楽しみ方
おすすめ
ラーゴ(LAGO)はイタリア語で「湖」。
これから10年、20年、さらにその先も、
琵琶湖をのぞむ場所から“未来”を発信し続ける
豊かな空間でありたいと考えています。
施設紹介

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近江八景 堅田ひがし
近江八景は成安造形大学の学生さんとの共同開発プロジェクトから誕生したお菓子です。かつて大津にあった膳所(ぜぜ)城から見られたと伝えられる〈近江八景〉。和歌に詠まれ、浮世絵にも描かれた八つの景色を八つのお菓子で表現しています。近江の魅力や歴史にふれていただきたいとの願いをこめた詰合せから、堅田ひがしをご紹介します。堅田落雁(かたたのらくがん)は琵琶湖に舞い降りる雁(かり)のこと。雁はカモ科の大形の鳥の総称です。歌川広重の浮世絵には堅田の浮御堂(うきみどう)と湖に降りる鳥のすがたが描かれています。堅田ひがしはほうじ茶とミルク、二種類の落雁の詰合せ。ほうじ茶は雁をモチーフにした模様、ミルクにはさざ波の模様の木型を用いました。口どけよくなめらかな和三盆糖を使いそれぞれの味わいをお楽しみいただけるよう仕上げています。2023年にフィールドワークで堅田をたずねた際、堅田落雁がお菓子の「落雁」の由来になったという説を教わりました。木型から生地を打ち出すさまが水面に降りる鳥に見立てられたのだとか。参加した学生さん、スタッフともに景色とお菓子のつながりが印象に残り、堅田落雁は早くからお干菓子にする方向で開発が進みました。お干菓子をつくる木型もオリジナル。浮御堂や琵琶湖の波、翼をひろげた雁など様々な案を学生さんからいただき、そこから雁をモチーフにした模様が生まれたのです。缶パッケージは落ち着いた色味で仕上げ、書家 水野恵氏による篆刻風(てんこくふう)の古漢字を配したシールでとめています。■堅田落雁「堅」の「臣」の字は目を横にした形で、「又」は手の形を表します。目にうっかり手指が入ってしまい、硬く目を閉じる様を表現したものです。下に「土」をつけることによって固い土という意味になります。「果想観譜 たねや・クラブハリエのための水野恵作品輯」解題より引用
2025.04.12
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近江八景 唐崎あんみつ
2025.04.08
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近江八景 三井まんじゅう
2025.04.04
認証関連
LAGOではさまざまな認証を取得していきます。
琵琶湖の森プロデューサー
青い湖と緑の山々、琵琶湖のまわりってほんとうに美しいと思います。風景がこんなにも瑞々しいのは、きっとたくさんの生命が息づいているからでしょう。
「いのちをはぐくむ“琵琶湖の森”」には、たくさんの生き物が集まってほしい、という願いが込められています。
私たちのお手本になってくれるのは、里山です。里山では、長い歴史の中で人と自然が仲良く暮らしてきました。そんな命の繋がりを大切に“琵琶湖の森”がみんなに愛される場所になってほしいです。
今森光彦
いまもり みつひこ
「みんなでつくり 未来へつなぐ」書:今森光彦