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【NELIS 3日目】“証”を残し、次の一歩へ
NELIS | 2015/10/19  16:16
Text : 國領美歩(広報部)

最終日。25人の化学反応から生まれたものをカタチにし、次の一歩に繋げる日です。
ラ コリーナ近江八幡で最後のセッションを終え、3日間の集大成ともいえるパブリックフォーラムが行われる立命館大学びわこ・くさつキャンパスへ向かいます。

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まずはラ コリーナ近江八幡での記念植樹からスタート。
たねや農藝の工房棟へと続く、間伐材を再利用した「竹チップ」を敷き詰めた道を進みます。

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私たちはここラ コリーナ近江八幡で、どんぐりを集めて木を植えていること。
サステナブルな里山の暮らしを見直す場として、地域の方々と共に森をつくってゆきたいということ。
たねや農藝のスタッフから、“自然に学ぶ”たねやグループのコンセプトが伝えられました。

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今回植えていただくのは柿の木。私たちがつくる和菓子のルーツとも言われる果実のなる木です。
50センチほどの穴を掘り、掘り出した土と落ち葉を混ぜて植えていきます。

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この木の成長とともに、NELISが育って行きますように…

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「みなさんが帰られても、ここラ コリーナ近江八幡でNELISが行われたという“証”になるように。
ぜひまた訪れていただきたい」という社長 山本の願いも込められています。

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たねや農藝のスタッフが「みなさんが帰られた後も、大切にお世話しますので安心してください」と伝えると、NELISのメンバーから笑顔と歓声が上がりました。

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記念植樹を終えると、また議論の再開です。話し合いもいよいよ大詰め。
エキサイティングな意見のやり取りをまとめ、パブリックフォーラムに向けて発表の準備を進めます。

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ここで、共同代表のピーターさんから3日間の総括と今後の展望が投げかけられました。

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来年はイギリスで開催したいということ、関わり方として様々なレベルがあって良いということなど、
少しずつNELISの具体像が見えてきます。
リーダーたちの生き生きと輝く瞳は、もうずっと先を見ているようでした。

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昨日の議論の舞台、永源寺で“禅”を通して2つの大きな気づきがあったといいます。

1つ目は「迂回」。
新しいことを始めるとき、新しいものをつくるときに、今あるものを全て壊して進むと反対も多く、サステナブルではありません。そこで、まわり道で進み、今すでにあるものを利用して皆が利益を享受するのがいいのではないか、というものです。

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2つ目は「道場」。
インターネットなどを使えば世界中どこにいても話し合いができる時代ですが、本当に深い議論は、相手と目線を合わせ直接会わないとできません。自らを高め、お互いに高め合えるような場所が必要ではないか。
アフリカのザンビアでバナナの茎の繊維からつくる紙「バナナペーパー」を通して、環境問題と途上国の貧困問題解決に取り組むビリー・エンコマさんからは「世界中に道場をつくっては」という声も上がりました。

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「NELIS最初の1年目に、具体的になにができるだろうか」
ピーターさんからの問いかけに、メンバーから次々と意見が上がりました。

共同代表の秋村会頭、山本と対話する時間も設けられました。
化粧を通じてネパールなど途上国の女性支援に取り組む起業家の向田麻衣さんからは「山本さんは長く続く和菓子屋の4代目ということですが、このような新しいことを企画する情熱はどこからくるのですか」と質問がありました。

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「地域にはその地域の魅力がある。しかし、世界から見ると日本のそれは東京に集中していると感じます。
もっともっと“地域の色”を強くしていきたい。近江八幡を東京にはない、魅力溢れるまちにしていきたい。そんな強い思いからです」。山本は「地域=ローカルの可能性」を世界のリーダーたちに語りかけました。


3日間を通して、みなさんの活発さ、明るさ、心のオープンさに触れ、驚きと多くの学びをいただきました。
セッション中はもちろん、休憩や移動中もつねにメンバー同士でコミュニケーションをとり、人と関わろうとする姿に、一人ひとりが秘める熱量の大きさを感じました。

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日本の食事、お寺や和太鼓などの文化も前向きに受け入れ、好奇心を持ち、心から楽しんでくださいました。

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事前から準備を重ねてきた私たちスタッフの思いをパワフルに受け取り、たくさんの笑顔で返してくださり、
「近江八幡にお招きできてよかった」という思いが溢れてきました。

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午後はいよいよパブリックフォーラムです。
25人のリーダーたちが導き出した次世代への提案とは。追ってお伝えします!


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