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〈栗百本〉栗の木のその先は…
カステラショップ〈栗百本〉, フェロー | 2015/06/25  15:05
Text : 國領美歩(広報室)

ラ コリーナ近江八幡に新たに計画を進めるカステラ専門店「栗百本」。
栗の木を100本使う―
がコンセプトの一つでもあり、とても重要な意味を持つのが栗の木です。

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設計を担当してくださる建築史家・建築家の藤森照信先生と共に栗の木をもとめて長野県木曽町の山に入ってから約1カ月半、山から切り出された栗の木はお世話になっている、岐阜県の末永製作所にありました。

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切り出された木は、高圧の水を使って皮を剥がれた姿でずらり。

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木の節や枝の様子、幹全体の曲線がはっきりとし、山で「栗の木」として出会ったときとは全く違う表情を見せてくれました。

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木肌も一本一本、様子が違います。ツルツルのものもあれば、ザラザラのものも。

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栗はスギやヒノキに比べて皮が厚く、「粘り気がある」ため皮を剥がしにくいのだそう。
1日に1人あたり4本剥くのが精一杯だといいます。

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皮を剥いだら雨に濡れないように屋内に入れ、また、人の手によって真ちゅうのタワシで磨かれます。

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「これと、これと、これと…」
「これも、素直に曲がってるのがいいね」
「これはあっちに使おう」

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藤森先生は図面を見ながら、一本一本をじっくり見極め、個性的な栗の木を建築に当てはめて行きます。

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柱として使わない栗材は製材機で6センチの厚さに切りそろえられ「栗材」となり、先生のデザインによって机や椅子として、新たな命が吹き込まれます。

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樹齢100年を超えるこの大木は、栗百本のシンボルともいえる存在感のあるテーブルになる予定。
みなさまにカステラや食事を楽しんでいただく大切な場所になってほしいと願っています。

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自然の素材が少しずつ“かたち”となり、ラ コリーナ近江八幡で私たちが目指す“人と自然が共に時間を共有する空間”へと生まれ変わって行きます。

栗百本の建築には、社員によって栗の木片を天井に貼り付けるワークショップも予定されています。
私たち自身の手でも「栗百本」をかたち創って行きます。

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これからも打ち合わせを重ねながら、「イメージをかたちに」「想いをかたちに」する作業は続きます。

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いったいどんな空間にみなさまをお迎えできるのか、私たちも今からワクワクしています。
「栗の木たち」のその先やいかに!?これからもお伝えできればと思います。

 

※過去の記事 「栗百本」をもとめて もあわせてお読みください。


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