月間アーカイブ

カレンダー

2021年1月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
コンセプト, フェロー | 2014/03/28  09:00
Text : 事業部

La Collina(ラ コリーナ)とは、イタリア語で「丘」という意味。

2012年3月、イタリアの世界的な建築家、ミケーレ・デ・ルッキさんと近江八幡を歩くなかで生まれたのが、この「ラ コリーナ」という名称です。

スタイリッシュな照明器具やモダンな建築が有名で、デザイン好きにとっては憧れの存在ともいえるすごい方。そんな偉大な方を前に、わたしもお会いするまではドキドキソワソワしていたのですが…、ご本人はとっても柔和で飾らないお人柄。皆のなかに自然とやさしい空気が生まれ、とてもリラックスしたなかでたくさんの言葉を交わしました。

親しみをこめて「ルッキさん」と呼ばせていただいています。

101_s

18DSCF7236

たねやグループの本社や店舗をご案内し、計画地を訪れた一日目。皆で八幡山にも登り、近江八幡の歴史や文化、自然へと想いを馳せました。そしてその後のディスカッションの時間。たくさんの言葉やイメージがあふれだし、近江から世界へ、過去から未来へと、わたしたちが大切にするアイデンティティについて語り合いました。

34DSCF7312

30DSCF7283

驚いたのは、ルッキさんが現地で感じられたことが、わたしたちがイメージしていること、そして、すでに取組みだしていることにぴったり寄り添っていたことです。

人と自然が融合した場所を。お菓子作りをアーティスティックに見せること。オフィスはみんなの空間に。木をふんだんに使った建物を。そして、小高い丘があると良い。などなどなど。

「シンプルで、アーティスティックで、記憶に残ることを。」
「心がコンセプトを作る。」

そんな言葉も印象的な、気づきの多い一日となりました。

13DSCF7398

16DSCF7413

一夜明け、二日目はより具体的なコンセプトについてディスカッション。

ルッキさんから、まず第一に「自然が美しい」というお話がありました。

「自然は人間にとって価値あるものです。“culture(文化)”は“cultivate(耕す)”から生まれた。畑を耕す。心を耕す。そんな場所になると良いですね。」

そんな話の流れから、日本の里山の美しさ、棚田の美しさ、そこに人々があつまる美しさ。小高い丘。

「ルッキさん、丘はイタリア語で何と言いますか?」と、社長。
「La Collina(ラ コリーナ)」

ラ コリーナ、ラ コリーナ、ラ コリーナ……。

社長が何度も唱え、次第にしっくり馴染んだとき、たねやグループが手掛ける未来に、静かに命が吹き込まれました。

14DSCF7401

現地でルッキさんは、ひとりたたずむ時間を大切にされました。 穏やかな視線の先には、豊かな丘が広がり、人々と自然が融合する世界が見えていたのかもしれません。そこにあるのはお菓子を食べる人々の笑顔。

05DSCN0658

06DSCN0662

近江の町から世界にむけて。
「ラ コリーナ近江八幡」が動き出します。

02DSCN0648


たねやグループが共同研究をすすめている、京都大学学際融合教育研究推進センター・森里海連環学教育ユニット。

2014年度から実習の舞台とされるラ コリーナ近江八幡とその周辺で、『森里海連環学スタディツアー2014春 in 近江八幡 ~ラ コリーナに行こリーナ!』と題するプレ行事を開催されました。

ラ コリーナ近江八幡のヴィジョンをお話するミニレクチャーでは、皆さんとても熱心に耳を傾けてくださる姿が印象的。また、八幡山の麓で竹の循環利用のための竹林整備や、どんぐりの苗植え等を体験されました。今後の取り組みにもご期待ください。

 


たねやの店舗壁面を彩る和紙作りの現場、福井県越前市の岩野平三郎製紙所へ。西の湖の葭を紙に漉きこみ5層からなる手漉き和紙で「近江の情景」を表現される堀木エリ子先生。伝統を守り、伝統を活かす。“世界に一つ”の作品はこうして作りだされました。

 

(撮影:関宙明/ミスター・ユニバース)


たねや農藝 愛四季苑のハウスには、ブロックに木を渡した自作の棚を設置。山野草にとってよい環境を整えていきます。


たねや農藝の竣工式および特別招待会が行われました。ご尽力くださった皆さま、地域の皆さまとの、感激もひとしおです。


ページトップ