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たねや農藝, 愛四季苑 | 2014/05/12  15:10
Text : 木澤千鶴(たねや農藝 愛四季苑)

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たねや農藝 愛四季苑では、約30,000ポット、450~500種類の山野草を育てています。それらの山野草を寄せ植えて、百貨店のたねやのお店に27鉢、県内店の日牟禮の舎・美濠の舎に15鉢~20鉢出荷しています。お菓子を買いに来て下さるお客様に季節を感じていただけるよう、それぞれの季節の山野草を自然に咲く姿のまま鉢に表現することを心がけています。

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日向の山野に育っているもの、落葉樹の下に育っているもの、水辺に育っているもの、高山帯に育っているもの…。その植物がどのような環境に育っているのか、スタッフは日々勉強です。

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これらの山野草は水だけやっていたら育つものではありません。山野草なので、過剰な肥料は必要ありませんが、春これから芽を出して頑張ろうとしている植物たちに「がんばって!」の意味を込めて肥料をあげます。また、秋、「花を咲かしてくれてありがとう」の気持ちでお礼肥をあげます。

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そして、冬には植え替えが始まります。小さなポットで育てているため、一年でほとんどの植物の根がパンパンにはるので株分けをします。ポットから取り出して根をほぐし、水で根を洗います。病気などが付いていたら洗い落すためです。そして新しい土に植えなおします。

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この株分け作業は12月~4月くらいまで行います。その時いろんな発見があります。植物によって、根っこの形が色々ですし、匂いも違います。何年も植え替えていると「この匂いはこの植物だな」と分かってきます。春になればスタッフが愛情込めて植え替えた植物たちが芽を出してくれます。このときの喜びといったらありません。わが子が育ってくれる喜びに似ているかも…。

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そうやって、増えてきた植物を県内店のお店で小さな寄せ植えにして販売しています。最近では、新しい寄せ植えや苗が来る日を楽しみにしていてくださるお客さまも増えてきました。

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また、月一回の寄せ植え教室も今年で4年目です。なかなか、山野草の寄せ植え教室は無いからと、県外からも来てくださるようになりました。コケ玉を作ったり、八幡瓦の上にコケ山を作ってそこに植物を植えたり、山野草に適した鉢を新聞紙とセメントを使って手作りしたり…。また、種蒔きもします。その月に植える植物の育て方を勉強したりもします。メモを取りながら一生懸命話を聞いてくださるお客さまもたくさんです(寄せ植え教室について詳しくはこちら)。

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北之庄の地にやってきて3カ月。一番寒い時にたくさんの方々のお力をお借りして栽培棚を設置しました。今ではその棚いっぱいに植え替えられた植物が並んでいます。今年は、それぞれの育つ環境を日々観察しながら、植物たちにとって一番居心地のいい場所を探していこうと思っています。太陽が差す位置・日向・日陰・風向きなども見ながら。

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ラ コリーナ近江八幡は、お越しくださった方が自然の美しさを全身でたっぷり感じていただける場所になります。季節ごとの様々な花が咲く小道を、楽しみながら散策されるみなさまのことを思い描きながら、日々、育てていければと思います。

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山野草が大好きなスタッフと一緒に!


地域 | 2014/04/25  17:04
Text : 江川伸介(たねや 日牟禮ヴィレッジ)

桜咲く季節になると、お祭り気分になります。

松明まつり、太鼓まつり、すでら渡り。
日牟禮八幡宮で行われる勇壮なお祭り「八幡まつり」は、この三つのお祭りの総称です。

僕は今年もこの地祭りに地元の一員として参加しました。一年ぶりに色々な方と太鼓を担ぎながら掛け声をだし、お酒を飲み、笑いながら楽しむことで、次のお祭りまでの一年間を頑張ろうという気持ちになります。なかなか会うことのできない人と一緒に話をしたりお酒を飲むことで多くのことを学び、新たな発見ができます。

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実はこれまで、あまりお祭りの内容を理解して参加してはいませんでした。 大学3年生までは野球に明け暮れる日々。やっと参加出来たのは大学4年生のときです。知り合いから誘われ参加したのが始まりでした。それまでは町内の人たちの顔もほとんどわからず、交流の場もありませんでしたが、お祭りでいろんな人たちと知り合う機会が増えました。
世代を越えた人たちと一緒に太鼓を担ぎ、掛け声を出してみんなでワイワイ楽しんでいくうちにお祭りの楽しさや地元の良さを知る。伝統ある八幡まつりは五穀豊作を祈る祭りで、今まで1400年近く行われていますが、それ以上に人と人との交流の場であると僕は感じています。

今年も参加して大いに盛り上がり楽しむことができました。
年々参加する方が減ってきていますが、地元にこんな伝統あるお祭りがあることを誇りに思います。琵琶湖のヨシや菜種がらで大きな松明をつくり、燃やす。代々伝わる大きな太鼓を担ぎ、打ち鳴らしながら境内を歩く。こんなにダイナミックなお祭りのある近江八幡の底力はすごいと思います。まつりの楽しさを伝えながら、町内でも積極的に呼びかけていきたいと思うとともに、近江八幡がこれから益々活気ある町になるようにと思っています。
そして僕自身、今まで作り上げてきた昔ながらのお祭りが、この先もずっと続いていくように願いながら参加していこうと思います。

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たねやグループがこの秋オープンするラ コリーナ近江八幡も、この八幡まつりの地域です。お祭りのように楽しく活気があり、世代を越えた、人と人との交流の場になることを楽しみにしています。


イベント | 2014/04/21  18:12
Text : 桐畑明美(たねや 草津近鉄店)

ラ コリーナ近江八幡には、たくさんの桜の木があります。
美しい桜に囲まれながら交流を深めようと、4月13日、たねや農藝の前の広場でお花見が開催されました。
従業員とその家族、関係業者様も含めて総勢140人!

私はたねやグループに入社して6年。新しい店舗のオープンが待ち遠しくて、ラ コリーナでのイベントには出来る限り参加しています。他の部署の方との交流や、この場所の季節の移り変わりを見ていくのが毎回とても楽しいです。

満開は少し過ぎていましたが、心地よい気候の中、みんなの笑顔が桜の花と調和して、現地の雰囲気を明るくしていました。

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お肉に焼きそば、から揚げにおにぎり…。うれしいメニューがいっぱいです。

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今年の新入社員も初めてこの場所を訪れ、これからのラ コリーナに期待が膨らんでいることでしょう。
ラ・コリーナと共に成長していくみんながとても楽しみです。

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これは今回の特別メニュー、ラ コリーナ近江八幡の里山で採れたタケノコです。
たねやグループでは、竹の循環利用をするために、八幡山のふもとにひろがる竹林の整備に取組んでいます。
私も以前、竹刈りに参加した事があります。手作業で刈って、枝を切り、とても力を必要とする作業でした。

そんな竹林でとれたタケノコ、さてどんなお味なのでしょう。ワクワクします!

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先程のタケノコが変身。自然の恵みがたくさん詰まっていて、とても美味でした。採れたて最高!!

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子供たちも大はしゃぎ。自然の素晴らしさに直接触れながら遊べるって最高ですね。みんなで仲良く遊んでいました。

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自慢の焼き立てバームクーヘンも登場。みんなの注目があつまります。
桜の下でバームクーヘン…なんと贅沢なのでしょう。私も興味津津!

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今まさに動き出しているラ コリーナ近江八幡でお花見をするなんて、私だけでなく従業員みんな幸せに感じていると思います。
たねや農藝の屋根作りには私も参加したのですが、今回さらに成長していた苗を見ることができてすごく嬉しかったです。この屋根は自分たちが作ったのかと思うと、本当に感動でいっぱいです。周囲の自然も、私たちも、季節の変化と共にどう変わっていくのか、とても楽しみです。

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毎日販売員としてお客様の声を聞くことが出来る、一番近いところにいる私たちだからこそ、自然の美しさ、そしてその中でたねやのお菓子を楽しんでいただく喜びを、お伝えしていきたいと思います。

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来年の桜はお客様にもお楽しみいただけること、とても楽しみにしています。


たねや農藝 | 2014/04/11  14:40
Text : 事業部

ラ コリーナ近江八幡は、たねや農藝からスタートしました。なぜ、お菓子の店舗ではなく農藝から?と、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そして、「たねや農藝」という名称。農園でも農場でもなく「農藝(のうげい)」です。これらを紐解くキーワード、それは…

“農はアート!”

 

たねやでは、お菓子づくりに用いるよもぎや黒豆の栽培を行ってきました。新鮮で美味しいお菓子の素材を自分たちの手で作りたい!そんな想いで始まった永源寺農園でしたが、自然は大きな大きな学びを、わたしたちにもたらしてくれています。

お菓子は、素材がなければ作れない。
素材は、農とともに育まれる。

お菓子は、農に通じる…。

 

それに気づいた今、農家のみなさんが繰りひろげる営みが、大きなフィールドに展開されるアートのようにも見え、そして生み出される素材のひとつひとつが、愛情あふれる作品として訴えかけてきます。

 

そして「藝」という文字。これには「植物に手を添え植える」という意味があります。

手を添えることによって、藝となる。これもお菓子づくりに通じます。

たねやが目指す、菓子づくり。たねやが目指す、農のあり方。土に根差し、未来へとつなげるラ コリーナ近江八幡は、「たねや農藝」からはじまることに、たっぷり意味があるのです。

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そんな、たねや農藝の建物には、みんなの「手」が添えられています。まずは、屋根。なんと、わたしたちの手で、土を作り、種をまいた、草の生い茂る緑の屋根なんですよ。

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いつもはお菓子を作っている職人も、お菓子をお客様にお届けしている販売員も、テキパキ、わいわい、にぎやかに。みんなでせっせと種をまき、苗を植え、いっぱい汗をかきました!

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わたしもこの日は達成感でいっぱい!まぶしい太陽の下、みんなの笑顔がはじけます。「近江っていいなぁ~」そんな気持ちもあふれてきました。

そして、屋根に芝を張る作業。きれいに丁寧に仕上げていただき、周囲の自然に溶け込むものに。

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自分たちの「手」を添えるのは、屋根だけにとどまりません。建築設計をしてくださった京都大学の小林広英准教授と何度もディスカッションを重ね、納得のいく建物へと作りあげていきます。(小林先生へのインタビューは近日公開予定!)

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社長、自らを塗り!

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も大きなキャンバスに!!

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も自分たちで作りました!!!

 

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みんなの手が加わり、愛着いっぱいの「たねや農藝」。

ここでは、山野草の栽培や四季折々の寄せ植えを店舗に届ける「愛四季苑」が活動をはじめています。また、これまでの気づきをもとに、さらにこれからの農のあり方を追求する場として「北之庄菜園」の畑づくりが進行中。

「農」をとおし、自然の理と向きあい、自然の恵みに感謝する…。
そして手を添え、「藝」の高みを目指していく。

たねや農藝は、ラ コリーナ近江八幡の根っことして、この地でいのちを紡ぎます。

 

ラ・コリーナ近江八幡:起工式
たねや農藝:上棟式
たねや農藝:屋根ワークショップ(1)
たねや農藝:屋根ワークショップ(2)
たねや農藝:壁ワークショップ
たねや農藝:床ワークショップ
たねや農藝:工事風景
たねや農藝:竣工式&特別招待会
たねや農藝:棚ワークショップ


どんぐりプロジェクト, ランドスケープ | 2014/04/03  16:24
Text : 事業部

ここは、ラ コリーナ近江八幡の計画地。
とにかく広くてのびやかなこの地に立つと、なんだか少し圧倒されてしまいます。八幡山の山裾に抱かれて、西の湖にもほど近い恵まれた場所。清々しい自然を前に、小さな自分を感じてしまうからかもしれません。

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はたしてここで何をなすべきか。「人と自然がつながる場に」という想いはあるけれど、それをかたちにしていくには…。
たねやグループの、自然との対話がはじまりました。

導きだした、ひとつの答え。
それは、わたしたちの手で木を植え、育てること。

「土地とつながり、生きていく――」
強い気持ちが、わたしたちを駆り立てたようにも思います。

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まずは、どんぐりをひろうことからはじめた、わたしたち。

どんぐりって種なの!?何の木になるの?どうやって芽を出すの?色んな形があるんやね!?

大人も知らないことだらけ。これぞまさしく手探りで、カサカサ落ち葉をかき分けて、大人も子供もどんぐりひろいです。それから毎年ひろってあつめ、クヌギ、コナラ、アラカシ…と、今では見分けもつくようになりました。

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芽が出る準備もはじめてのこと。みんなでキャッキャと並べると、一粒一粒が命をもっているように感じます。少しずつ、少しずつ。自然のリズムは、ゆっくりと。ころころ愛おしいどんぐりたちです。

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そして、いよいよ3年目の秋。ラ コリーナ近江八幡にどんぐりの苗を植える日をむかえました。30~40センチほどの背丈になった小さな苗を手に、どことなく緊張しながら、誇らしい気持ちで一本一本、丁寧に植えたのを覚えています。大人と子供をあわせた50名で600本。なかなかのものです。

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種をひろって、苗に育て、土を掘って、この手で植える。

小さなわたしたちが、大きな自然に寄りそい、数年かけて繰り返してきたこと。
いつしか生まれてきた感覚は、「土に根差す」というものでした。

大地とつながる安心感。自然とともにある温かさ。
ゆっくりだけど、でも、成長するんだ。つながっていくんだ。

当たり前のことが、ストンと心に落ちてきます。
手から足から伝わってきます。

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たねやは、かつて種苗をあつかう商いをしていました。
過去から現在へ。こんな未来へと導いてくれたのかもしれません。

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今のためではなく、未来のために。

10年後、20年後…。大きく育ったどんぐりの木々がみせる景色が、また、さらなる未来へとつづきますように。

 

たねやの木、大きくなーれ!

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