たねや・クラブハリエの自社農園キャンディーファームではラ コリーナ近江八幡の敷地内で野草※の種採りをしています。
※野草とはここではヨモギやタンポポ、スミレなど身近に生えている草全般のことをいいます
▲エノコログサ
野草の成長の様子を観察し、種を採りたい野草だけ草刈りをせずに残しておいて、種が熟したタイミングを狙ってバケツを持って種を採りにまわります。そして採った種は乾燥させます。
ラ コリーナには現在400種類近くの野草が生えています。
その内、キャンディーファームでは今までに、古くからこの辺りに生えている在来種の野草100種類以上の種を集めました。
▲タマガヤツリ
“野草”はラ コリーナ、キャンディーファームにとって1つの大切なキーワードです。
さまざまな種類の野草が生えているということは生きものたちの多様なすみかや食べ物があるということ。
▲クサイ
生きものは種類によって、必要とする野草が違います。
さまざな種類の野草がここにあることで、多種多様な生きものたちがラ コリーナに集まってくることができます。
当たり前のように生えてくるたくさんの野草は、昔ながらの近江の風景を作ってくれるだけでなく、生物多様性も豊かにしてくれているのです。
▲サナエタデ
集めた野草の種は、ラ コリーナの景観づくりのため敷地に直接種をまくほか、苗まで育てて植栽をしていきます。また、2025年春にオープンする「LAGO 大津」で、里山の循環を大切にした“いのちをはぐくむ森”にも使う予定です。
ラ コリーナへお越しの際は足元の植物や種もご覧ください！
