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コンセプト, フェロー | 2014/03/28  09:10
Text : 事業部

たねやグループがすすめる「ラ コリーナ近江八幡」。
その名づけ親でもあるミケーレ・デ・ルッキさん。
遠くイタリアから届いたメッセージをご紹介させていただきます。

優しくも力強い、うれしい言葉です。

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The first time I visited Omihachiman I was struck by the beauty of the landscape and the beautiful hills that surround the original nature of Japan, its history and its philosophy.

The untouched hills of Japan is a symbol of great culture that always guided and influenced the Japanese people, from ancient times to the present.

The hill is not only a piece of nature but a concrete idea that Taneya wants to use to connect the present to the past, the technology with the nature and the company with the clients.

I expect that Taneya will take advantage of this wonderful intuition and accepts to be guided under ideals and desires to build a beautiful, healthier and fairer world.

 

Michele De Lucchi
December 4th 2012

 

はじめて近江八幡を訪れたわたしの心をとらえたのは、
日本の精神、歴史と哲学を包みこんでつづく丘の美しさ。

人の手が触れていない丘は、遠い昔から今日まで日本人を導き、
寄りそってきた偉大な文化の象徴です。

丘は自然の一部であり、同時に
「たねや」に過去と現在をつなぐために何をすべきかを教えてくれる
アイデアの源泉でもあります。

美しくすこやかな理想の世界を築きあげることを信じ、希(ねが)っています。

 

2012年12月4日
ミケーレ・デ・ルッキ

 

ミケーレ・デ・ルッキ/Michele De Lucchi

建築家、デザイナー。たねやグループ「ラ コリーナ近江八幡」プロジェクト監修。

1951年イタリア・フェラーラで生まれ、フィレンツェ大学で建築を学ぶ。卒業後はイタリアやヨーロッパ各国のメーカーに家具や照明器具のデザインを提供し、1992年から2002年までオリベッティのデザインディレクターを務める。日本でのNTTデータ通信のリノベーションをはじめ、ヨーロッパ各国の企業や美術館、博物館の建築・改築プロジェクトを数多く担当。活動範囲は建築、インテリアのみならず、電気製品、家具、照明器具など多岐にわたり、デザインした製品はヨーロッパ、アメリカ、日本などの美術館等にコレクションされている。
www.micheledelucchi.com

ルッキさんのアトリエ訪問


コンセプト, フェロー | 2014/03/28  09:00
Text : 事業部

La Collina(ラ コリーナ)とは、イタリア語で「丘」という意味。

2012年3月、イタリアの世界的な建築家、ミケーレ・デ・ルッキさんと近江八幡を歩くなかで生まれたのが、この「ラ コリーナ」という名称です。

スタイリッシュな照明器具やモダンな建築が有名で、デザイン好きにとっては憧れの存在ともいえるすごい方。そんな偉大な方を前に、わたしもお会いするまではドキドキソワソワしていたのですが…、ご本人はとっても柔和で飾らないお人柄。皆のなかに自然とやさしい空気が生まれ、とてもリラックスしたなかでたくさんの言葉を交わしました。

親しみをこめて「ルッキさん」と呼ばせていただいています。

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たねやグループの本社や店舗をご案内し、計画地を訪れた一日目。皆で八幡山にも登り、近江八幡の歴史や文化、自然へと想いを馳せました。そしてその後のディスカッションの時間。たくさんの言葉やイメージがあふれだし、近江から世界へ、過去から未来へと、わたしたちが大切にするアイデンティティについて語り合いました。

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驚いたのは、ルッキさんが現地で感じられたことが、わたしたちがイメージしていること、そして、すでに取組みだしていることにぴったり寄り添っていたことです。

人と自然が融合した場所を。お菓子作りをアーティスティックに見せること。オフィスはみんなの空間に。木をふんだんに使った建物を。そして、小高い丘があると良い。などなどなど。

「シンプルで、アーティスティックで、記憶に残ることを。」
「心がコンセプトを作る。」

そんな言葉も印象的な、気づきの多い一日となりました。

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一夜明け、二日目はより具体的なコンセプトについてディスカッション。

ルッキさんから、まず第一に「自然が美しい」というお話がありました。

「自然は人間にとって価値あるものです。“culture(文化)”は“cultivate(耕す)”から生まれた。畑を耕す。心を耕す。そんな場所になると良いですね。」

そんな話の流れから、日本の里山の美しさ、棚田の美しさ、そこに人々があつまる美しさ。小高い丘。

「ルッキさん、丘はイタリア語で何と言いますか?」と、社長。
「La Collina(ラ コリーナ)」

ラ コリーナ、ラ コリーナ、ラ コリーナ……。

社長が何度も唱え、次第にしっくり馴染んだとき、たねやグループが手掛ける未来に、静かに命が吹き込まれました。

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現地でルッキさんは、ひとりたたずむ時間を大切にされました。 穏やかな視線の先には、豊かな丘が広がり、人々と自然が融合する世界が見えていたのかもしれません。そこにあるのはお菓子を食べる人々の笑顔。

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近江の町から世界にむけて。
「ラ コリーナ近江八幡」が動き出します。

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たねやグループが共同研究をすすめている、京都大学学際融合教育研究推進センター・森里海連環学教育ユニット。

2014年度から実習の舞台とされるラ コリーナ近江八幡とその周辺で、『森里海連環学スタディツアー2014春 in 近江八幡 ~ラ コリーナに行こリーナ!』と題するプレ行事を開催されました。

ラ コリーナ近江八幡のヴィジョンをお話するミニレクチャーでは、皆さんとても熱心に耳を傾けてくださる姿が印象的。また、八幡山の麓で竹の循環利用のための竹林整備や、どんぐりの苗植え等を体験されました。今後の取り組みにもご期待ください。

 


たねやの店舗壁面を彩る和紙作りの現場、福井県越前市の岩野平三郎製紙所へ。西の湖の葭を紙に漉きこみ5層からなる手漉き和紙で「近江の情景」を表現される堀木エリ子先生。伝統を守り、伝統を活かす。“世界に一つ”の作品はこうして作りだされました。

 

(撮影:関宙明/ミスター・ユニバース)


たねや農藝 愛四季苑のハウスには、ブロックに木を渡した自作の棚を設置。山野草にとってよい環境を整えていきます。


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