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ラ コリーナ日誌
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北之庄菜園に託された想い
Text : 讃岐和幸(たねや農藝 北之庄菜園)
- #キャンディーファーム(農藝)
たねや農藝 北之庄菜園は、ここラ コリーナ近江八幡とともに産声を上げた農園です。今回は、北之庄菜園がなぜ、この場所に出来たのかを書いてみたいと思います。
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(2014-04-08)
北之庄菜園では、オーガニックで野菜を作るという計画です。「菓子舗なのに、なぜ野菜を作るのか?」「なぜオーガニックなのか?」と、最初は私自身も疑問だらけでした。少しだけですが農業の経験があるので、農作業をする上でオーガニックがどのようなものなのか想像がつきましたし、農業にも様々な手法がある中で、なぜそのような効率の悪いことをするのだろう、というのが最初の正直な感想でした。ですが、社長の農業に対する考えを聴くことで、北之庄菜園ができた理由や託された想いが見えてきました。
(2014-05-19)
社長がお菓子の原材料の生産現場に行かれたとき、日本の農業の「弱さ」を目にされる機会が多かったそうです。お菓子の原材料のほとんどが農産物やその加工品ですから、農業が元気でないとお菓子作りの将来も不安なものになってくる。農業がもっと元気になるために、どうすればよいか? 難しい問題です。では、その問題に対して、たねやグループとして出来ることは何なのか? 社長が導き出された答えは、“自然に聞いてみよう”“自然に学ぼう”というものでした。
(2014-08-01)
生きた土を作ろう。生き物があつまる土を作ろう。そして、どこかホッとできる、この地の景観に馴染む田畑を作ろう。
(2014-07-02)
そして生まれたのが、北之庄菜園です。ここで有機野菜をつくり、オーガニックの輪を広げ、やがては滋賀県中に広めていきたい。そして「近江野菜」というブランドを確立したい。その頃には、滋賀県の農業は今よりも元気になっているに違いない。そんな大きな夢が社長の口から語られ、北之庄菜園が担う役割は、とても大きいものだと感じています。
(2014-07-02)
仲間とともにじっくり丁寧に、そして手塩にかけて野菜を作り、その積み重ねでラ コリーナ近江八幡の描く夢に近づいていきたいと思います。そして、ときにはともに汗を流し、ときには収穫の喜びを分かち合いながら、皆さんと一緒に野菜づくりをしていければと思います。
(2014-08-01)