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たねや「本生羊羹」ができるまで〜後編〜

Text : 森 朋美(広報室)

  • #和菓子

たねや「本生羊羹」ができるまで
後編は本生羊羹の製造を担当している西川工房長にお話を伺います。


本生羊羹の製造に関わって8年になる製造担当の西川です。今回の日誌では「たねや」本生羊羹の製造工程をご紹介します。

▲ 製造担当 西川(右から2番目)

たねやのお菓子づくりは原材料の選定からはじまります。

たねやで使用する小豆は北海道の契約農家さんから届きます。届いた小豆を餡にし、羊羹として炊き上げるまでの全ての工程を自社で行っています。

▲ 小豆を炊いて餡を作っていきます

▲ 羊羹として炊き上げます

▲ 炊き上げた羊羹をそのまま容器へ充填(じゅうてん)

出来あがった羊羹をそのまま容器に充填し、製造工程をそれぞれの現場で確認できるので、お菓子の品質を守ることができます。これが自社製造のメリットだと思っています。
原材料が見えるからこそ、素材の良さを最大限に引き出すことができます。


たねやでは本生羊羹を製造するためにクリーンルームを導入しています。
クリーンルームとは温度、湿度、室圧が一定に保たれた部屋です。医薬品の製造現場でも使われるフィルターを使い、細かいちりやほこりが入らないよう空気をろ過しています。

▲  たねやのクリーンルーム

クリーンルームに入室する際には、ほこりや毛髪を持ち込まないように専用の作業着に着替えます。粘着ローラーで服の表面についてるほこりを取り、手洗い・消毒の徹底を行ないます。

またクリーンルームでは、より清潔で衛生的な環境を維持するために清掃作業には特に力を入れて行っています。


本生羊羹は、お客様に小豆の風味を味わっていただくために、たねや独自の「本生製法」を取り入れています。
本生製法では、風味・鮮度の保持のため、製品の殺菌工程を行っていません。そのため、容器や蓋材にいたるまでUV殺菌の管理を徹底し、炊き上げから充填する時の温度管理も徹底して行います。

▲  容器のUV殺菌

▲  炊き上げてからすぐに容器に充填する羊羹


本生羊羹の容器がプラスチックからアルミ容器に変更されたことで、蓋フイルムが容器とうまく接着していないと羊羹が漏れたり、商品の不良を起こす原因になることがあります。

そのため、機械メーカーや容器メーカーの担当者、自社の品質保証担当者と試行錯誤しながら容器の設計を行いました。

また、容器変更にともない新たに検査機を導入しました。検品の質が上がったことで、今までよりさらに安心してお召し上がりいただける商品をお届けできるようになりました。

本生羊羹は餡を炊き上げる工程から充填まで、細心の注意をはらい製造を行っています。

環境に配慮した新たな容器で、四季折々、季節にあわせた小豆の風味を味わっていただける本生羊羹をぜひともご賞味ください。


▼本生羊羹ができるまでを動画でご覧いただけます


 

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