しんしんと冷え込む日が続いていますが、たねやの店頭では2月4日から春のお菓子が並びはじめました。2月中旬には上巳（じょうし）の節供にむけ「ひなほろろ」「ひなの節 春三色（はるみいろ）」などやさしい色合いのお菓子もお目見えします。
上巳とは旧暦3月の最初の巳（み）の日のこと。古代中国ではこの日に厄を祓う行事が行われていました。以前ご紹介した人日（じんじつ）の節供と同じように、上巳の節供も大陸から伝わった行事が時をかさねて変化し、女児の健やかな成長を願うものとして暮らしに根づきました。
ひな祭り、桃の節供の呼び名でも親しまれる節供にあわせ、お菓子も春らしく愛らしく。
サイコロのパッケージでお届けする「ひなほろろ」は滋賀羽二重糯を使い香ばしく焼きあげた一品。「ひなの節 春三色」には小さな桃もち、草もち、しぐれの3種類を詰め合わせています。
お菓子で一足早い春をお楽しみください。
▲日牟禮茶屋のひな人形
▲彦根美濠の舎の貝合わせ
また、近江八幡日牟禮ヴィレッジ 日牟禮茶屋では2月11日からひな人形を、彦根美濠の舎では2月12日から貝合わせを店舗に飾ります。どちらも3月20日ごろまで展示予定ですので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
ラ コリーナ日誌ではこれからも季節ごとの行事やお祭りについて、お菓子とともにご紹介していきます。
※「ひなほろろ」と「ひなの節 春三色」は2月15日〜3月3日までの期間限定販売です。
