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本社〈銅屋根〉, 式典 | 2015/05/08  18:07

5月6日(水)建築設計の藤森先生をはじめ、工事関係者の方々と工事の無事を祈って地鎮祭が執り行われました。
銅屋根という名の建築物は本社機能を備えた「人が集う場所」。
いつでも人々が集い、にぎわい、新しい価値を生みだし、発信していく。

ラ コリーナ近江八幡にさらに新たな物語がはじまります。


メインショップ〈草屋根〉 | 2015/04/22  11:44
Text : 鷲尾明子(広報室)

ラ コリーナ近江八幡 メインショップがオープンしてから3ヶ月が経ちました。
暖かくなり、屋根の芝が青みを帯びてきています。

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草屋根の軒下部分に取り付けた芝ロール。
藤森先生の指示のもと、従業員・業者さん・学生さんとで110本もの芝のロールを作って取り付けたのは昨年の11月。

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この芝ロールからも芝が飛び出してきました。

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高麗芝が成長するのは春から秋にかけて、夏が最も良く育つ成長期だそう。
冬の休眠期で枯れたような色だった芝が春になって再び成長し始め、綺麗な緑色の芝生に変わります。

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これからさらに芝が伸びて背景の八幡山の景色にとけ込んでゆきます。

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店舗までのアプローチに目印のように立つ柿笠。
屋根に植えられた柿にも新芽が出てきました。

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これから夏に向かって植物が育ち、鳥や蝶など自然の生き物も訪れ、ラ コリーナの森が少しずつ表情を変えてゆく。
自然が織りなす四季折々の色に、これまでとは違う発見がありそうです。


地域 | 2015/03/31  13:44
Text : 國領美歩(広報室)

3月14、15日に、左義長まつりが行われました。

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近江八幡の日牟禮八幡宮で行われる「左義長まつり」。
古くは安土城下で織田信長も踊りの輪に加わったとされる由緒あるお祭りです。左義長とは松明・ダシ・12月(赤紙)をひとつにしたもの。現在は、安土から移り住んだ八幡山城下の人々が町ごとに左義長を作り、13基の出来栄えを競うコンクールも行われます。

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祭りの2カ月ほど前から、町の会所には夜な夜な老若男女が集います。
10代から70代まで、さまざまな年代が毎晩顔を突き合わせ、各町の特色を活かしたダシを作り上げます。五穀豊穣を願い、その年の干支をテーマに穀物や海産物などの食べ物を使うのが伝統ですが、「どんだけ綺麗に作っても、ムシ(干支の部分)が生きてなあかん」と言います。切干大根やスルメ、昆布などを張り付ける細かい作業を見ていると、少しずつ命が吹き込まれていくようでした。

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作り方は一つひとつ教わるわけではありません。「見てたら自然と覚える」と言います。
父から子の世代へ、技はしっかりと受け継がれてゆきます。

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連日作業は深夜まで続き、寝不足で体力も限界に近づきます。「どうしてこんなにも一生懸命になれるのですか」と尋ねずにはいられませんでした。
「小さい時から祭りがあるのは当たり前。考えたこともないなぁ」。祭りに熱中する親の姿を見て育ち、大きくなったら左義長をやる。そこに理由はなく、自然の流れ。当たり前に身近にあって、当たり前に続いていくのが左義長まつりでした。「大変やけど、基本はみんなまつりが好きってことやと思う」。会所に集まるみなさんの気持ちは一つでした。

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「この2カ月で1年以上の濃い時間を一緒にすごす」と言います。
家族のような兄弟のような力強い関係性がそこにはありました。

 

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「チョーヤレ、ヤーレ、ヤーレ…」威勢のいい掛け声と下駄の音、拍子が鮮やかに町中に響きわたる今日は祭りの日。
初日は「渡御(とぎょ)」といって、町によっては1トン近くあるダシを30人ほどで担ぎ、練り歩きます。肩や首がはれ上がっても、下駄の鼻緒が切れても、足を進めるのは待っていてくれる人たちがいるからです。

家の前を通る左義長を30年以上楽しみにしているご夫婦、母国にはない祭りの文化に魅せられたアメリカ人の男性にも出会いました。福祉施設では、縁側に椅子を並べた利用者のお年寄りが懐かしそうに歓声を上げていました。

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為心町の表具屋立木米さんのところには今年もたくさんの“子どもら”が駆け寄り、手を握ってゆきました。
「おかあちゃん、いつもおおきに!」「冷たい手して。風邪ひかんといてな!」これからもずっと続いてほしい思うほど、心が温かくなる光景でした。

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4年まえ、左義長まつりの前日に東日本大震災はありました。
宮司の決定で初日の渡御が取りやめとなると、「ケンカ(ダシとダシのぶつかり合い)」で大いに盛り上がる2日目、新町通りは「渡御」をすることを選びました。「ケンカはせえへん。やっぱり回ったほうがいいと思う」。当日を取り仕切る年長(若衆頭)の言葉に、みなが共感し、町中の無病息災を願って練り歩きました。毎年楽しみに、玄関先にいすを出して待っていてくれる人のために。
賑やかさや楽しさだけではなく、左義長に込められた何世代も受け継がれてきた想いを、若い世代はしっかりと引き継いでいます。

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祭りに熱中し、勇ましくダシを担ぎ上げる大人たちは、いつの時代も子どもたちのあこがれ。子どもたちも大人顔負けに、赤紙を見たら血がさわぐようでした。もう立派に左義長まつりを体現していました。

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日が暮れると、祭りはクライマックスへ向かいます。
ダシに火を放ち神にささげる奉火は、夜空に火の粉が舞うとても神秘的な儀式のようでした。

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「やりきった」という達成感と心地いい脱力感、疲れと眠気が混ざり合う中、心はもう来年の左義長に向かっていました。
歴史や文化はこうやって受け継がれ繰り返されてゆくのだと、心を打たれました。

普段は静かな町屋造りの通りにも、古くから続く職人の町にも、脈々と流れる熱が湧き出たように、活気あふれる2日間でした。たねやグループの従業員の中にも先祖から近江八幡に住み、左義長まつりに情熱を燃やす者がいます。

そこには、近江八幡に生きる人々の誇りがありました。

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いくつになっても熱くなれる、夢中になれるもの。それが左義長まつり。 祭りが生き、人が集う町、近江八幡。
私たちが目指すラ コリーナ近江八幡も、熱い想いと穏やかな関係で結ばれた人と人が集う場所になってほしいと願っています。

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日牟禮八幡宮で行われた盛大な祭りとそこに集う多くの人たちの熱気を体いっぱいに感じ、近江八幡のこの地で商いをさせていただいているのだと、ありがたく誇らしい気持ちが溢れてきました。

 

4月14日(火)、15日(水)には、春の三大火祭り「八幡まつり」が日牟禮八幡宮で行われます。


ラ コリーナ近江八幡の森を作るどんぐりプロジェクトも今年で7年目。
たねや農藝 愛四季苑を中心に従業員16名が集まりアラカシとシラカシ870本、こぐま笹312本の苗木を駐車場入口付近に植樹しました。
メインショップがオープンし、お客様が行き交う中での作業は今までとは違う新鮮さを感じるものでした。


冊子La collina | 2015/03/16  17:18
Text : 田中朝子(広報室/ラ コリーナ編集室)

年2回(3月、8月)、たねやグループより発行している冊子『La collina』5号が仕上り、3月初旬から配布スタートしました!

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今回の特集は「おばあちゃんの近江八幡」。

近江八幡で生まれ、育ち、嫁ぎ・・・現在為心町にお住まいの90歳になる立木米(たちき よね)さんの暮らしに寄り添い、取材させていただきました。

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幼い頃から町に親しみ、地元のこと、お祭りのこと、日常の相談ごとなど、米さんは町中の人々からとても頼りにされているおばあちゃん。また、ふな鮨や梅干しの漬け方のコツなど暮らしの知恵がとても豊富です。

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米さんが幼かった頃と今では町の景色や様子は様変わりしていますが、その中でも、昔から変わらず受け継がれていることがあります。そこに理由はなく、当たり前のこととして繰り返され代々受け継がれていきます。静かな時間の流れの中で、人とのつながりの大切さ、豊かさの〈本質〉を感じる貴重な取材でした。

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「くらしといとなみ」では、〈為心町上の地蔵盆〉と〈ヨシ灯り展〉を。町内の子ども達を見守ってくれるお地蔵様を前に、目には見えないけれど、大切な何かが確かに子ども達の心にも吹き込まれている、そんな様子が伝わってきます。

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また、湖畔に自生する〈葭(よし)〉に親しみを持ち、活用を考えるきっかけにしてほしいと開催されている〈ヨシ灯り展〉。日が暮れると幻想的な素晴らしい作品が浮かび上がります。水、土、空気を浄化してくれる豊かな自然環境を守りながら、自然の恵みを使わせていただく・・・。感慨深いものがありました。

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人々の息づかい、いとなみ、力強さを肌で感じることができる近江。
本来の豊かさを感じていただくことができれば、と思います。

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冊子をしめくくる「ラ コリーナ近江八幡便り」では、シンボルキャラクターに選んだ〈アリ〉の不思議な魅力、優れた社会性、自然の知恵など、お菓子を商うたねやグループが学ぶべきことなどをお伝えしています。さらに、「アリものがたり」のコーナーを新しく設けました。小さなアリの世界観を少しずつひも解いてみたいと思います。

ぜひ、たねやグループ店頭でお受け取りください!

(撮影:関宙明/ミスター・ユニバース)

 

※冊子『La Collina』について、過去の記事はこちら
オンラインショップからも、お取り寄せいただけます


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