを手に、穂にずっしりとした実りを感じる穂を刈り取りました。

お昼ご飯には、先月となりの田んぼで刈り取ったばかりの「キヌヒカリ」、メインショップを後ろから一望できるたな田で育てた「赤米」と「黒米」を混ぜて炊いたご飯をいただきました。

一粒一粒しっかりとした存在感があり、キラキラと輝く新米は見ているだけでも顔がほころびます。
そんなお米を口いっぱいに頬張ると、何とも言えない喜びが込み上げてきました。

今回刈り取ったもち米は和菓子作りには欠かせない大切な素材。
実りに感謝しながら、農業の大変さと大切さを体感した1日でした。

 

 

※キヌヒカリの稲刈りの様子は「実りの重み、ずっしりと。」をご覧ください!


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