ごあいさつ

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

「ラ コリーナ近江八幡」。
一昨年のメインショップに引き続き、昨年の六月には本社機能の全面的な移転、七月にはカステラショップおよびコンテナショップのオープンと順調に各事業を展開していくことが出来ました。これも日頃からの皆々様のご愛顧ご支援に後押しして頂いた賜物と深く感謝し、あらためて心より御礼申し上げます。

メインショップを通り抜けると田んぼや棚田の光景が広がっています。本社棟の窓から眺めていると、子どもさんたちが田んぼの周囲や土の畦道を元気よく走り出します。よちよち歩きのほんの幼い子どもさんも止まることなくどこまでも・・・。今にも転びそうで転ばず、あわててお母さんが後を追いかけます。追いついてもなおまた走りたい。今度はお母さんも一緒に走りたい。車の往来の心配もなく、誰の咎(とがめ)もなく走りまわれるところなど普段の生活では経験できないことなのでしょう。毎日のように見られるそんな光景に出会うたびに、商いというものに対する思いの丈をこのような形に表現しておいてよかった、間違いではなかったと自らに言い聞かせております。自然に学び自然と共に、幼い子どもさんたちの心と感性はまるで絵を描く前のキャンバスのようなもの。里山の自然と真っ直ぐに向かい合い、受け容れ、溶け込み、そして走りだすのでしょう。

社会部という部署を立ち上げました。これからの地域と企業の有り方を模索し、窓口となり社会の一員としての企業の役割と理念をしっかりと確立させていこうとする未来へ向けての部署と位置づけております。すべての部署はこの社会部と連動しながら、理念を共有し、何よりも私どもを育ててくれている近江の風土と歴史の継承に一企業としてどのように貢献していくかを模索し実行していきます。

新年早々、一月十日、「八日市の杜」がオープンいたします。八日市という町は、彦根や近江八幡など、城下町として発展したのではなく、古代から中世・近世にかけ近在の村々から人々が集まり市庭(いちば)が盛んに立った地で、言わば特定の権力者の下ではなく、庶民のエネルギーが築き上げた町です。そんな村人たちの一番大切な場所は鎮守の杜。この度ご縁がみのり日本の文化の象徴ともいえるそんな杜の中に「八日市の杜」はオープンいたします。瀟洒な店には、世界の大会で優勝したショコラティエをはじめ、その傘下のシェフたちが自慢の技をご披露いたします。日本文化と西洋の食文化のコラボレーションの「八日市の杜」です。

本年も引き続きどうかよろしくお願い申し上げます。

たねやグループCEO 山本徳次
たねやグループCEO 山本昌仁
2017年1月1日

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