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ラ コリーナ日誌

子ども参観日~親子で夏休みの良き思い出と学びの時間に~

Text : 田原 佳代(しあわせ推進室)

  • #サステナビリティ
  • #イベント

こんにちは!しあわせ推進室の田原です。しあわせ推進室では、たねや・クラブハリエの従業員が心と体の健康や多様な働き方の支援を行い、全従業員の幸せを推進しています。

今回は夏休みということで、従業員の子どもたちを対象に会社見学行いました。

「たねや・クラブハリエの仕事への興味や将来の職業選択のきっかけづくりになってほしい」
「働くことへの関心や親子のコミュニケーションのきっかけづくりになってほしい」
「他部署の仕事を知るきっかけづくりや自部署の働きがいやモチベーション向上につなげてもらいたい。」
「普段、交流の少ない従業員同士(お店と工場など)のコミュニケーション場づくりにしたい。」

そんな想いから【子ども参観日】を開催し、普段なかなかみられない「物流」のお仕事について16組(子ども29名)の親子に参加いただきました。


開催にあたり、物流部の部長はじめ、各部署のセンター長に協力をお願いし、事前打ち合わせから会場準備などご協力頂き、参観日当日、みなさんに楽しんでもらえるよう工夫してお迎えしてくださいました。参観日当日、申込みいただいたみなさん全員、元気に参加してくださいました。

受付で健康チェックをしたあと、しおりと見学用の制服を手渡します。はじめて着る制服に袖を通すみんなのワクワクした顔。

着替えたあとは、スライドショーを見ながら会社説明を聞き、しおりに書き込んでいきます。

日本地図にお店のある位置が出ると自分のしおりに印をつけたり、箱詰めセンターの説明では大きな箱の中からいろいろな形の箱や袋が出てきました。小さな子どもたちにもわかりやすく説明してくれます。

写真や動画でなかなか入れない出荷センターの中を説明してくれたり、身振り手振りで機械やフォークリフトの様子を教えてくれたり。どの子も目をキラキラとして説明を聞き入ってました。


たくさんお仕事の話を聞いたあとはグループにわかれて実際に工場へ入って見学に出発します。

ふくみ天平グループ、バームクーヘングループ、栗饅頭グループ、リーフパイグループ、どらやきグループの5つのグループに分かれてセンター長に案内してもらいます。


工場へ入る前に靴底を洗います。

次に制服についている繊維や糸くずなどを粘着ローラーで取り除きます。

ペアになって丁寧に…。

さらに細かい汚れを落とすためエアシャワーの部屋に入ります。エアーシャワーの勢いにドキドキ!


工場へ入ってからは、初めて見る機械や作業にみんな興味深々でした。
お菓子を運ぶエレベーターや大きな冷凍庫に驚いたり、

たくさん並ぶお菓子に目を丸くしたり、商品がラインに流れていく箱に詰められていく様子を見入ったり。

お菓子の入った箱を機械が自動で包装しているところでは「はやーい!」、「どうなってんの?」と歓声があがりました。

段ボールが流れてきてロボットがテープを貼り、閉じていきます。「ロボットすごいな!」「この次どこに行くんやろ?」と大興奮。

フォークリフトやトラックに大喜びしたり、発見や学びいっぱいの見学になりました。


見学を終え、次は『包装体験』のワークショップ。自分たちで好きなお菓子を選び、箱に詰め、蓋をして、いざ包装をします。まずは先生のお手本から。

先生も子どもたちに囲まれながらの包装は初めてでドキドキしていました。

次は子どもたちの番!お菓子をもらい箱に詰めていきます。

箱の蓋はなかなか難しい…。
手伝ってもらいながら箱詰め完了です。

次はお菓子の箱を包装していきます。
箱を斜めに置いたり抑えながら転がしたりテープで止めたり…

難しかったのですが、物流メンバーだけでなく普段お店や物流で働くママも先生になって大活躍!

みんな上手に包装できました。
自分で包装した商品は特別で、大事そうに抱えて帰る子もいました。


最後に今日の感想を書いてもらいました。

<参加者の声>

「子供達には、共働きな分、頑張ってもらっていることもありますが、こうしてお時間を作っていただき、両親が働いている会社ってこんなところなんだよ、と伝えられることで、何か感じてくれたと思います。」

「仕事は一人でなく協力し合ってすることや得意な事を選んで働くということも理解してくれたようで、夏休み最後いい勉強になりました。私自身もなかなか滋賀へ出向く機会が少ないですが、この参観で学んだことをまたお客様との会話で繋げていけたらと思っております。」

「帰宅後、家族に見たこと聞いたことをたくさん話していました。とても刺激的だったようです。また、参加したいです。」

「働いている人が頑張っていてすごくかっこよかったです。みんな一生懸命はたらいていてすごく大事な仕事だなと思いました。」

と、『楽しかった』の声があふれていました。


感染症対策で今までは「参観日の開催は難しい…」とあきらめがちでしたが、目線を変え、今までと違う形で開催することでみなさんに『楽しかった』と言ってもらえ、無事終えることができました。
感染症だけでなく様々なことに対して、新しい形や考え方など柔軟に対応することで、できることを今回の学びにし、今後の活動に活かしていきたいと思います。