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カステラショップ〈栗百本〉 | 2016/06/06  11:00
Text : 広報部

ラ コリーナ近江八幡にオープンするカステラショップ〈栗百本〉。たねやが長年大切に守り続けてきたお菓子「カステラ」の専門店としてのオープンを控え、工房の職人たちの準備も佳境を迎えています。

5月20日、たねやの和菓子の多くを生産する愛知川工場の一角で、カステラの試作が行われていました。
連日、試作と改良を続けてきた新商品「八幡カステラ」。新たなお店を代表する商品になってほしいという、大きな期待が込められています。

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この日の試作には、たねやグループの名誉会長山本德次が立会いました。今日のたねやの礎を築き、たねやの「カステラ」をつくり上げた人。和菓子職人にとっては大先輩にもあたります。

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そんな德次会長が目の前で見守るなか、今までもこだわり続けてきた「カステラ」と新商品「八幡カステラ」をつくる職人たち。カステラショップのオープンに向け、従来の「カステラ」もよりおいしくなるようにと、原材料や配合を吟味し、腕を磨いてきました。

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大先輩の視線に少し緊張しているように感じましたが、無駄のない手際や日頃から磨きこまれた職人の技はさすがのもの。会長も「うまいことしはるな」と安心した表情で見ていました。

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まるで洋菓子をつくっているかのような「八幡カステラ」。ふんわりとした食感は今までのカステラのイメージを一新するような、とにかく“新しい”おいしさです。
カステラショップに併設するカフェでは、焼きたてのほんのりあたたかい「八幡カステラ」としっとり深い味わいの「カステラ」を、お飲み物と一緒にお出しする予定です。早くみなさまに味わっていただきたいです。

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新たに導入したオーブンの窓からは、焼きあがるにつれてぷっくりとふくらんでゆく様子を見ることができ、ワクワクしてきます。同時に、あたり一帯が甘く芳ばしい香りに包まれます。

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さあ、いよいよ焼きあがった「八幡カステラ」を德次会長に試食してもらう緊張の瞬間。

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真剣な表情で一切れ口に運んだ会長からは、「あぁ、これはいけるなぁ」の一言。
言葉は少ないですが、職人たちにとってはこの一言が、確かな自信とさらなるやる気になったようです。
ラ コリーナ工房の小西靖彦工房長も「安心しました。でもこれからが本当のスタート。オープンに向けて、メンバー全員で力を合わせて頑張っていきたいです!」と思いを新たにしていました。

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ラ コリーナ近江八幡にできるカステラショップでは、ガラス張りの工房でカステラを焼きあげる職人の姿をみなさまにも見ていただけるようになっています。職人たちの技と思いをぜひ間近で感じてみてください。
そして、たねやに脈々と受けるがれる職人の「味」をご賞味ください。

 

〈栗百本〉地鎮祭とカステラもあわせてお読みください。


カステラショップ〈栗百本〉, 藤森先生 | 2016/06/01  10:04
Text : 國領美歩(広報部)

ラ コリーナ近江八幡に新たにオープンするカステラショップ〈栗百本〉。そのオープンを前に、栗百本ができるまでの様子を写真を中心にご紹介していきたいと思います。

栗百本とは、その名の通り、栗の木を100本以上!とにかくたくさん使ったお店です。建物だけでなく、店内で存在感が際立つ柱や記帳テーブル、併設するカフェでみなさまにお使いいただく机や椅子も栗材です。

建築史家・建築家の藤森照信先生がデザインする家具をつくってくださるのは、地元近江八幡の家具屋さん。木そのものの生命力や個性を生かしたオリジナルのオーダーに、真摯に向き合ってくださっています。
カステラショップ<栗百本>にお越しいただいた際には、机や椅子にもぜひ注目してみてくださいね!

藤森先生と社長自ら長野県の山に入って選んだ栗の木たちは、一本として同じ形のものはありません。
太さや曲がり方、色合いや肌質まで本当に個性的で、一人として同じ人がいない私たち人間と同じなのだと、自然の摂理を感じさせてくれます。
社長が押した「栗百本」の焼印も、みなさまをお迎えできる日を心待ちにしています。

(2016/4/20)


本社〈銅屋根〉, 藤森先生 | 2016/05/30  15:39
Text : 國領美歩(広報部)

私たち、たねやグループの新本社〈銅屋根〉ができるまであと少し。本社機能の移転と共にたくさんの人や物が引越しするため、その準備作業に追われる日々を送っています。
現在みなさまをお迎えしているメインショップはラ コリーナ近江八幡の玄関口。その先に広がる“夢”が、今、形になって姿を現そうとしています。日々、歩みを進める過程を振り返ってお伝えします。

5月中旬、この日は藤森照信先生と各担当者との打ち合わせが行われていました。
新たな本社のエントランスは、内装のデザインも藤森先生によるもの。とてもユニークな空間が生まれる予定です。エントランスでまず目を引くであろう大きな苔山には、先生の建築に何度も登場し、先生が大好きだというコウヤマキを植えます。模型に苗木のポットを置いてみると、「いいですねぇ!」と先生のイメージ通りだったよう。苔山の制作を担当するたねや農藝 愛四季園の木澤園長の表情も真剣そのものです。

ラ コリーナ全体のランドスケープを担当いただいている重野国彦さんとは、存在感のある石の植栽についての確認をしました。

いよいよ本社として稼働する新本社〈銅屋根〉を、ワクワクした表情で見て回られた社長と藤森先生の姿もありました。大きく広がるラ コリーナという“夢”が少しずつ形になってゆく。そんな希望あふれる一幕でした。

(2016/5/16,17)

 

※新本社<銅屋根>に関する過去の記事はこちら


キャンディーファーム(農藝), ワークショップ, お米づくり | 2016/05/23  14:06
Text : 矢掛あゆみ(ラ コリーナ近江八幡 カステラショップ)

5月15日、ぽかぽか陽気の太陽の下、緑いっぱいのラ コリーナ近江八幡で2日目の田植えが行われました。

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この日はたねやグループの従業員とその子どもたち、たねや農藝と共同研究をする京都大学、成安造形大学や滋賀県立大学の学生など計51名が大きな田んぼで田植えを行いました。

わくわく、どきどきの1日を私、矢掛あゆみがお伝えします!

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朝9時に集合。さっそく田植えのスタートです。準備の段階では、長靴を履いている人が多く見られましたが、始まってみるとほとんどの人が裸足で泥の中に入っていきます。

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田んぼに入った瞬間「わー気持ちいい!」「冷たーい!」「結構深いね!」など、初めての土の感触にいろいろな声が上がりました。

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横に並んで植える3人、後ろについて苗を渡す1人の4人1組でコロコロと木枠をころがしながら前へ進んでいきます。

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一度に植える苗の本数は3本~5本がベスト。多すぎると育ちにくくなるそうです。

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息を合わせて「せーの」と木枠をころがしていくと、アメンボやオタマジャクシ、カエルなど色々な生物にも出会えました。

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こんなに可愛らしい一幕もありました。

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「苗くださーい!」の声に、

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「投げまーす!!」と元気な声を上げる男の子。さぁ、届くかな!?

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お父さんに教えてもらいながら、しっかりと苗を届けられたようです。次の順番が来ると田植えにも挑戦し、とても上手に植えていました。

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はじめは話しながら植えていましたが、いつの間にか口数も減り時間を忘れ夢中に…。気付くと泥んこになっていました。

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普段お店で一緒に働くスタッフとも、「泥んこになり、裸足で外を歩くなんていつぶりだろう」と話していました。

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ふと後ろを振り返り、水田にきれいに並んだ苗をみると嬉しさがこみ上げてきました。
機械ではなく手で植えたからこそ感じることのできる達成感。手作業の大変さと素晴らしさを感じました。

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一生懸命汗を流した後はお腹がぺこぺこ。

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昼食はバームクーヘン工場のみなさんが牛丼を用意して下さっていました。デザートには、クラブハリエのバームクーヘンに杏仁豆腐と盛りだくさん。

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たくさん汗を流した後、緑に囲まれ太陽の下でみんなと頂くごはんは、最高でした!


今回植えたお米は「日本晴」と「キヌヒカリ」です。
稲の種類によっては実りの時期に倒れやすいものがありますが、この品種は倒れにくいものだそうです。
とれたお米はこれからオープンするお店のメニューにも一部使用し、みなさまに召し上がっていただけたらと思っています。

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お菓子の元となる原材料を作る大変さを知り、みんなで作業することの素晴らしさを感じ、農家の方々と自然の実りに感謝をするきっかけとなりました。
あらためて人と自然の力強さを感じ、感動しました。

秋には、私が働くこととなるカステラショップ<栗百本>からも、きれいな黄金色の田んぼが見えるはずです。そんな美しい景色を見られる日が今から楽しみです。

 

※写真アルバム「田植え1日目」もあわせてご覧ください。


キャンディーファーム(農藝) | 2016/05/19  09:36
Text : 木澤千鶴(たねや農藝 愛四季苑)

たねや農藝 愛四季苑(はしきえん)、そしてラ コリーナ近江八幡造園では、どんぐりプロジェクトの樹木の植栽に加え、山野草の植栽も本格的に始めました。

工房棟前

まずは、工房棟前からです。

ヤマオダマキ
〈ヤマオダマキ〉

ミヤマオダマキ
〈ミヤマオダマキ〉

アケボノフウロ
〈アケボノフウロ〉

他にもカワラナデシコ・ツルボなど・・・・・たくさん。可憐な姿を見せています。

2年前の姿

2年前は殺風景だった工房棟前もこんなに緑でいっぱいになってきました。

現在の工房棟前

新たな本社にできる展望室から見るとこんなに青々とした景色が広がります。

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山野草や樹木を植える際、土壌改良も同時に行い、耕土を混ぜながら植えています。

耕土で土用改良して植樹

その後、雑草付きのコケを敷きならし、土をマルチングして行きます。

雑草付きのコケ


ヤマザクラの小道

工房棟前のヤマザクラの土手にも小道ができました。

ムサシアブミ

その道の脇にはムサシアブミがひょっこり顔を出しています。

木漏れ日

これからの季節とても気持ちのいい空間です。ヤマザクラからの木漏れ日もきらきらしています。


雑草付きのコケを敷き均しているのはなぜか・・・

雑草と呼ぶと字のごとく嫌がられがちですが、草には土を耕す力があり、天日や雨から土を守るマルチングの役割、豊かな生態系をつくり天敵を住まわせて、害虫の被害を軽減する効果もあるのです。

クローバーの根粒菌

クローバーなどは繁殖し過ぎると困りますが、このようなマメ科の植物には、大気中の窒素を取り込んで養分に出来る力(根粒菌の力)があります。窒素は植物の成長に一番大切な栄養素です。

刈り取った雑草のマルチング

イネ科の植物はやせた土地に生えますが、刈り取って根を残したまま敷き草にしてマルチング効果を出します。大造成では土が痩せているので、麦を撒いて緑肥に利用しています。

緑肥用に播いた麦

いずれ堆肥にもなるので有効に使いたいものです。草も少し知るだけで色々役立つことを知れば、もう「雑草」として嫌なものではなくなるのではないでしょうか。

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これから本格的に暑くなる季節。草刈りは大変な作業ですが、スタッフみんなで協力し、必要な草を残しながら有効的に進めてゆきます。

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工房棟西側の姿

まだまだ、今後が楽しみですね。

 

※愛四季苑 木澤園長による「愛情たっぷり、愛四季苑」もあわせてお読みください。


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