1月16日、今年もたねやグループの従業員、学生含め69人でヨシ刈り・ヨシの丸立てワークショップを開催しました。 昨年は雪が積もり、ゴボッゴボッとヨシ地を移動するのも一苦労でしたが、今年は雪もなくヨシ刈り日和となりました。ヨシ地に入ると自分の背丈よりもはるかに高く生長したヨシを見上げ、一年のめぐりを感じながら作業を進めました。 途中、穂の付いたヨシを探し求めヨシの群生をかき分けた先に、滋賀県では希少種、他の自治体では絶滅危惧種にも指定されている「カヤネズミ」の巣を発見! 静かなヨシ地で小さないのちの気配を感じ、とても感動しました。 冬の刈り取りが終わるとヨシ焼きが行われ、春頃には元気な新芽が顔を出し一年のめぐりが始まります。琵琶湖の環境保全、魚や鳥など生態系の保全にも大切な冬の作業です。 今回も刈り取ったヨシをラ コリーナで丸立てにしました。数日、間近でご覧いただけます。その後、秋冬に開催予定のたいまつイベントで役目を果たし、やがて土に還ります。 〈SDGs〉にもつながるこの活動は今後もたねやグループの大切な取り組みとして持続していきます。