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どんぐりから広がる未来
たねや農藝, どんぐりプロジェクト, 地域 | 2017/02/21  11:17
Text : 國領美歩(広報室)

ラ コリーナ近江八幡の森づくり。
2月15日、地元・近江八幡のヴォーリズ学園近江兄弟社高校のみなさんが課外学習としてラ コリーナ近江八幡を訪れ、一緒に活動してくださいました。連日の寒さも吹き飛ばすようなハツラツとした表情で学ぶ姿に、私たちも元気をいただきました!

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たねやグループでは、2009年から従業員やその家族が参加して森をつくる〈どんぐりプロジェクト〉を続けています。ラ コリーナ近江八幡の敷地は以前は別の施設が立っていたため、広大な更地の状態でした。

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「いつかこの地を豊かな森にしたい」。私たちはお店をつくるよりもまず先に、どんぐりを拾い集め、どんぐりの苗木を育てることからスタートしました。
そしてプロジェクト4年目の2012年には、ラ コリーナの敷地に植樹をはじめ、現在では2万本のどんぐりの木を植えました。

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この日は、敷地内のアラカシから落ちたどんぐりから芽を出した小さな苗木を地面から抜き、ポットに移す作業をしました。まだ雪は残っていましたが、木の下にしゃがみこむと、いくつもの若々しい芽が顔を出していました。10センチほどのどんぐりの木の赤ちゃんがあちこちに!とても可愛らしかったです。

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どんぐりといってもコナラやクヌギ、シイなどたくさんの種類があること。この地をいだく八幡山にはアラカシが多く、いずれここに育ったどんぐりの森が八幡山に続いていくようにという構想があることなど、たねや農藝スタッフの話を興味深そうに聞く高校生のみなさん。

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「ほんまにどんぐりから芽が出てる!」「うまく抜けへん!」など歓声をあげながら、初めての作業を楽しんでいました。

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一粒のどんぐりが大きな木になるまでには、20〜30年かかるといいます。その時間の長さに驚きながらも、「20年後ってみんなどうなってるかなぁ」と未来に思いを馳せるみなさんは、いつか立派な木になるどんぐりのように、可能性と希望に満ちていました。

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抜いた苗木はポットに移し、しばらくの間育ててからまた地に返します。

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「自然の中に溶け込むように創られた場所で、歩いたり、作業したりする中でとても気持ちがよかったです」
「ラコリーナはお菓子を作ったり販売したりする場所だと思っていたけれど、その奥で森を創っているとは思いもしませんでした」
「どんぐりの木の苗を容器に移す作業を通して、働いている人の熱意を感じることができました」
「また将来森ができて、歩くことができることを楽しみにしています」

と感想をいただきました。この体験が少しでもみなさんの記憶に残り、今後に生きてゆけば…こんなに嬉しいことはありません。

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目標は10万本を植えること。そして、この地を豊かな森にすることを夢見ています。まだまだ道半ばですが、地元のみなさんとともに、そして若い世代とともに一歩ずつ進んでゆけたらと思います。

 

※どんぐりプロジェクトについては過去の記事「どんぐりの木、育てています。」をご覧ください。


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