みんなでつくるLAGO

2025.02.06 Text : 黒川志歩(広報室)

LAGO【近江八景プロジェクト】Vol.3〜山本社長へのプレゼンテーション〜

  • # お菓子のおはなし

2025年3月にオープンするLAGO 大津でお披露目する「近江八景プロジェクト」のお菓子の開発プロジェクト5日目。

2023年9月11日のキックオフから4日間、フィールドワークやディスカッション、グループごとの打ち合わせを重ね、たねや 代表取締役社長 山本昌仁へのプレゼンテーションを行いました。

フィールドワークからこの日まで2週間準備をしてきた学生さんたちにはそれぞれ緊張が見えました。

プレゼンテーションでは5つのテーマに分かれたチームごとに発表を行いました。学生さんたちからの提案は様々でした。

1.食べる工程を楽しむお菓子

プロジェクトで自分たちが知ったように、近江八景や滋賀県の歴史などたくさんの魅力をお菓子を食べて知ってほしいという理由から、近江八景それぞれの景色ごとに工夫された8つのお菓子の提案がありました。

▲プレゼンテーション資料の一部

2.物語に入るお菓子

物語に入ることで実際に「行ってみたい」と思ってもらえるようなお菓子の提案。今は見ることができない景色も物語や伝説から身近に感じてもらえるような8つのお菓子の提案がありました。モダンなデザイン案も成安造形大学の学生さんならではのものでした。

▲8つのお菓子のデザイン案

3.あなたの好きな近江八景を見つける

お菓子の提案ではなく、体験できることや学びのあるお菓子として提案がありました。現地へ出向くツアーやLAGO内で行うお菓子とセットの体験など食べるだけでなく体験することでより記憶に残したいというプレゼンテーションでした。

▲近江八景を体感できるツアー提案のイメージ図

4.八景を一箱に

1つのお菓子を8つの味で展開。パッケージには色とパターンで近江八景の8つの景色を表現。パッケージの綺麗さを見て、近江八景のことをまずは知っていただくことを目指していきたいという提案でした。

▲パッケージデザイン案

▲プレゼンテーションで提案された実際のパッケージ

5.食べたいから行きたいへ

まずはお菓子を手にとっていただくことが近江八景について知っていただくきっかけになると考えパッケージ対する工夫を提案。8個入のパッケージの上面を二次元コードにしたり、今と昔を見比べられるような撮影用フィルターを作成することで現地に実際行ってみたいと思わせる工夫をしたプレゼンテーションでした。

▲撮影用フォルターの提案イメージ

成安造形大学 教授 副学長 加藤先生のコメント

短い期間にとても考え抜かれた発表だと感じました。そんな中で山本社長からいただいたお話は今の企業の生の声だと思います。環境への配慮やお客様へのアプローチなど今後みんなが社会に出たときにもきっと役に立つと感じました。

今回フィールドワークで話したことをそれぞれに受け取って、しっかり提案してくれたことを嬉しく思います。お菓子になるまでのこのプロジェクトはこれからです!ますます学びを深めてください。

たねやグループCEO 山本のコメント

みなさんのプレゼンテーションは非常に興味深かったです。同じ近江八景のテーマでも、同じ話を聞いても、チームごとにこんなにも様々なアプローチの方法があるんだなと感じました。その中で新しいなと思うことや、提案を受けてたねやで大切にしていることを振り返るきっかけにもなり我々にとっても学びの多い時間でした。

今回の提案をたねやチームで受け取り、いよいよ実際のお菓子の開発になります。学生さんに負けない提案ができるよう取り組んでいきたいと思います。

2ヶ月後のオープンを控えるLAGOで近江八景プロジェクトのお菓子はいよいよお披露目となります。どんなお菓子になったのか、ぜひご期待ください。

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