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7年目の竹伐り
たねや農藝, ワークショップ, 地域 | 2019/03/03  18:03
Text : 桂 浩子(たねや文庫)

穏やかな陽気に恵まれた2月18日。竹林整備のワークショップを行いました。
参加者はたねや農藝のスタッフを中心とした20名。手袋に長靴、安全のためにヘルメットをかぶって作業開始です。

2013年から里山の保護を目的にたねやグループが整備を進めているのは、ギフトショップ裏に広がる八幡山のふもと約8400平方メートル。今回のワークショップではあらかじめ印のつけられた竹や枯れたり倒れたりしたものを伐り、運びだします。

竹伐りの作業で厄介なのは竹が倒れる時ほかの竹に引っかかること。こうなると竹同士がしなるため少し揺すったぐらいではびくともしません。根元から抱えて引っ張る、斜めの状態で伐るなど竹を1本倒すのも手間と力が必要です。

運びやすい大きさに切った竹は数ヶ所に集めて作業は終了。ここからはたねや農藝のスタッフが引き継ぎます。


ワークショップから数日後、八幡山のふもとには小さな山ができていました。これは伐った竹を粉にしたもの。あれだけ積み重ねていた竹も機械を通せばあっという間に粉末に。

竹粉の山は均して土にかえすほか一部は農藝の畑で使っています。夏野菜を植える時、根元に撒くことで雑草の芽吹きを抑え、収穫後はそのまま土に漉き込み肥料とします。

また少し大きめに砕いた竹チップも農藝の敷地に撒くことで雑草対策に。竹チップは朽ちるので1~2年を目安に交換します。


今は見通しが良くなった竹林もかつては鬱蒼とした場所でした。所有者である地元の方々から竹を伐る許可を得、たねや農藝のスタッフが中心となって整備をはじめたのは2013年のこと。2015年にラ コリーナがオープンしてからも地道に活動を続け、竹林整備は今年で7年目を迎えました。

農藝スタッフは竹伐り以外でも、台風が過ぎたあとなど倒れた竹が道路に出ていないか確認に行ったりもします。現場に着いたらすでに地元の方が作業を終えていたことも。

つねに気にかけ、折々に手をいれる。それは田んぼも畑も竹林だって同じです。
自然とのつきあいに終わりはありません。八幡山を、ふるさとの里山を守る活動はこれからも続きます。

※竹林整備についての過去の記事もぜひご覧ください!
(2014/05/21)人と自然が主役の建物です(1)
(2014/06/04)人と自然が主役の建物です(2)
(2014/06/11)人と自然が主役の建物です(3)
(2016/04/25)植物も私たちもエンジン全開!


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