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「今森光彦と里山をつくる」を開催しました!vol.5
2025年12月13日、LAGO 大津にて第5回「生き物のお家づくり」を開催しました。冬の寒さを覚悟していましたが、当日は暖かい日差しのある見事な快晴となり、気持ちのよいイベント日和になりました。この企画は里山環境プロデューサー今森光彦先生から1年を通して里山の営みや四季折々の暮らしについて学びます。2025年のスケジュール4月20日(日)めぐる里山 森の芽吹き6月21日(土)生き物と仲良くなろう8月9日(土)LAGO 大津散策&大人の切り絵体験10月26日(日)野鳥が棲む森づくり12月13日(土)生き物のお家づくり今回のテーマは「生き物のお家づくり」。生き物たちが「琵琶湖の森」の中で無事に冬を越せるための場所をみんなでつくっていきます。活動の前に、まずは恒例のLAGO散策からスタート。初めてご参加くださったお客様には、たくさんの命を育む琵琶湖の大切さや、そんな琵琶湖を望む「琵琶湖の森」は滋賀の里山環境に倣(なら)ってつくられていることをお話ししました。さらに「みんなでつくり 未来へつなぐ」というコンセプトのもと、地域の方々やお客様と共にこの場をつくっていることもお伝えさせていただきました。何度もご参加いただいているお客様には、冬の「琵琶湖の森」の見どころや、新しく植樹が進んだエリア、また季節ごとの里山の管理方法などをご紹介しました。散策後は、今森先生からのレクチャータイムです。成虫の姿で冬を越す様々な種類のチョウを紹介していただきました。「チョウと言えば春によく飛んでいるイメージ」というお客様もいらっしゃったのですが、実は冬に成虫の姿をしているチョウは意外といるとのこと。今森先生に教えていただきながら、チョウたちが寒い冬を無事に越せるための居場所づくりに取り掛かります。まずは、雑木林エリアのシンボルであるクヌギの古木「やまおやじ」の枝をみんなでカット(枝打ち)します。里山の雑木林では、必要な枝を残して下枝を切る管理がなされています。このように枝を間引くことで、薪やシイタケの原木として活用するための太くていい枝が育つというわけです。「琵琶湖の森」の雑木林でも、そういった里山の管理に倣って枝打ちをします。切った下枝はひとまとめに。こうすることで、チョウたちが枝の隙間に潜り込み、冬を越す場所にもなるのだそう。成虫として冬を越すチョウもいれば、幼虫の姿で冬越しをするチョウもいるそうです。その一例として「ゴマダラチョウ」の幼虫を見せていただきました。ゴマダラチョウの幼虫は食草(※)となる樹木「エノキ」の足元で、枯れ葉にくっついて冬を越します。暖かくなり若葉が芽吹くまでは、何も食べずにじっとして、自然界の厳しい冬の間を過ごすそうです。※食草…チョウなどの昆虫が好んで食べる草や葉のこと。写真中央に、枯れ葉にくっついている幼虫がいます。うつ伏せになっていますね。伏せている顔を少し持ち上げて見せてもらうと、なかなか愛らしい顔をしています。参加者の方からは「なんだかトナカイみたいでかわいい!」と声があがりました。▲ゴマダラチョウの幼虫「琵琶湖の森」にはゴマダラチョウはまだやってきていませんが、いつかこの森で出会えることが楽しみです。次はグループに分かれて、何本かあるエノキの足元にスイセンを植えます。これは枯れ葉にくっついた幼虫が、風が吹いてもスイセンに引っかかり吹き飛ばされずに済むためのもの。地面が硬いところはシャベルでしっかり土をほぐし、土の栄養となる堆肥を混ぜ込みました。LAGOでは資源循環の取り組みとして、カフェから出る抽出済みコーヒーを堆肥化し、森づくりに活用しています。今回もその堆肥を利用し、土の改良を行いながら植栽しました。いつか「琵琶湖の森」にやってきてくれるゴマダラチョウの幼虫に想像を膨らませながら、みんなでどんどんスイセンを植えていきます。植え終わったスイセンを囲みながら「ゴマダラチョウがやってきたかどうか、また見に来ます!」とお話くださった方もいらっしゃいました。スイセンの花が咲く頃に、エノキの葉も芽吹くのだとか。楽しみですね。今回で、今年予定していた「今森光彦と里山をつくる」全5回のイベントが無事に終了いたしました。この1年、それぞれの季節を通して、生き物たちに思いを馳せながら皆様と里山づくりをご一緒させていただき、「みんなでつくり 未来へつなぐ」ことの大切さを改めて感じることができました。2026年の実施も企画中ですので、ぜひご参加ください。また皆様にお会いできることを楽しみにしています!今森光彦と里山をつくるみんなでつくるLAGO
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楽しみ方
おすすめ
ラーゴ(LAGO)はイタリア語で「湖」。
これから10年、20年、さらにその先も、
琵琶湖をのぞむ場所から“未来”を発信し続ける
豊かな空間でありたいと考えています。
認証関連
LAGOではさまざまな認証を取得していきます。
琵琶湖の森プロデューサー
青い湖と緑の山々、琵琶湖のまわりってほんとうに美しいと思います。風景がこんなにも瑞々しいのは、きっとたくさんの生命が息づいているからでしょう。
「いのちをはぐくむ“琵琶湖の森”」には、たくさんの生き物が集まってほしい、という願いが込められています。
私たちのお手本になってくれるのは、里山です。里山では、長い歴史の中で人と自然が仲良く暮らしてきました。そんな命の繋がりを大切に“琵琶湖の森”がみんなに愛される場所になってほしいです。
今森光彦
いまもり みつひこ
「みんなでつくり 未来へつなぐ」書:今森光彦
施設紹介
