たねやについて
社訓
「天平道」
「黄熟行」
「商魂」
「天平道」てんびんどう
商道は人道である
近江商人たちが最も大切にしてきたものは、長い行商のあいだ片時もはなさなかった天秤棒でした。天秤棒はそのまま商いの道に通じ、商いの道はそのまま人の道と心得ての旅でした。ひたすら人間性を磨くことを通じてお菓子をつくりあげお届けする道です。
「黄熟行」あきない
手塩にかけること
これは手塩に掛けて育てる心です。黄熟(あき)とはお菓子の大基(おおもと)、旬の果実が色づき熟れることである。お菓子は元来、秋に実り熟す果物から生れたもの。先人たちはこれを交換することによって、現代の商いの基礎を築き上げてきた。自然から学びながら手塩にかけて育てるという原点を決して忘れることなく心得るということです。
「商魂」しょうこん
今日如何にお客様によろこんで頂けたかの心
一般的に商魂といえば、商売に徹する心構えとして「商魂たくましい」などと使われていますが、たねやはこれを「天平道」「黄熟行」の魂をこめて日々の商いを実行していくことと捉えています。お菓子を通じてお客さまに接する心の基本的な心構えとして商魂という言葉を位置づけています。