これから100年、150年先までも

1872年、滋賀県近江八幡で「たねや」ははじまりました。
創業から早くも150年。
今日まで続くお菓子づくりは、皆さまより賜りましたご縁のおかげです。
長年のご愛顧に厚く御礼申し上げます。

変わり続ける時代のなかでもめぐる季節と自然の美しさを大切に。
暮らしのひととき、ほっと一息つけるようなおいしさを
これからもお届けしてまいります。

ごあいさつ

150年の長きにわたり菓子舗を続けてこられましたことに心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

2011年にたねやの4代目を継ぎましたが私個人はあくまでリレーランナーの一人。お菓子づくりはもちろん地域の伝統や文化を守り、次へ伝えることが大切なつとめと考えております。
時代を見極め、たねやならではのお菓子づくりと未来に向けた挑戦を続けてまいります。どうか今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

株式会社たねや
代表取締役社長 山本昌仁

ラ コリーナ近江八幡とは

たねやグループのフラッグシップ店

2015年にオープンしたラ コリーナ近江八幡は「自然を愛し、自然に学び、人々が集うつながりの場」。八幡山から連なる土地に和・洋菓子の店を設け、折々のお菓子と自然をお楽しみいただけます。

豊かな森を夢みて木々を植え、生き物が息づく田んぼでお米を育てるラ コリーナ近江八幡は、たねやグループの発信地。これからの人と自然、“農”の在り方などを見つめさまざまな実践をつづけています。

ふくみ天平

たねやの代表銘菓

焼きたての最中種に餡をはさんで食べる。それは長いあいだ和菓子職人だけが知るおいしさでした。

つくりたての味わいをお客さまにもお届けしたい。そんな思いから誕生した「ふくみ天平(てんびん)」は、お召し上がりの直前に最中種と餡をあわせていただく手づくり最中。
香ばしい最中種は食べやすいよう細長く、あわせる餡も最中種にあわせた分量に仕上げ、中にはお餅を包んでいます。1983年の発売以来、たねやの代表銘菓としてご愛顧いただく一品です。

たねやの歴史

菓子舗たねやの創業は1872年(明治5年)。
その前は穀物や根菜などの種を売る仕事を、さらにさかのぼれば江戸時代には材木商をしていたと伝えられます。ふるさと近江八幡で昔から商いをしていた山本家。明治に入り、お菓子を扱うようになっても地元の人々からはかわらず「種屋」と呼ばれつづけました。

たねやが創業期からつくりつづける名物は栗饅頭と最中。また、菓子舗として代をかさねるなかで新たに「歳時菓子」も誕生しました。
さまざまな節供や行事にちなむお菓子は時代にあわせ姿や味をかえながら、たねやらしさを籠めたお菓子として今もお届けしています。

  • 1872

    七代目当主 山本久吉 菓子舗「種家末廣」を創業

    京都亀末にて修業したのち、滋賀県蒲生郡近江八幡旧八幡町に菓子舗を創業。のちに、屋号を「種家」と改名。

  • 明治時代

    種家の引札を作成

    引札とは当時の広告の役割をしたチラシのこと

  • 1921

    八代目当主 山本脩次 種家の二代目を継承

    写真中央が山本脩次

  • 1945

    敗戦の混乱と物不足の時代「栗まん」が好評

    原材料が配給制のなか、苦労して集めた素材でつくる栗饅頭が飛ぶように売れました。

  • 1951

    洋菓子部門を設立

    「これからの時代は洋菓子も」と本格的な製造を開始。のちに洋菓子部門は独立し、1994年に株式会社クラブハリエとなりました。

  • 1966

    九代目当主 山本徳次 種家の三代目を継承

    写真右端:近江八幡青年会議所創立総会に出席する山本徳次

  • 1972

    株式会社たねや設立

    写真:同年オープンした旧守山店

  • 1983

    手づくり最中ふくみ天平 販売開始

    つくりたてのおいしさをお届けしたいと開発した「手づくり最中」。最中種と餡を食べる直前にあわせるスタイルは1985年に実用新案を取得しました。

  • 1984

    日本橋三越店 オープン 〈デパート県外出店1号店〉

    初めての県外進出が大きな転機に。この年から店名が「たねや」とひらがな表記に変わりました。

  • 1986

    富久豆 販売開始

    厄除招福を願う節分にちなみ職人が手掛けるお多福さんのお面。30年以上つづくたねやの風物詩です。

  • 1994

    工芸菓子『長閑なるかな』名誉総裁工芸文化賞受賞

    金沢で開催された第22回全国菓子大博覧会で九代目の長男 山本昌仁(現CEO)の工芸菓子「長閑(のどか)なるかな」が受賞。

  • 1998

    彦根美濠の舎 オープン

  • 1999

    日牟禮乃舍 オープン

    滋賀県近江八幡市、日牟禮(ひむれ)八幡宮の敷地内に町家づくりの店舗をオープン。

  • 2001

    守山玻璃絵館 オープン

  • 2003

    日牟禮ヴィレッジ グランドオープン

    日牟禮八幡宮の敷地内に日牟禮館をオープン。日牟禮乃舍とあわせ和洋菓子の拠点となりました。

  • 2004

    のどごし一番本生水羊羹 販売開始

    炊き上げた餡をそのまま容器に充てんするたねや独自の「本生製法」。餡の色を見せるプラスチックの容器も当時は珍しいものでした。

  • 2010

    九代目当主 山本徳次 黄綬褒章受章

  • 2011

    十代目当主 山本昌仁 たねや四代目代表取締役社長に就任

  • 2012

    オリーブ大福 販売開始

    大福にフレッシュなオリーブオイルをかけていただく一品。イタリアの素材と和菓子の新しい組み合わせが話題になりました。

  • 2015

    ラ コリーナ近江八幡 メインショップ オープン

    「自然に学ぶ」をコンセプトにしたフラッグシップショップ。たねやグループの発信地としてさまざまな取り組みも進めています。

  • 2017

    八日市の杜 オープン

    滋賀県東近江市八日市(ようかいち)の若松天神社敷地内に店舗をオープン。

  • 2022

    和菓子づくり150年

    創業から早くも150年。たくさんのご縁への感謝を胸に、これからも折々のお菓子をお届けいたします。