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今回のどんぐりプロジェクトは約20名で常緑樹27本を3区画、計81本の植樹を行いました。また、もみじの種採取も行いました。前回同様、棚田斜面へあぜ道に生える雑草を植えて水やり。子供の頃のどろんこ遊びを思い出します。


秋のどんぐりプロジェクト第一弾は約30名のスタッフが参加しました。 今回植栽する苗について事前に勉強をし、常緑樹13種27本、落葉樹9種27本を5区画に、計135本の苗を植えました。 また、ラ コリーナ近江八幡中央の棚田一段目斜面に“あぜ道に生える雑草”を植えたり、北之庄菜園と付近の道に春にきれいなレンゲ畑がお目見えするよう、種撒きも。それぞれの成長が楽しみです!


メインショップ〈草屋根〉, 藤森先生, ワークショップ | 2014/10/23  09:08
Text : 桂浩子(たねや近江文庫)

藤森照信先生による建築ワークショップ第四弾、メインショップ天井部分への炭付け作業が10月17日(金)に実施され、総勢45名の従業員が参加し作業を楽しみました。

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メインショップの中央部、吹き抜け上部にはすでに漆喰が塗られていますが、藤森先生によるとこのままでは音が反響してしまうとのこと。
そこで炭片をランダムに貼り付け、凹凸をつくることで消音効果が得られるそうです。
貼り付ける炭の大きさや接着剤となるコーキング材のつけ方など、藤森先生からレクチャーを受けます。

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まずは素材の炭砕き。
地元安土で焼かれた炭をネイルハンマーで砕いてゆきます。
大きさや太さ、硬さもまち まちの炭を砕けば、細かな炭の粉であたりは真っ黒に。

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砕いた炭片はバケツでメインショップの中へ。
足場の狭い階段を登った最上部の作業スペースは地上8.5メート ル。
足元は丈夫な金網の踏板ですが、すきまから見える地面に思わず足がすくみそうになります。

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炭片にコーキング材を塗り、天井や壁にひとつひとつ貼ってゆく地道な作業。
砕かれた炭は大小さまざま。
几帳面にランダムに、時には垂直にしたりと、炭付けは貼る人の個性もあらわれます。

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数をこなすうちにコツがつかめてきたのか、コーキング材をヘラで付ける係、炭片を貼る係と作業を分担した ことでスピードアップ。
さらにはコーキングガンで直接天井に。
リズミカルに接着剤を出す手際はまるでパティシエのようでした。

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吹き抜けの天井部分には藤森先生の指示で、炭片の濃度が違う場所もいくつかつくられました。
朝には白かった天井も、
作業が終わるころには足場の照明に照らされて複雑な影を生み出す味わい深いものに。

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2015年1月9日(金)のメインショップオープンまで3カ月を切りました。
天井いっぱいに付けられた炭片の模様はどんな風に見えるのでしょうか。
今から楽しみです。

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※メインショップ:炭付けワークショップ


大小さまざまな炭片をメインショップの吹き抜け天井いちめんに。
藤森先生、社長をはじめ従業員45名が参加した炭付け作業で、あたたかく味わいのある天井となりました。


ランドスケープ, フェロー | 2014/10/10  10:04
Text : 事業部

ラ コリーナ近江八幡のランドスケープアーキテクト重野国彦さんへのインタビュー。
第2回目は、ラ コリーナ近江八幡での様々な取り組みについてのお話です。 ※第1回目の内容はこちら。

■八幡山の植生調査~種集め

重野 たねやさんは5、6年前から自分たちでどんぐりを集めて外周に植えられています。それを見た時に、「すごいな、ちゃんとされている」と思いました。私も、森を作るのであれば苗から植えるのが一番いいですよとお勧めをするのですが、たねやさんはすでに十分取り組んでおられた。

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重野 そこで、私からのさらなる提案として、八幡山の植生を調査して、より本物の森へ導けるように、どんぐり以外の種を集め、苗を育て、もっとたくさんの苗木を植えることを提案しました。1年程前から植物調査の方と八幡山や近辺の山に入り、植生、林床の山野草を調査しています。
すごい!
重野 最初の調査結果で88種類の樹種をリストアップしました。そのあとも樹種を増やしているので今は100種類を越えているかもしれません。種も八幡山へ採りに行き、種をまき、苗を育ててもらっているところです。
山に種を採りに行ってらっしゃるんですね。すごいです。
重野 普通、そんなところからやらせてもらえないですよね。どこかに苗は売っていないのか?となるのが普通です。ですが、「種から集めて苗を育てたい」と社長に言ったら、すぐにOKいただけて。
たねやは昔、種苗を扱う“種屋”だったことにも通じますね。
重野 素晴らしいですよね。また、それをやろうとしてできるのは、愛四季苑があるからです。とは言え、調査に入ってリストを作り、「とりあえず5万ポット作ります」と言ったら、やはり皆さん驚かれました。
5万ポット…。
重野 はい。どうやって種を集めていこう、継続させるのは難しいのではないかと不安もありました。でも、実際に愛四季苑の方々10名で種集めにいくと、みなさんすごく楽しんでくださって。まるで宝物を集めるかのように、植物の種を集めてくださったんですよね。それで本当にホッとしました。これは進んでいくなと実感して。

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それが今も継続しているんですね。
重野 そうです。もう2万ポットくらいは出来ていると思います。
それはすごいですね。人がいて、活動が継続するということは、とても素晴らしいことです。
重野 そうですね、たねやさんの色んなプロジェクトを見ていても感じます。すごいことができると思いますね。

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■こだわりつくすこと

重野 多くの場合、もっとこうしたいという提案をしても、お金や人件費もかかるので「そこまでしなくていい、これで十分です」と言われることがこれまで多かったのです。そこを、もう一手間二手間かけたら見え方が全然変わってくるものなのですが、そこをやらせてもらえない、分かってもらえない。今までもどかしさを感じていたことがありました。ですが、たねやさんには、本当にいくらでもやらせてもらえるというか。それを望まれています。逆にこちらが足りてないぐらいです。
そういうことこそ、やりきってほしい、というような。
重野 はい。その感覚はすごいと思います。
お菓子作りにしても何にしても、こだわりつくす、という風土があります。
重野 そうです。その感じが皆さんから出ています。
種をひろったり、苗を育てたり。ここまでやっているところは、植物関連のところでも珍しいですか?
重野 こんなに苗を作っているところはないと思いますね。最近は、どんぐりを植えて森を作ったりということは全国的にも色んなところでやっておられますが、育てるのは業者に頼んだりされているので。そうすると、ここまで幅広い種類はカバーできないと思いますね。
なるほど。
重野 これまではどんぐりでしたが、今後色んな苗を植え始めると参加者の方の感じ方も変わってくると思います。

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■みんなで川も作ります!

川のサンプルも作られていますね?
重野 敷地内の用水路を検討しています。今は実験水路として作っているのですが、現場ではたねやの皆さんと一緒に作ることになると思います。

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自分たちで川を作るなんて想像していませんでした。
重野 楽しいと思います。実際にやってみて、すぐにできたので。ぜひプロジェクトとしてやったほうがいい!と思って。
全長何メートルですか?
重野 用水路が160メートル。将来的には90メートルの小川も作る予定です。
すごいですね。川をみんなで作ることは、今までにもされたことがあるのですか?
重野 川はさすがにないです。
あははははは!
重野 できるかな?どうやったらいいかな?と思って図面を描いていたのですが、アキムラ フライング・シーの中谷さんが実験をやってくださって。そのおかげで、できると。
土や植物もあって、川というイメージになっています。フリーハンドでやっても、いい感じになるということですか?
重野 そうです。最初に工事で粘土まで入れておけば、皆で石や植物を並べたりして簡単にできると思います。ホタルを呼び寄せたいという想いを社長はおっしゃっているので川は重要な要素になってきますね。

 

※最終回は、建物とランドスケープ、そして、未来の風景についてのお話です。お楽しみに。


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