上生菓子晩秋

うつろう季節に寄り添い、職人がつくりあげる上生菓子は、
味わいも細やかな和菓子の真髄です。
くらしにひととき、
和の愉しみを。
秋晴れの里の景色をあらわしました。

籬の菊

薯蕷煉切・こし餡

“垣を越え手にする菊は君がため”

籬（まがき）の向こうに垣間見た一輪の菊の花。
薯蕷煉切でたおやかな菊をあらわしました。

黄葉づ

薯蕷きんとん・粒餡

“野を山を染めゆく秋のひそやかさ”

木々の葉が色づくことを「黄葉づ」と言います。
細やかな薯蕷きんとんで色づく秋をあらわしました。

稲架の里

栗時雨・こし餡

“稲架掛ける我がふるさとの豊かさよ”

ずしりとおもい稲穂を干す稲架掛けは、秋におなじみの風景でした。
こし餡を包んだ栗時雨です。

販売期間	2024年10月上旬～11月上旬

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