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藤森先生の模型づくり(3)
コンセプト, フェロー | 2017/12/07  15:12
Text : 國領美歩(広報室)

12月4日、ラ コリーナ近江八幡では藤森照信先生が「草回廊」の模型をつくってくださいました。

2016年5月の「草屋根」模型づくり今年1月の「銅屋根」模型づくりに続いて、第三弾は田んぼ横にゆるやかな曲線をえがく「草回廊」です。八幡山側の屋根は銅板葺き、田んぼ側は後ろの八幡山のグリーンとつながるように、と芝屋根となっています。
芝棟(しばむね)を取り入れ、キキョウが植えらているので、季節によっては白や紫の可憐な花が咲きます。

久しぶりに近江八幡に来てくださった藤森先生は、手際よく作業をスタート!
回廊の柱の部分は、彫刻刀で削り出していきます。床面も削ることでニュアンスがつき、栗材の肌感が生き生きと伝わってきます。

「どんどん集中してやっちゃうね。職人が繊細になる気持ちが分かる」と藤森先生。

以前「草屋根」の模型をつくった時より準備も万端だったそうで、スムーズに作業は進みます。
先生もとっても満足そうです。

屋根部分はチェーンソーでワイルドに!屋根の角度をつけていきます。

ともにラ コリーナをつくってくださったみなさんと一緒に。息のあったとても素敵なチームです。

「おお〜!!」「いいね!いいね!」
屋根をのせると歓声が湧きました。ラ コリーナにある「草回廊」に見えてきました。

予想よりも早く仕上がり、「今回はきれいすぎるくらいかなぁ」という言葉も。
それでも、さすがは藤森先生!栗の原木から回廊が伸びているような、個性的な作品が完成しました。

回廊の入り口からの見え方もしっかり確認。連立する柱がつくるカーブが美しいです。
このカーブ、実は人工的に切り出したものではなく、もともとその形に曲がった栗の木を先生ご自身が選んでくださったんだそう。まだ切って間もないもので、表皮の苔は生きていました。

また、この栗の木は先生の故郷の長野県茅野市の山からやってきたもの。
藤森先生とたねやグループとのご縁を象徴するようなこの作品を、これからずっと大切に大切にしていきたいと思っています。

こちらの作品は来年以降、たねやグループ本社展望室に展示する予定です。
ラ コリーナツアーにご参加の際にはご覧いただけますので、ぜひお楽しみに!


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