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たねや農藝, コンテナショップ, 本社〈銅屋根〉 | 2017/03/29  09:29
Text : 鷲尾明子(広報室)

従業員のうち女性が約7割を占めるたねやグループ。
子どもをもつお母さんが職場の近くに安心して預けられる環境をつくること、そしてこれからは『子育て支援は企業の責任』ととらえ山本德次社長(現名誉会長)が2004年10月に企業内保育園を開園しました。
母親が手塩にかけてつくるおにぎりのように人のぬくもりを感じられる場所であるようにという思いから「おにぎり保育園」と名付けられました。

おにぎり保育園を3月に卒園し、4月から小学校へ入学する園児たち7人の思い出づくり「最後の遠足」を今年も行いました。

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おにぎり保育園から電車とバスを乗り継いでラ コリーナ近江八幡に到着。
バスを降りた園児たちの顔に笑顔があふれます。

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今回の遠足には3つの目的があります。
1.お世話になったおじいちゃん(会長)に挨拶に行くこと
2.卒園の記念にたねや農藝で栗の苗木を植樹すること
3.ラ コリーナで1人でお買い物をすること

メインショップの前で記念撮影。テンションがあがってきたようです。

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お菓子がいっぱいの店内が気になりつつもメインショップを抜けてたねやグループの本社へ

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「おはようございます!」園児たちが元気にやってきました。

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こどもたちの訪問に仕事をしているスタッフの顔もほころびます。

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おじいちゃん(会長)が手を振って迎えてくれました。

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これから小学校へ上がる7人は大きな声で「元気な小学生になります!」と挨拶をしました。

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次は植樹をするため、たねや農藝に向かいます。

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たねや農藝にはラ コリーナ近江八幡の田んぼや畑の整備をする“北之庄菜園(きたのしょうさいえん)”や樹々や敷地内の造成を進める“ラ コリーナ近江八幡造園”、山野草を育て美しく鉢植えし、各店舗に送る“愛四季苑(はしきえん)”があります。

7人は卒園の記念にたねや農藝で育てた栗の苗木を棚田のそばの土手に植えに行きました。
でも時間はお昼、お腹ペコペコの園児たちはまず農藝の一角でお昼ご飯です。

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持ってきたおにぎりを見せ合いながら美味しそうに頬張っていました。

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お腹がいっぱいになったところで、手袋をもらって、いよいよ植樹です。
ラ コリーナ近江八幡造園の都志(つし)園長と棚田の裏側に回ってきました。

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栗の苗木を2本選んで自分たちで植えます。

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手伝ってもらいながらもみんな一生懸命、土を掘って苗を植えて土をかぶせていきます。

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みんなで協力しあって14本の苗木を植えました。

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お世話になったみなさんに「ありがとうございます」大きな声でお礼ができました。

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次はいよいよお買い物!園児たちの足取りも軽やかです。
誰の手も借りずに1人でお買い物をするというミッションです。DSC_9178

コンテナショップにつきました。早速みたらしだんごを食べたい園児がお金をもらって注文をします。

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店員さんの「ごまはつけますか?」という質問に戸惑いつつも「つけてください」と返答できて無事に買うことができました。

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保育園を出る前から「ハリエさんのクッキー」と決めていた園児たちも順番に買い物をします。

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小さい体で背伸びをしながら無事に購入。

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食べている時はみんないい顔です。

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おいしいお菓子に園児たちの笑顔があふれます。

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そろそろみんなが待つ保育園に戻る時間です。
メインショップに入るとおじいちゃん(会長)に出会えました。お別れの挨拶をして帰ります。

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4月から別々の小学校に入学する7人。いい思い出になりました。

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※昨年の思い出遠足ラ コリーナへ遠足にいきました!も合わせてご覧ください。


コンセプト, 地域 | 2017/03/10  10:23
Text : 鷲尾明子(広報室)

ラ コリーナ近江八幡の近く、琵琶湖の内湖・西の湖へ続く北之庄沢で今年もたねやグループ従業員によるヨシ刈りが行われました。
今回は県立大学の学生も参加し、約30名が集まりました。

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北之庄沢一帯は水郷地帯が広がっており、琵琶湖の水質浄化、生態系保全などの多様な働きを持つヨシ群落があります。

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ラ コリーナ近江八幡から1kmほど歩くとヨシ原につきました。
皆でお揃いの法被を羽織ってヨシを刈る人、ヨシをまとめる人、運ぶ人、そして午後から丸立てを作る人とチーム分けをして準備にかかります。

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この美しい景観を守るため環境保全活動をされている「北之庄沢を守る会」の西野会長が挨拶に来てくださり、いよいよ作業開始です。
2隻の船を使ってヨシ地に渡り、草刈り機で刈ったあと地に入って手作業で少しずつ刈り始めました。

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生い茂るヨシをかき分け、刈り取りながら奥へ奥へと進んでいきます。

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3mを超えるヨシを見上げながら穂がついた長くて太い丈夫なヨシだけを選別していきます。

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集まったヨシをまとめ、適度な太さになったら1つに束ねていきます。

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刈り束を乾燥させるため、ラ コリーナ近江八幡に運びます。

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目標は120束、約60000本です。

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午後からは数人がラ コリーナで刈り束を円錐状に立てる作業(丸立て)を始めました。

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『La collina』8号でご紹介させていただいたヨシ葺き職人の竹田勝博さんに指導を受けます。
刈り束だけで立てる丸立て、「45度の角度で立てると安定する」とアドバイスをいただきました。

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午後5時、ヨシ刈りチームも目標の120束分ができあがり、ラ コリーナで丸立ての作業に加わります。

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ヨシの丸立ても完成し、無事に今回のワークショップが終了しました。
このヨシは11月にラ コリーナ近江八幡で開催する「たいまつフェス」の松明に使います。

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※昨年のヨシ刈りの様子をお伝えする記事「美しいヨシ原を守るために」もあわせてご覧ください。


たねや農藝, どんぐりプロジェクト, 地域 | 2017/02/21  11:17
Text : 國領美歩(広報室)

ラ コリーナ近江八幡の森づくり。
2月15日、地元・近江八幡のヴォーリズ学園近江兄弟社高校のみなさんが課外学習としてラ コリーナ近江八幡を訪れ、一緒に活動してくださいました。連日の寒さも吹き飛ばすようなハツラツとした表情で学ぶ姿に、私たちも元気をいただきました!

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たねやグループでは、2009年から従業員やその家族が参加して森をつくる〈どんぐりプロジェクト〉を続けています。ラ コリーナ近江八幡の敷地は以前は別の施設が立っていたため、広大な更地の状態でした。

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「いつかこの地を豊かな森にしたい」。私たちはお店をつくるよりもまず先に、どんぐりを拾い集め、どんぐりの苗木を育てることからスタートしました。
そしてプロジェクト4年目の2012年には、ラ コリーナの敷地に植樹をはじめ、現在では2万本のどんぐりの木を植えました。

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この日は、敷地内のアラカシから落ちたどんぐりから芽を出した小さな苗木を地面から抜き、ポットに移す作業をしました。まだ雪は残っていましたが、木の下にしゃがみこむと、いくつもの若々しい芽が顔を出していました。10センチほどのどんぐりの木の赤ちゃんがあちこちに!とても可愛らしかったです。

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どんぐりといってもコナラやクヌギ、シイなどたくさんの種類があること。この地をいだく八幡山にはアラカシが多く、いずれここに育ったどんぐりの森が八幡山に続いていくようにという構想があることなど、たねや農藝スタッフの話を興味深そうに聞く高校生のみなさん。

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「ほんまにどんぐりから芽が出てる!」「うまく抜けへん!」など歓声をあげながら、初めての作業を楽しんでいました。

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一粒のどんぐりが大きな木になるまでには、20〜30年かかるといいます。その時間の長さに驚きながらも、「20年後ってみんなどうなってるかなぁ」と未来に思いを馳せるみなさんは、いつか立派な木になるどんぐりのように、可能性と希望に満ちていました。

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抜いた苗木はポットに移し、しばらくの間育ててからまた地に返します。

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「自然の中に溶け込むように創られた場所で、歩いたり、作業したりする中でとても気持ちがよかったです」
「ラコリーナはお菓子を作ったり販売したりする場所だと思っていたけれど、その奥で森を創っているとは思いもしませんでした」
「どんぐりの木の苗を容器に移す作業を通して、働いている人の熱意を感じることができました」
「また将来森ができて、歩くことができることを楽しみにしています」

と感想をいただきました。この体験が少しでもみなさんの記憶に残り、今後に生きてゆけば…こんなに嬉しいことはありません。

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目標は10万本を植えること。そして、この地を豊かな森にすることを夢見ています。まだまだ道半ばですが、地元のみなさんとともに、そして若い世代とともに一歩ずつ進んでゆけたらと思います。

 

※どんぐりプロジェクトについては過去の記事「どんぐりの木、育てています。」をご覧ください。


フェロー, 本社〈銅屋根〉 | 2017/02/15  16:19
Text : 田中朝子、國領美歩(広報室)

ラ コリーナ近江八幡のメインショップ〈草屋根〉や本社〈銅屋根〉を設計してくださった建築史家で建築家の藤森照信先生の大きな展覧会が3月11日から茨城県の水戸芸術館で始まります。詳細はこちら!

それに先駆けて、先月、時おり雪が散らつく寒さの厳しい近江八幡で、展示作品の一つでもあるたねやグループ本社〈銅屋根〉の模型作りが行われました。

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藤森先生によると、つくるのは何と「銅屋根の埴輪(はにわ)」!?

埴輪は、日本の古墳時代につくられた素焼きの焼き物。人や馬などの動物の形のものが思い浮かびますが、住居が型どられた「家形埴輪」というものもあるそう。今回、建物の模型を焼き物でつくろうというのは、建築史家として長年にわたって様々な見聞を深めてこられた藤森先生ならではの斬新なアイデアです。(参考:「探検!東京国立博物館」、藤森照信・山口晃 著)

いつもユニークな発想で私たちを驚かせてくださる藤森先生ですが、今回はどんな作品が出来上がるのでしょうか!

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スケッチでイメージを形にされる先生。今回は粘土で私たちの本社屋のミニチュア…のようなものも机に登場しました。このくらいの大きさだと可愛らしいですが、実際は!?

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まずは発泡スチロールで土台をつくります。実験の結果、土が重みで土台からはがれ落ちないように麻布をかぶせ綱で引っかかりを付けることにしました。

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使うのは、私たち従業員がワークショップとして壁土ぬりに参加したメインショップの壁と同じ地元滋賀県・蒲生産の土です。粘り気がありとても上質な土なんだとか。

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それをしっかりと練り、平面状に敷き詰めたものを土台にはりつけるようにして抑えます。

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藤森先生が窓の部分をくり抜くと、見えてきました!私たちの本社です!

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特徴的な展望部分は丸みを強調し、栗の木の柱もしっかり表現されています。屋根はユニークな破風(はふ)の部分がいかにも埴輪らしく、最後は先生の指で味のあるデコボコの跡をつけ成形作業は完了しました。

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数日間乾燥させ、いよいよ焼きの作業です!

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建築史としての埴輪や焼き物にも大変造詣の深い藤森先生ですが、本格的な焼き物をするのは初めてなんだとか。どんどんまきをくべ立ち上る炎!実験的要素満載の焼成となりました。

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焼く前は黄土色だった土も、火を入れると赤みがかったレンガのような色に。焼き時間や空気に触れる状態によってむらはありますが、少しずつ焼き物特有のあたたかみある表情に変化していく様子が不思議でした。

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割れてしまったところもありましたが、「発掘したみたいだね!」と藤森先生。わっはっは!といういつもの素敵な笑顔です。

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真剣ななかにもユーモアに溢れ、自分たちの手で作品をつくり出す、というワクワクに包まれた現場。それは藤森先生が私たちの店舗や社屋をつくってくださっていた時から共通するものです。
つくる側の方々が楽しんで仕事してくださったからこそ、その建物を使う私たちも、そしてラ コリーナに来てくださるみなさまも楽しい。この模型を見ていただければ、きっと感じていただけるはずです。

幅は約1メートル、高さは約1.5メートル。迫力満点の作品をどうぞお楽しみに!


【藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察】
会  場:水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城県水戸市五軒町1-6-8)
開 催 日:2017年3月11日(土)~ 2017年5月14日(日)
休 館 日:月曜日 ※ただし3月20日(月・祝)開館、翌3月21日(火)休館
開館時間:9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
主  催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
特別協賛:たねや
ホームページ:http://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=458


NELIS | 2017/02/03  16:10
Text : 田中朝子(広報室)

1月17と18日は、場所を〈ラ コリーナ近江八幡〉に移し、京都での2日間のセッションをもとに、NELISメンバーのみでクローズドセッションが行われました。

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まずは雪の景色を楽しみながら記念撮影。

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メインショップへも約1年振りにお越しいただきました。

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朝から夕方まで真剣に、長時間の中、話が尽きることはありません。

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途中、ブレイクを挟みながら楽しく和やかな時間を取り入れる場面も。あいさつ、コミュニケーションの取り方、お互いを知ること、認め合うことの大切さを常に意識しながら短期間での交流をとても大切にされていることが手に取るように感じられました。


前回も訪れた〈シャーレ水ヶ浜〉。
短時間でしたが、気持ち良く晴れ渡るびわ湖の自然を満喫されました。

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滋賀県知事とのセッションもあり、〈サステナブル滋賀〉をテーマに「健康な人づくり、健康な町づくり」など、滋賀の課題解決に向けても真剣に向き合っていただきました。

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いよいよ終盤。
それぞれの分野で活躍するリーダーの考え方を柔軟に受け入れることは必須。
お互いの意見を尊重しながらグループごとのとりまとめに進みました。

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発表では、どのグループも共通して人との〈つながり〉〈ネットワーク〉の重要性が語られました。
またその手法の一つとして「積極的にボランティア活動に参加すること。自分の価値を見い出すことができ、個々のステップアップにつながる」という意見が出るなど、未来のために持続可能な社会を築くきっかけとなり、リーダーとしてさらに一歩前進することが期待される有意義な時間でした。

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前回同様、若手リーダーになげかけられる様々な課題にも「私は、こう考えます」といった強い意思をはっきりと言葉で伝えられる姿勢に、私たちも学ぶことが多くありました。

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NELISメンバー全員にそれぞれ寄せ書きも。

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今後、さらにNELISの活動が活発になりそうです。
お互いが今回の成果を自国に持ち帰り、グローバルにネットワークを広げながら、新しいムーブメントを起こすきっかけとなる実りのある大会となりました。

 

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※第2回NELIS世界大会2017【前編】はこちら。

※昨年の第1回 NELISについてはこちらをご覧ください。
NELIS始動!ラ コリーナから世界へ
ようこそ NELIS!近江八幡へ
【NELIS 1日目】“探求の旅”へ出発
【NELIS 2日目】静寂な永源寺で。
【NELIS 3日目】“証”を残し、次の一歩へ
【NELIS 3日目・続】パブリックフォーラム(上)
【NELIS 3日目・続】パブリックフォーラム(下)


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