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鎮守の森のプロジェクトinラ コリーナ近江八幡

Text : 広報室

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“いのちを守る森”について考える1日__ 4月21日、「鎮守の森のプロジェクト in ラ コリーナ近江八幡 ーいのちを守る森について考えるー」を開催しました。メインイベントの植樹祭には全国各地から約200名が参加し、1600本の苗木を植えました。 2011年3月11日の東日本大震災を教訓として、災害からいのちを守る森(防災の森)の大切さを後世に伝えてきた公益財団法人鎮守の森のプロジェクト。細川護熙元首相が代表をつとめ、これまで東北の沿岸部を中心に森づくりを進めてきました。 私たちたねやグループも、“人と自然がつながる場”を目指してラ コリーナ近江八幡の森づくりを2009年から続けてきたこともあり、今回ご縁をいただきました。関西では初めての開催となりました。 今回植えるのは、この近江八幡の地に自生するシイ、カシ、タブノキなどの31種類。多くが常緑広葉樹です。 A〜Jまでの10グループに分かれ、細かなレクチャーは各班のリーダーから。地元の有志の方々によるリーダー・副リーダーは前日の研修で植樹方法を学び、作業がスムーズに進むようサポートしてくださいました。 (※研修の様子はこちら まずは苗を水につけます。植えた後は天候に任せることになるので、人工的に水やりをするのはこれが最後。 この日は暑かったので、苗もとっても気持ち良さそうでした! いよいよ植樹のスタート! スコップで掘る穴の深さはポット容器に入っていた土の高さほど。深すぎても浅すぎてもいけません。 お父さんやお母さん、スタッフと一緒に、一生懸命作業するお子さんの姿もありました。 苗木を置いたらやさしく土をかけてあげます。「大きくなってね」と気持ちを込めて、ポンポンポンと。 自分で植えた木のことを、ずっと子どもたちが覚えていてくれたら…また、この木に会いに来てくれたら… これほど嬉しいことはありません。今回植えた木々は1年に1メートルほど成長するそうです。 小学1年生が6年生になるころには見上げる高さに、大きな空へと枝を広げるときが待ち遠しいですね。 この日は、鎮守の森のプロジェクトの細川理事長をはじめ、三日月滋賀県知事、小西近江八幡市長も駆けつけてくださいました。たねや・クラブハリエの両社長も参加しました。 植え終わったら地面にワラを敷き詰めます。ワラは雑草を防ぎ、表面の土が崩れ流出することも防止します。 森の中の落ち葉のように、苗木にとっては“布団”のような存在。厳しい暑さや寒さからも守ってくれます。 参加者のみなさんがとても丁寧に、苗木を大切に扱う様子が印象的でした。 いずれ“防災の森”となる木々に守ってもらうだけではなく、私たちもこうして木を植え、森や海を守る。 自然と人はお互いさまなんだと再確認しました。 最後にワラが飛ばないようにロープで固定。そして終了です。お疲れさまでした! ※その他の植樹祭の写真、各グループの集合写真はこちら


植樹祭の前のトークイベントでは、鎮守の森のプロジェクト新川真事務局長より活動の歴史や実績などを紹介いただきました。関東大震災から阪神淡路大震災、東日本大震災と幾度も降りかかってきた大災害において、常緑樹の森がいかに人々の命を守ってきたか。また、東日本大震災の直後から現地で「森の防潮堤」を築くことを提唱した植物学者でプロジェクト副理事長の宮脇昭博士の思いも伝えてくださいました。 この日は、一般のお客様にも鎮守の森のプロジェクトを知ってもらうためのブースも登場しました! 滋賀県による「琵琶湖水草たい肥」PRブース、たねや・クラブハリエの限定商品ブースも出店し、多くの方が楽しみながら学びを深める機会となったのではないでしょうか。 ※ブースエリアの様子はこちら


今回、みなさまのご協力で無事開催できたことを大変ありがたく、嬉しく思っています。自然に学び、自然と人が共に在ることができる場所。私たちが描く夢がまた一つ形となり、歩みを進めることができました。 細川理事長は、“防災の森”の重要性を明確に示した上でこんな風にもお話しになり、強く共感しました。 「この先、木々が大きくなって立派な林や森となれば、そこは子どもたちが遊ぶ場所にもなるでしょうし、大人が散歩する道もできるでしょう。色々な役割と意味を持つ、多様な場が生まれます。それは地域のためにも地球のためにもなると思います」。 たくさんの学びをいただいたこのプロジェクトを力に、たねやグループは今後も森をつくっていきます。   ※写真アルバムもあわせてご覧ください! 【鎮守の森】リーダー研修 【鎮守の森】植樹祭 【鎮守の森】ブースエリア

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