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鳴子プロジェクト2017
たねや農藝, 地域 | 2017/07/28  18:27
Text : 桂浩子(たねや近江文庫)

7月28日、青々と稲の伸びる田んぼに今年も鳴子(なるこ)の仕掛けを設置しました。

竹を軸に麻縄へ結わえた鳴子は、縄を引いて板を鳴らすことで稲穂をついばむスズメを追い散らす昔ながらの道具です。

今回は設置場所を去年の3か所から6か所に増やし、再利用の板もあわせ100枚以上の鳴子を使いました。そしてお気づきでしょうか。今年の鳴子はとってもカラフル――実はこれ成安造形大学との合同プロジェクト作品なのです。

鳴子にアート性を持たせるというテーマで始まった新たな試みには、たねやグループの“農”への取り組みに賛同してくれた成安造形大学「ミノリブ」をはじめ、たねや農藝、社会部、お菓子のパッケージデザインなどを手掛けるアート室も参加しました。
学生さんたちからデザインの提案を受け、ディスカッションするなかで生まれたキーワードは“自然に逆らわないデザイン”。いくつかの案を組みあわせ、最終的に木目にそって色を塗る形に決まりました。

作業が始まったのは6月末。100枚のケヤキの板を「ミノリブ」の学生さん10人がおよそ3週間かけて塗り終えました。色数を少なくし自然の風合いを活かしたほか、アクリル絵の具以外にヨモギの煮汁を使うなどの挑戦もあったようです。
たねやグループの社内スタッフもまた、板ごとに違う木目に苦労しながら思い思いの色で仕上げました。

仕掛けを設置した田んぼからは早速カラカラと板を鳴らす音が聞こえてきます。

これから9月中旬の刈り入れまで稲を見守るのが鳴子の役目。ラ コリーナへお越しの際は“鳴子プロジェクト”作品をぜひご覧ください。


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