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たねや農藝, 愛四季苑 | 2019/06/12  13:43
Text : 広報室(望田朝美)

 

先月『母の日』にちなんで5月11日と12日の2日間、ラ コリーナ近江八幡のギフトショップ前でたねや農藝 愛四季苑(はしきえん)による『母の日 山野草寄せ植えワークショップ』を開催しました。
天気も良く、たくさんのお客様がご来店。

今回のワークショップは、山野草の販売と寄せ植えの体験。
山野草の寄せ植え体験に初めて参加してくださったお客様は、大阪からお越しでした。
「母はお花が好きなんです。きっと喜ぶと思ったので、山野草の寄せ植えを体験しました。」
お母様にプレゼントする為に気持ちを込めて丁寧に作っていらっしゃいました。

たねや農藝 愛四季苑(はしきえん)では、約500種類の山野草を育てています。山野草は、「お店の中でも季節を感じて欲しい」との思いを込めて、各店舗に季節の寄せ植えを毎週出荷しています。

山野草の寄せ植え体験は、ラ コリーナツアーで毎月開催しております。
普段の仕事や生活の中に、“自然を見て歩き、触れる”という体験を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
皆さまのお越しをお待ちしております。
ラ コリーナツアーはこちら⇒http://www.taneya.jp/la_collina/tour_index.html


たねや農藝, ワークショップ, 共同研究, お米づくり | 2019/06/10  09:50
Text : 桂浩子(たねや文庫)

田植えを控えた5月下旬、稲を育てている棚田に農藝スタッフの姿がありました。

あぜに置かれたザルには刻んだヨモギ。


爽やかに香るそれを苗箱のそばに吊るした綿素材の袋の中身と手早く入れ替えます。

聞けば、稲の虫除け実験として週に2回ヨモギを交換しているとのこと。

植物は、他の植物の切り口から発せられる匂いを受けると、身を守る力を高め、虫の被害を減らすという能力があります。これは匂いによる植物間コミュニケーションといわれているのですが、これを、ヨモギとイネに展開しようという実験を、龍谷大学農学部の塩尻かおり先生とともに2016年から始めています。


今回ラ コリーナでは種もみの芽生えから田植えまでの間、苗箱のそばに刻んだヨモギを設置しました。ヨモギを使った稲の虫除け実験の結果が出るのは、お米の収穫を終えてからとのこと。
次回の日誌では、実験結果とあわせて植物のコミュニケーションについてより詳しくお届けいたします。


たねや農藝, ラ コリーナCLUB・TOUR | 2019/06/04  13:21
Text : 広報室(望田朝美)

たねや菜園で手塩にかけて育てた野菜を、お客様に収穫してもらう体験型のラ コリーナツアーを、5月11日に初めて開催しました。
第1回目はスナップエンドウ。

今回ご参加していただいたお客様は、大阪と千葉から初めてラ コリーナ近江八幡にお越しくださいました。
まずツアーガイドが、たねやグループの取り組みについての紹介をしながら敷地内をご案内。

次に、体験型ツアーエリアのたねや農藝へ。
ここからは、たねや菜園 讃岐和幸園長に交代。

ツアーに参加されたお客様は、たねや農藝で使用している竹チップの道にとても興味を持ってくださいました。この竹チップは、八幡山の竹林整備で刈り取った竹を材料にし、道に撒くことで雑草予防として循環利用しています。

たねや農藝の工房棟に入り讃岐園長から収穫の説明を聞き、早速畑に向かいます。

畑には、青々としたスナップエンドウが待っていました。ぷっくりと育ったスナップエンドウを自らの手で収穫することに楽しまれていました。

スナップエンドウはツルを伸ばし高く成長します。その手助けとして、稲ワラと葭(よし)を使用しています。自然に還るものを使用し化学肥料や農薬を使わないたねやグループの取り組みにとても関心を持ってくださいました。

続いて、玉ねぎの収穫!みなさん初挑戦です。
ピンと伸びた葉っぱや、玉ねぎが土から顔を出して育っていることが新鮮だったようです。
意外とすぐに引き抜くことができず、根の強さに驚かれていました。

収穫後は工房棟に戻り、手作りマヨネーズとともにスナップエンドウを試食。調理してくれたのはカステラショップのスタッフです。

冷たく冷やされた色も瑞々しいスナップエンドウは、暑い日差しの中作業していた身体に染み渡る美味しさでした。


大阪からお越しのお客様が、「土を踏むのが気持ち良い」とおっしゃていたのが印象的でした。

農作物は、土から栄養をもらって育っています。その農作物を私たちは食べています。土に触れる機会が少ない現代だからこそ、土に触れることでより自然を身近に感じることができると思います。

普段当たり前に食べられることの背景には何があるのか?

体験型のラ コリーナ ツアーでは、お客様に折々の自然や季節のみのりを通して、たねやグループの取り組みをお伝えしていきます。


コンセプト, たねや農藝, 共同研究 | 2019/05/08  15:36
Text : 桂 浩子(たねや文庫)

4月下旬、鈴鹿山系をのぞむたねや永源寺農園で今年もヨモギ摘みが始まりました。ヒバリのさえずる畑では、農園スタッフが一つひとつ葉の具合をたしかめ、手作業で摘みとっていきます。


毎年春から夏にかけて摘むヨモギは畑近くの加工場で選別後、茹でてペーストにしたものを保存します。収穫から日を置かず加工することで、瑞々しい香りと色を活かした素材としてたねやのお菓子などに使われています。

畑にこんもりと茂るヨモギは一見どれも同じように見えますが、じつは葉の形や茎の色がそれぞれ違います。香りもまた同じ。

2017年に始めた立命館大学との共同研究により、ヨモギの香り成分が春から秋にかけて増えること、そのパターンが株ごとに違うことがわかりました。今後は個性ゆたかなヨモギの中から、香り成分が多く葉の大きいものなどを選び出し、栽培に活かすことを目指しています。

1998年にヨモギの無農薬栽培を始めて20余年。ヨモギをさらに深く知り、よりよいお菓子の素材とするために、これからも農園の取り組みは続きます。

※永源寺農園については過去の記事をご覧ください。
永源寺、さらに北之庄へ。
素材をめぐる旅 よもぎの香り編(下)【滋賀・立命館大学】
素材をめぐる旅 よもぎの香り編(上)【滋賀・立命館大学】


イベント | 2019/05/07  13:50
Text : 広報室

“いのちを守る森”について考える1日__

4月21日、「鎮守の森のプロジェクト in ラ コリーナ近江八幡 ーいのちを守る森について考えるー」を開催しました。メインイベントの植樹祭には全国各地から約200名が参加し、1600本の苗木を植えました。
2011年3月11日の東日本大震災を教訓として、災害からいのちを守る森(防災の森)の大切さを後世に伝えてきた公益財団法人鎮守の森のプロジェクト。細川護熙元首相が代表をつとめ、これまで東北の沿岸部を中心に森づくりを進めてきました。
私たちたねやグループも、“人と自然がつながる場”を目指してラ コリーナ近江八幡の森づくりを2009年から続けてきたこともあり、今回ご縁をいただきました。関西では初めての開催となりました。

今回植えるのは、この近江八幡の地に自生するシイ、カシ、タブノキなどの31種類。多くが常緑広葉樹です。
A〜Jまでの10グループに分かれ、細かなレクチャーは各班のリーダーから。地元の有志の方々によるリーダー・副リーダーは前日の研修で植樹方法を学び、作業がスムーズに進むようサポートしてくださいました。
(※研修の様子はこちら

まずは苗を水につけます。植えた後は天候に任せることになるので、人工的に水やりをするのはこれが最後。
この日は暑かったので、苗もとっても気持ち良さそうでした!

いよいよ植樹のスタート!
スコップで掘る穴の深さはポット容器に入っていた土の高さほど。深すぎても浅すぎてもいけません。
お父さんやお母さん、スタッフと一緒に、一生懸命作業するお子さんの姿もありました。

苗木を置いたらやさしく土をかけてあげます。「大きくなってね」と気持ちを込めて、ポンポンポンと。

自分で植えた木のことを、ずっと子どもたちが覚えていてくれたら…また、この木に会いに来てくれたら…
これほど嬉しいことはありません。今回植えた木々は1年に1メートルほど成長するそうです。
小学1年生が6年生になるころには見上げる高さに、大きな空へと枝を広げるときが待ち遠しいですね。

この日は、鎮守の森のプロジェクトの細川理事長をはじめ、三日月滋賀県知事、小西近江八幡市長も駆けつけてくださいました。たねや・クラブハリエの両社長も参加しました。



植え終わったら地面にワラを敷き詰めます。ワラは雑草を防ぎ、表面の土が崩れ流出することも防止します。
森の中の落ち葉のように、苗木にとっては“布団”のような存在。厳しい暑さや寒さからも守ってくれます。

参加者のみなさんがとても丁寧に、苗木を大切に扱う様子が印象的でした。
いずれ“防災の森”となる木々に守ってもらうだけではなく、私たちもこうして木を植え、森や海を守る。
自然と人はお互いさまなんだと再確認しました。

最後にワラが飛ばないようにロープで固定。そして終了です。お疲れさまでした!


※その他の植樹祭の写真、各グループの集合写真はこちら


植樹祭の前のトークイベントでは、鎮守の森のプロジェクト新川真事務局長より活動の歴史や実績などを紹介いただきました。関東大震災から阪神淡路大震災、東日本大震災と幾度も降りかかってきた大災害において、常緑樹の森がいかに人々の命を守ってきたか。また、東日本大震災の直後から現地で「森の防潮堤」を築くことを提唱した植物学者でプロジェクト副理事長の宮脇昭博士の思いも伝えてくださいました。

この日は、一般のお客様にも鎮守の森のプロジェクトを知ってもらうためのブースも登場しました!
滋賀県による「琵琶湖水草たい肥」PRブース、たねや・クラブハリエの限定商品ブースも出店し、多くの方が楽しみながら学びを深める機会となったのではないでしょうか。
※ブースエリアの様子はこちら


今回、みなさまのご協力で無事開催できたことを大変ありがたく、嬉しく思っています。自然に学び、自然と人が共に在ることができる場所。私たちが描く夢がまた一つ形となり、歩みを進めることができました。

細川理事長は、“防災の森”の重要性を明確に示した上でこんな風にもお話しになり、強く共感しました。
「この先、木々が大きくなって立派な林や森となれば、そこは子どもたちが遊ぶ場所にもなるでしょうし、大人が散歩する道もできるでしょう。色々な役割と意味を持つ、多様な場が生まれます。それは地域のためにも地球のためにもなると思います」。

たくさんの学びをいただいたこのプロジェクトを力に、たねやグループは今後も森をつくっていきます。

 

※写真アルバムもあわせてご覧ください!
【鎮守の森】リーダー研修
【鎮守の森】植樹祭
【鎮守の森】ブースエリア


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