
2026.07.24 Text : 後藤 陽奈(LAGO琵琶湖の森)
「今森光彦と里山をつくる」を開催しました!2026 vol.3
- # 水と森
2026年6月14日、今年第3回目となる「今森光彦と里山をつくる」を開催しました。
このイベントは「琵琶湖の森」プロデューサーである今森光彦先生から、1年を通して里山の営みや四季折々の暮らしについて学びます。
2026年のスケジュール
| 4月18日(土) | 生き物が訪れる草花を植えよう |
| 5月16日(土) | 里山の草地づくりに挑戦しよう |
| 6月14日(日) | 生き物がよろこぶ“夏じたく” |
| 10月17日(土) | 水生昆虫の世界をのぞき、棲み処(おうち)をつくろう |
| 12月5日(土) | 雑木林に生きる“やまおやじ”のお世話をしよう |
6月のテーマは「生き物がよろこぶ“夏じたく”」。
5月に引き続き草刈りを行い、里山の環境を整えながらそこに息づく生き物たちとの出会いをお楽しみいただきました。
また、今森光彦先生とLAGOを散策しながら、今森先生ならではの写真撮影のコツを教えていただきました。
直前まで暑い日が続いていましたが、当日は曇り空が広がり、過ごしやすい一日となりました。
まずは「琵琶湖の森」スタッフによるLAGOツアーからスタート。
初参加の方には、コンセプトや取り組み、生き物の話を中心にご紹介。何度かご参加いただいている方には、前回種まきをした場所を一緒に観察しながら、現在の森の様子や管理方法についてお話ししました。

続いて、今森先生によるレクチャータイムです。今回は、主に草地で暮らす生き物についてお話しいただきました。
例えば、ナミアゲハとキアゲハというよく似たチョウがいます。
ナミアゲハは、樹木の多い場所や庭先などでよく見られ、幼虫は主にサンショウや柑橘類などミカン科の植物の葉を食べて育ちます。
一方で、キアゲハは畑の縁や草地、河川敷など背の低い植物の近くでよく見られ、幼虫はセリやニンジンなどセリ科の植物の葉を食べて育ちます。

ナミアゲハ

キアゲハ
このように、似ている生き物でも暮らす環境や幼虫が食べる植物は全く異なるということを教えていただきました。
レクチャー後はいよいよ草刈りです!
先月に引き続き、「湖のテラス」周辺の草地を整えました。草刈りの最中にはたくさんの生き物を発見し、皆さん興味津々です。



生き物との出会いを楽しみながら作業を行い、あっという間にすっきりとした草地に。

草刈りの後は今森先生と一緒にLAGOを散策し、今森先生ならではの視点から、写真撮影のコツや被写体の捉え方について教えていただきました。



教わったポイントを意識しながら、それぞれ思い思いの角度で撮影を楽しまれていました。
最後はカフェのメインテラスにてお楽しみの交流会です。
今回は、焼きたてたねやカステラ瀬戸内レモンをご用意。



参加者のみなさまや今森先生との交流を楽しみながら、和やかなひとときとなりました。
次回は10月17日(土)「水生昆虫の世界をのぞき、棲み処(おうち)をつくろう」です。
水辺に生息するトンボのヤゴやイトトンボなどの水生昆虫を観察し、さらにそこに暮らす生き物たちが利用する草花を植栽します。
初めての方やお一人でのご参加も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
みなさまのご参加をお待ちしております。