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近江八幡の子ども松明
コンセプト, 地域 | 2016/10/08  14:33
Text : 國領美歩(広報室)

11月3日(木)〜6日(日)、ラ コリーナ近江八幡で「たいまつフェス2016」を開催します!!

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ラ コリーナがある滋賀県近江八幡の各地域では、古くから琵琶湖のヨシや菜種ガラで松明(たいまつ)を結い、火を放って奉納する春の火祭りが行なわれてきました。今でも盛大に続けられているお祭りの主役でもある松明は、近江八幡に暮らす人々にとってとても大切なものです。
たいまつフェスではラ コリーナに3基の“大松明”と約50基の小ぶりな“子ども松明”を設置します。大松明は地域のみなさんとともに、そして子ども松明は私たち社員の手で作り上げられるように、社内で担当するスタッフが9月ごろから、地元の名人のもとで松明づくりを教えてもらっています。

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教えてくださるのは田中由久さん。「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」の副会長でもあり、子ども松明教室や手づくりのしめ縄教室の講師も務めておられます。まずは、お手本を拝見します!

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菜種ガラでできた芯の周りを100本ほどのヨシでおおった「胴」の先端、「笠」と呼ばれる部分を仕上げていきます。手際よく、そして美しく。スタッフは田中さんの動きを追いながら、時々メモをとっていました。

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竹でつくった輪で傘と呼ばれる部分を開き、ヒモで編んで固定する作業中、「間隔は一定の方がいいですか?」というスタッフからの質問には、「そやな。寄りすぎても空きすぎてもあかんし、その辺は絶妙なバランスが大事やね。ただ編んでるんじゃなくて、バランスを加減するんや」という言葉が返ってきました。

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すべて手と、手作りのものだけで形づくられてゆく松明は、まさに手仕事の結晶。自然の材料の人の技と知恵で新しい命を吹き込んでゆくような、そんな作業に目が離せません。

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田中さんは言います。「松明をただ燃やすものとは思ってない。神様にお供えするもの。美しいものの方が、神様も喜ばはるでしょう」。ほんの短い時間で燃えてしまう松明であっても、細部までこだわります。

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松明の形の由来は諸説あるそうですが、その一つによると袴姿の人間の姿を表しているといいます。
よ〜く見てみてください。みなさんには何に見えますか?

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今回準備を進めている子ども松明は、80センチ〜1メートルほどの大きさ。
古くは子どもの健やかな成長を願い、我が子の背丈に合わせて年々大きくつくったり、反対に「この松明のように大きくなってほしい」と我が子が幼いほど大きくつくり、だんだん小さくしていったりという話も教えていただきました。

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各家庭でこしらえた子ども松明は玄関に飾られ、春の祭りには近くのお宮さんへ持って行き神様へ「奉火」する。それが近江八幡の風景でした。

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「元気に大きく育って欲しい」と子を思う気持ちは今も昔も変わりません。先日ラ コリーナを会場として、「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」と「まちづくり会社まっせ」によって開催された「子ども松明教室」でも、親子で一生懸命に松明をつくる姿がありあました。

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地域のベテランの方々に教えてもらいながら見よう見まねで、まずはやってみて覚えていく子どもたち。
ワラやヨシといった材料に実際に触れながら、肌でたくさんのものを感じとっているのが伝わってきました。伝統が、手から手へ受け継がれてゆく瞬間でした。

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この松明の文化は、近江八幡の地に生まれ、商いをさせていただく私たちにとっても、学び受け継いでいきたい伝統です。地域のみなさん、そしてラ コリーナを訪れてくださるみなさんと一緒に、たいまつフェスをつくり上げてゆきたいと思いますので、こうご期待ください!

11月5日(土)、6日(日)には「子ども松明づくり」を企画しています。歴史と伝統に触れるワークショップにぜひご参加下さい!詳しくはこちら


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