10月中旬、桑の葉でお世話になっている熊本県の『市川製茶園』さんを訪ねました。
桑の葉の収穫は、5月〜10月にかけて4回収穫されます。
こちらは、安心な桑の葉を届けるために、有機栽培で育てて下さっています。
そのため、育てる上で1番大変なことは、雑草との戦いでした。
元気な桑の葉を育てるには、土に窒素を含ませることが大切です。
市川さんは、土に窒素を増やすために牧草を冬の間に育てています。
牧草を密集して生やすことで、雑草が生える隙間も防げて、一石二鳥だと笑顔でお話しくださいました。
▲植え始めた牧草、冬から春にかけて成長していきます
収穫した桑の葉は、茎を除去し、蒸した後、何度も乾燥を掛けていきます。
熱がかかりすぎると綺麗な緑色が出ないため、毎年蒸し時間を調整しながら、丁寧に加工して下さいます。
出来上がった乾燥葉は、福岡の百年生物化学研究所さんで粉末にされます。
工場長からは、市川さんの桑の葉は菌数も少なく、余計な茎の部分も綺麗に取り除いてあり、粉末にしやすいと伺いました。
▲市川製茶園の市川さんと
桑の葉についてお話くださる市川さんからは、桑の葉への愛情があふれていました。
桑の葉は、健康効果を発揮してくれる栄養素が詰まっており、古くから漢方などでも使用されています。
市川さんの桑の葉は、ラ コリーナ近江八幡限定のたねや饅頭桑の葉やたねやカステラ桑の葉に使用しています。
ラ コリーナ近江八幡へお越しの際は、ぜひご賞味ください。