たねやで使うもち米を作っていただいている中西商店さんを訪ねました。
今回は、中西商店さんの田植えまでの流れをご紹介します。
▲中西商店の中西さん
▲種まきの2、3日後
種をまいた後、2~3日で芽が出てきます。芽が出てすぐの苗は真っ白なまま成長していきます。ここから、苗を大きく緑色にするため、ハウスに移します。
▲ハウスの床一面に敷き詰められた苗箱
芽が出たての苗はまだ、強い光に弱いため、シートを被せます。
▲種まき、1週間後
ある程度葉が大きくなると、毎日4回欠かさずに水をやりに行きます。5月の上旬でもハウスの中は30℃!暑い中での作業です。この時期の苗は水が少ないと育たなくなり、多すぎても枯れてしまいます。こまめにコツコツ世話を焼くことが、苗を育てる秘訣だそうです。
▲種まきから約3週間後
苗が育つといよいよ田植え!大切に育てた苗を田んぼまで運んでいきます。
▲田植えの様子
今回は、もち米の播種(はしゅ)から田植えまで、密着させていただきました。育苗と田植えは、もち米を作る一番最初の作業であると同時に、最重要の作業でもあります。ひとつひとつの作業を慎重に、苗の状態に気を使って作業して下さっていました。大事に育てた苗が天候に恵まれて、秋の収穫時期にたくさんの穂ができることを祈ります。