森とお菓子と、
これからと。
たねや クラブハリエは、
自然と共に。
お菓子の素材は自然の恵み。
風や土、太陽や水の豊かさを感じる土地で、
自然と人のいとなみを、
受け継がれてきた智慧や技を
次の、さらに次の世代へつなげていくために――
ラ コリーナ近江八幡。
ここから世界に向け提案したいのです。
50年、100年…歳月をかさねながら
実り豊かな森の中に、いきいきと
人と自然を繋げます。
自然を愛し、自然に学び、
人々が集う繋がりの場
八幡山から連なる丘に、
緑深い森を夢みて木を植え、小川を作り、
生き物たちが元気にいきづく田畑を耕しています。
広大な敷地には草におおわれたメインショップをはじめ、キャンディーファームやパンショップ、本社などが立ち並びます。
ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
わたしたちはこれからの人と自然、
共に生きる“いのち”のあり方を見つめ、
ラ コリーナ近江八幡から世界へと発信していきます。
メッセージ
ラ コリーナ近江八幡が始動。たねや・クラブハリエのトップが「商い・社会・未来」への想いを語りました。
たねやグループの根っこにある精神、あたらしい時代へのメッセージを、お届けします。
ラ コリーナのこだわり
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八幡山と森づくり
八幡山につらなる森を目指し、山で拾ったどんぐりをポットで育て、苗木を敷地に植えています。アラカシやクヌギ、シロダモなど八幡山の植生にあわせた森づくり。50年、100年と時間をかけて育つようすをご覧ください。
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店舗を飾る山野草も
自分たちで育てるキャンディーファームでは約3万株、500種類ほどの山野草を育て、その寄せ植えを週1回全国のたねやの店舗に出荷しています。
お客さまに季節を感じていただけるよう、スタッフは山野草の自然な姿を鉢に表現しています。 -
自然の素材で消音効果
メインショップの中央部、吹き抜け上部には黒炭をあしらっています。建築家の藤森照信氏とともにスタッフが炭片を貼り付け、味わいのある天井に仕上げました。
漆喰の壁に凹凸を作ることで音の反射をやわらげています。 -
栗の木114本を使った店舗
カステラショップ 栗百本は100本以上の栗の木をもちいた店舗。栗林のような空間で圧倒的な存在感を放つ柱は、たねやの社長山本が長野県の御岳山で自ら選んだものです。
店舗には樹齢約140年の栗で看板もあつらえました。 -
ガラス張りの“見える”工房
職人がガラス張りの工房で毎日作る「焼きたてバームクーヘンmini」。丸太状のバームクーヘンをカットし、販売しています。
ライブ感とできたてのおいしさをお届けするショップ・イン・ファクトリーです。
今後の構想
専門ショップ
ラ コリーナ近江八幡の森の中に点在する小さな専門店。菓子職人こだわりのお菓子の香りが森のあちこちに漂います。
マルシェ
本物の野菜に出会う、いつもにぎやかマルシェの広場。地域の皆さんとオーガニックマルシェを目指してゆきます。
自然の中の保育園、
人を育てるアカデミー、
わびさびに包まれる茶室など、
ラ コリーナ近江八幡の物語は続きます。
フェロー
Named by
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ミケーレ・デ・ルッキ 氏
建築家/デザイナー
設計・監修
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藤森 照信 氏
建築家/建築史家
メインショップ、カステラショップ、回廊、本社施設 建築設計
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小林 広英 氏
京都大学大学院 教授
キャンディーファーム 建築設計
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重野 国彦 氏
重野国彦製作所
ランドスケープアーキテクト
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中谷 弘志 氏
株式会社 アキムラ フライング・シー 代表取締役
共同設計
内装
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米谷 ひろし 氏
有限会社 トネリコ 代表/デザイナー
本社、フードコートエリア 内装 意匠デザイン
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君塚 賢 氏
有限会社 トネリコ 取締役/デザイナー
本社、フードコートエリア 内装 意匠デザイン
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土井 康成 氏
株式会社 匠/設計室チーフ
メインショップ、カステラショップ 内装設計
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堀木 エリ子 氏
株式会社 堀木エリ子&アソシエイツ
メインショップ 店舗装飾
撮影
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仲佐 猛 氏
ナカサアンドパートナーズ代表/フォトグラファー