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メインショップ〈草屋根〉 | 2022/01/16  14:34
Text : 森 朋美(広報室)

2021年から2022年にかけて日本各地で1日の降雪量が多くなっています。
ラ コリーナ近江八幡がある滋賀県近江八幡市も降雪が多い日が昨年末から続き、例年に比べ雪化粧の「雪屋根」を見る日が多いように感じます。



2022年1月14日、前日から冷たい風が吹き、時折雪が舞っていましたが朝には一面雪景色に変わっていました。ラ コリーナ近江八幡のスタッフはいつもより早く出勤し、朝から雪かきをしました。

フォトスポットでもある「土塔」が遥か遠くに感じます。


回廊を歩くと氷柱(つらら)をたくさん見る事ができました。

フードガレージエリアは屋外にあるため、雪で通路が見えないほど。
お客さまがギフトショップやpink’s(ピンクス)まで歩けるように雪かきをしました。


ワーゲンバスやスクールバスにも雪が積もっています。

いつも見ている風景も雪化粧になると、また違った表情が見えます。


この日誌を書いている間も窓の外はしんしんと雪が降り続いています。

今回は、四季を通じてさまざまな表情を見せてくれるラ コリーナの景色をお届けしました。


クラブハリエ | 2021/12/03  09:00
Text : クラブハリエ

1951年、和菓子舗たねやの洋菓子部門としてはじまった「クラブハリエ」。そのきっかけとなったのは当時まだ珍しかった外国の文化に触れたこと。
<1997年頃のクラブハリエ滋賀県店舗>

夢とあこがれ、楽しさをこめたお菓子とともに月日をかさね70年。これまでに誕生したたくさんのお菓子のなかでもクラブハリエを代表するのはバームクーヘン。今回の日誌ではそのあゆみを紹介いたします。


洋菓子部門で本格的なバームクーヘンの製造がはじまったのは1973年。専用の機械で職人が一本一本焼きあげるやわらかな食感は、当時から地元の方々に親しまれたそうです。
<バームクーヘンオーブン1号機>

1999年には大阪の阪神百貨店に日本初のバームクーヘン専門店「B-studio(ビースタジオ)」をオープン。この出店を機に各地へB-studioを展開し、多くの方にクラブハリエの名前も知っていただけるようになりました。
<1999年B-studio梅田阪神店>

クラブハリエのバームクーヘンに大きな変化があらわれたのは2013年のこと。この年のバレンタインにはじめてチョコレートを生地に使ったバームクーヘン「ショコラバーム」が登場しました。
<2013年発売のショコラバーム>

シンプルな素材と伝統のレシピでつくりつづけたバームクーヘン。そこに新たな素材をくわえることは職人にとっても困難を伴うものでした。
<ショコラバーム製造>

チョコレートの深い味わいと、生地のやわらかさをいかせるよう何度も試作を繰り返し、絶妙なバランスを探り続けること5年。

完成したショコラバームは、お召し上がりの前に温める“ひと手間”も新しいお菓子としてご好評いただきました。


ショコラバームの販売から6年、2019年に販売した「抹茶バーム」も素材の本質を引き出すことに苦心した一品です。

職人が“抹茶のプロフェッショナルになること”を目指し、茶畑に足を運び、素材について学ぶ日々が続きました。
求める味わいにたどり着くために試作を繰り返すなか、ある茶畑でいただいた一杯のお茶からヒントを得、抹茶をたしなんでいるかのような味わいを生み出すことに成功したのです。

お菓子のおいしさは素材を深く知ることから。クラブハリエの職人は素材の現場に足を運ぶことをいつも大切にしています。


伝統のレシピと味わいを守りつつ、おいしさの可能性を探り続けるクラブハリエのバームクーヘン。迎える2022年のバレンタインにはショコラバームに新たな味わいが登場します。

「オリジナル」のショコラバームにくわえ、チョコレートをより深くお楽しみいただける「ビター」「ミルクチョコ」。素材の味わいを引き出した「抹茶」と「苺」。あわせて5種類のショコラバームを販売予定。

また、バレンタインにはクラブハリエ代表山本隆夫とショコラティエ原田誠也、世界大会への出場経験をもつ2人の新作ボンボンショコラが登場。
<左:クラブハリエ代表山本隆夫、右:シェフショコラティエ原田誠也>

<2人の新作(左:TAKAO YAMAMOTO 2022、右:L’ENFANCE(ランファンス))>
さらにインスタグラム発の商品開発プロジェクト「チョコ部」からも新商品「きなころん」、「ハリエさんのスモアサンド」の販売が決定しています。
<チョコ部(左:きなころん、右:ハリエさんのスモアサンド)>


進化するバームクーヘンとともに、クラブハリエのバレンタインにもご期待ください。

■クラブハリエバレンタインコレクション2022はこちら http://clubharie.jp/corporate/chocolat/
■チョコ部はこちら http://clubharie.jp/corporate/chocobu/index.html
■70th Anniversary 前編 はこちら


クラブハリエ | 2021/11/16  10:27
Text : クラブハリエ

クラブハリエは2021年10月、洋菓子づくりをはじめてから早くも70年を迎えました。

おいしさとワクワクするような楽しさをお届けしたい。そんなお菓子づくりを今日まで続けてこられたのはお客さまをはじめご縁をいただく方々のおかげです。クラブハリエをご愛顧いただく皆さまへ、あらためて心より感謝申し上げます。


ふりかえれば洋菓子づくりのきっかけも、あるご縁から生まれたものでした。
1951年、滋賀県近江八幡市の和菓子舗たねやにできた洋菓子部門がクラブハリエのはじまり。その設立には建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏との深いご縁が関わっています。
<ヴォーリズファミリーと山本家>
たねやの店舗の向かいにお住まいだったヴォーリズ氏からはパンやケーキのご注文を受けるほか、時にはホームパーティーに呼ばれることも。
<近江八幡市池田町の旧店舗>

当時にしては珍しいアメリカの文化や暮らしに触れたことが、洋菓子づくりへの道を拓くきっかけとなりました。
<当時販売していた洋菓子>


1979年にはたねやの洋菓子部門から独立し、株式会社「BON HARIE(ボンハリエ)」を設立。その後、人があつまる社交場(クラブ)のようにとの願いをこめ1995年に商号を変更。株式会社「CLUBHARIE(クラブハリエ)」を設立しました。
<1983年頃のクラブハリエ前身BON HARIE(ボンハリエ)店内>

リーフパイやバームクーヘンを中心にお菓子づくりを続けるなか、転機を迎えたのは1999年のこと。この年、大阪の阪神百貨店にオープンした「B-studio(ビースタジオ)」は日本初のバームクーヘン専門店。
<1999年B-studio梅田阪神店>
「クラブハリエのバームクーヘンが持つやわらかな食感をたくさんの方にお届けしたい」という強い思いがこの大きな挑戦を支えました。丸太状のバームクーヘンをお客さまの目の前でカットする“ショップ・イン・ファクトリー”のスタイルも好評を博し、「B-studio」はその後各地に出店することとなります。
<2008年B-studio名古屋高島屋店>

また2008年に東京都神谷町へフランス菓子専門店「オクシタニアル」、2010年は滋賀県彦根市にパン専門店「J’oublie le temps(ジュブリルタン)」を展開するなど様々なおいしさもお届け。
<東京都神谷町 旧Occitanial 2008年〜2011年>

<東京都日本橋 Occitanial 2014年〜>

<滋賀県彦根市 J’oublie le temps 2010年〜>

さらに2015年にはふるさと滋賀県に「ラ コリーナ近江八幡」をオープン。“自然に学ぶ”をコンセプトに、お菓子と折々の自然をお楽しみいただくたねやグループの旗艦店です。

2020年、東京駅に設けた「e-challenge(イーチャレンジ)」はクラブハリエの挑戦をかたちにする新しいスタイルの店舗。
「お菓子をシンプルに届けたい」「捨てられてしまうものを減らしたい」という想いからバームクーヘンの両端の商品化に踏み切りました。地球環境への負荷を減らし、未来に向けてなにができるのか。クラブハリエは一菓子舗としてこれからも挑戦を続けていきます。


1951年からおいしさと楽しさをかさね70年。お菓子からたくさんの笑顔がうまれますように。
そんな願いをこめ、クラブハリエは皆さまのもとへお菓子をお届けしてまいります。

クラブハリエ70周年 http://clubharie.jp/corporate/70th/index.html

次回、ラ コリーナ日誌「70th Anniversary 後編」ではバームクーヘンのあゆみを紹介いたします。


キャンディーファーム(たねや農藝) | 2021/11/04  10:06
Text : 川尻 七魅(キャンディーファーム)

前回の「ラ コリーナの稲刈り」に続き、今回はラ コリーナの脱穀です。


稲刈りの後、雨も続き予定より遅れましたが、9月23日(秋分の日)祝日ということもあり、多くのお客様がラ コリーナに来てくださっている中、お客様に見ていただく形で脱穀をしました。

昔ながらの足踏み脱穀機をはじめて使い、「なにこれ楽しい!!」というのが素直な感想です。

足踏みで脱穀機を回転させながら、回転部分に稲の穂を当ててお米を飛ばし下に落とすといった仕組みで、お米が素早く取れていくのがすごくて、ずっと見てられる気がしました。

足踏みをし続けなければいけないのですが、ある程度はじめに力をいれて踏めば後はそれ程力がいらないので、激しい音と見た目に反して疲れはなく、とても楽しくできました。
おそらく昔の人はもっともっとたくさんの量のお米を、この足踏み脱穀機で脱穀していたのだろうと思います。お米を精米するまでにどれほどの時間がかかるのかを想像すると、昔の人の偉大さをひしひしと感じました。

稲の束が太すぎると脱穀しにくいことに気づき、稲を束ねる時に太くしすぎないことや、田植えで一気にたくさん植えすぎないことなどを考えていると、すべて繋がってるんだなと感じました。どの工程も、田植えまで遡って考えることができるので楽しいです。

下にお米がある程度溜まったらふるいにかけて、お米とそれ以外の細かい藁などに分けます。

そこで集まったお米を、唐箕(とうみ)にかけます。
唐箕とは、手でハンドルを回しながら風を送り、未熟で軽いお米を飛ばし、さらに中身のあるお米を重さ別に分けることができるものです。
軽いものは遠くに飛ぶので奥の出口から出てきて、重たいものは手前の出口から出てきます。
私自身はじめて見るもので、仕組みや使い方を知り、足踏み脱穀機や唐箕を考えた人はすごいなと感心しました。

お昼に近づくにつれだんだんとお客様が増え、気づけば周りにたくさんのお客様が集まっていました。
怖がりながら楽しむお子様や初めての体験で驚く方、昔を懐かしむご年配の方までたくさんのお客様にも脱穀にご参加いただき、とても楽しかったです!

脱穀後のもみすりや精米も実際にしてみて、ものすごく時間と手間がかかることを知り、それを炊いたお米を食べた時は普段食べるお米と比べものにならないくらいのおいしさでした。

当たり前にあり、いつも何気なく食べているお米がすごくおいしく感じて食べられる幸せは、田植えから経験させてもらえた私の特権だと思いました。


お菓子屋でありながら、ラ コリーナの真ん中には店舗ではなく、大きな田んぼがある意味。今回田植えから脱穀までを経験し、これからもラ コリーナが自然と共に在り、自然に学び続けることの大切さを改めて体感しました。

普段ラ コリーナで働いていると、自然が見せてくれる感動がたくさんあります。今回たくさんのお客様と一緒に脱穀をしたり、スタッフみんなで協力して田植えをする中で、一緒に働くスタッフを含めたくさんの方々に自然に学ぶことの楽しさや大切さをもっと伝えていきたいと強く感じました。キャンディーファームや、そこで働く自分が、そのきっかけになりたいとより思いました。

これからも私自身大好きなラ コリーナの良さを「より多くの人に!」を目指して、楽しんで学びながら日々ラ コリーナで仕事をしていきたいと思います!


「はじめての田植え体験!」http://taneya.jp/la_collina/blog/?p=17828

「ラ コリーナの稲刈り」http://taneya.jp/la_collina/blog/?p=18334


キャンディーファーム(たねや農藝) | 2021/11/02  13:18
Text : 川尻 七魅(キャンディーファーム)

5月の終わりに手で植える昔ながらの田植えをしてから、青々と夏らしい田んぼの景色でしたが、みるみるうちに稲穂が付きはじめ、金色の絨毯のような綺麗な景色に変わりました。
ラ コリーナの大部分を占める田んぼが徐々に表情を変えることで、私たちスタッフ含めお客さまに、より季節感を味わわせてくれるように思います。

前回の「はじめての田植え体験!」に続き、はじめての稲刈りと脱穀まで、私の感じたことをラ コリーナ日誌として書かせていただきます!


9月8日。
まさに稲の刈り時!といった景色になったラ コリーナの田んぼ。この日は、真ん中の通路で分けて大きい方の田んぼ(画像左)の稲刈りをしました。

大きい方と小さい方の田んぼでは、それぞれ植えている稲の種類が違います。
大きい方の〈みずかがみ〉 は、滋賀県で開発・育成された早生(わせ)品種で、稲刈りが他のコシヒカリなどに比べて早いものです。

小さい方は〈秋の詩〉という品種で、みずかがみと同様、滋賀県で開発育成されたお米です。
こちらの品種は他に比べて稲刈りの時期が遅く、ラ コリーナでより長く田んぼの景色が見れるように、それぞれ稲刈りの時期が違う滋賀県のお米を植えています。

今年は雨の影響が大きく、例年より収量が落ちた年でした。
田植え後すぐに梅雨入りし、長雨と日照不足で最初の稲の成長が悪かったので、稲がしっかり定着せず除草作業の際に浮いてしまうことが多くありました。また、穂がつき始めてからも長雨に見舞われ、登熟に遅れが出てしまい、稲刈りまでに登熟しきらなかった稲が多かったです。

異常気象による作物への影響はニュースなどで見ることはありましたが、天候が作物の収穫に大きく影響することを実感したのは初めてでした。


稲刈り当日は、雨が降ったり止んだり。
まさに天候も田植えの時と同じで、ますますこの田んぼの景色のはじめとなった5月の田植えを思い出し、私にとっては感慨深かったです。

いよいよ自分たちの手で田植えをした稲の、手刈りの稲刈り!
田植えの時は青々と柔らかくて小さかった苗が、背も高くなり、固くしっかりと育って立っている姿を近くで見ると、成長を感じ、子供の頃の姿を知る親のような気持ちになりました。
穂が長いもの、一つの束が太いもの細いものいろいろで、田植えで植えた苗も同じように、しっかりしたものや細いものなどいろいろあったことを思い出しました。

稲の束を掴み、鎌で根元からザクッと刈っていく感じが、普段ラ コリーナ内でしている草刈りとは違う刈りごたえがあり、おもしろかったです。「ザクッ」となる音も心地よく感じました。

稲を刈り取ったあと、片手でギリギリ掴めるくらいの稲の束を麻紐でくくり、稲架掛(はさが)けをしていきます。

稲架掛けとは、稲架に刈り取った稲を掛けて天日干しし、脱穀するまでに稲を乾燥させたり、お米を追熟させるためのものです。自然の気候で時間をかけて干す稲架掛けは、お米をよりおいしくするんだろうなと思いました。

稲架は田んぼの中に立てるので、稲刈りと稲架立ては同時に行われました。
稲架を立てる場所の周りをまず刈り取り、稲架掛けの場所をあけていきます。
実際に私は稲架立てをしなかったので、どのくらいのスペースをあければ稲架立てしやすいか、刈り取った稲をどこに集めておけば邪魔にならずに稲架の近くに置けるかなどを考えながら、稲架を立てる人と声を掛け合いながら進めていました。

3人1組になって協力しながら進めていく田植えとは違い、稲刈りは黙々と刈り進め、束をくくって掛けていくといった個人競技のようなものでした。

私が1番面白いと思ったのは、稲刈りの途中でふと田んぼから上がって上から見てみると、”稲刈り迷路”ができていたことです!

はじめはまっすぐ刈っていたつもりでもだんだんずれて、遠くで刈っていた人が近くにいたり、稲刈りを進めるうちに突然出会ったり。田んぼの中にいると分からないことが上に上がってみるとよく見えて面白かったです。
田植えの時のみんなで協力して作った”景色”とはまた違い、黙々と刈る個人競技が合わさってそれもすごく面白い”景色”になっていました。

田植えをした時のことを思い出しながらの稲刈りは、稲の成長を目の前で感じられ、また途中面白い景色も発見できて、田植えの楽しさとはまた違う楽しさがありました。

稲刈りが終わり、田んぼ一面にあった稲穂が束でグッと稲架に集まっているのを見ると、私が思っていたより少なく感じました。


次回のラ コリーナ日誌にて、脱穀の様子をお届けいたします。

稲刈り迷路の動画はこちら

ラ コリーナ日誌「はじめての田植え体験!」はこちら http://taneya.jp/la_collina/blog/?p=17828


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