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ラ コリーナ日誌

田んぼから学ぶ -準備編-

Text : 鬼海航太(キャンディーファーム)

  • #ラコリーナ
  • #わたしたちの取り組み
  • #お米づくり

前回、苗の準備について紹介しました。


今回は苗を植える田んぼの準備について紹介していきます。

ラ コリーナ近江八幡の田んぼでは、9月の稲刈りが終わった秋から『緑肥(りょくひ)』という植物そのものを肥料にする作業を行います。レンゲや菜の花、ムギなどの緑肥植物は、秋にまいた種がグングン生長し、冬から春にかけて田んぼを彩ってくれます。

名残惜しいですが、田んぼのために刈り倒します。

しかし、刈っただけでは肥料にはなりません。

そこで行うのが鋤(す)き込みという作業です。鋤き込みは田んぼの土を耕し、植物を一緒に混ぜこみます。
そこで混ぜこまれた植物は、土の生物の働きにより、晴れてイネの肥料となります。

鋤き込みが完了したら田んぼに水を入れていきます。
まんべんなく水が入るまで2日ほどかかりました。

田んぼ全体が潤ったら、土を掻き混ぜ、平らに均(なら)していく代掻き(しろかき)を行います。
水が加わった田んぼの土を細かく砕き、柔くすることで苗を植えやすくしていきます。

それだけでなく、水の深さを均一にすることで管理がしやすくなり、苗を偏りなく成長させることにも役立ちます。

全ての苗が元気に育ってくれるように良い土づくりを。
そこに農業としての大切なものを感じました。

田植えの準備を始めてから1ヶ月半ほど。
苗の生育から田んぼの準備、行程のひとつひとつに重要な意味があり、普段食べているお米のありがたさを身をもって感じました。

さあ、次はいよいよ田植えです。
次回の記事もお楽しみに!