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最近ではハロウィーンの南瓜が有名になりましたが、もともと日本では冬至の日に南瓜をいただく風習がありました。収穫後も長く保存のできる南瓜は、ビタミン不足になりがちな冬の時期、とても大切な野菜だったのです。
たねやの〈福南瓜〉はパイ生地の中に南瓜で作った甘い餡を入れ、一口サイズで焼き上げました。南瓜が本来持っている甘みを生かし、洋菓子と和菓子の良さを合わせたボリューム感のあるお菓子です。
平安時代から宮中でお正月のお祝い膳に用いられ、現在でも皇室のお正月に欠かせない〈花びら餅〉。小豆で赤く染めた菱餅やゴボウや味噌を、薄く伸ばした丸餅で包むことから〈包み雑煮〉とも呼ばれていました。
〈花びら餅〉にならったたねやの〈菱はなびら〉は、近江で収穫された滋賀羽二重糯を用いており、蒸し上げたときの甘い香りやきめ細かい伸びの良さが特徴。中には上品な甘さのみそ餡が入っています。
旧暦1月7日の〈人日の節供〉は五節供の一つ。古代の日本でも人々は野に出て雪の下の若草を摘み、トントンと細かく叩き、羹(=スープ)にして楽しみました。
たねやの店頭では新暦1月7日だけ、春の七草にちなんだ〈七草餅〉を売り出します。七草を刻んで道明寺餅に練り込み、小豆餡と紅色に染めた白餡を包んで、おめでたいひょうたんの形に整えてあります。春への力をいただき一年の無病息災を願うお菓子です。
節分、家族揃って「鬼は外! 福は内!」と豆まきをした日。誰が鬼になるか、にぎやかにジャンケンをして決めるのも楽しい行事でした。
たねやの〈富久豆〉には砂糖がけした煎り豆を、つくね芋と米粉で作られたおたふくのお面に添えています。福々しいおたふくの顔は、ひとつひとつイカ墨や食紅を使って手描きで入れられたもの。パッケージには多くの福が訪れるよう〈福〉の字をデザインしました。一箱の中にさまざまな日本の伝統が盛り込まれています。