2025.10.02 Text : 川尻七魅(琵琶湖の森)
「今森光彦と里山をつくる」を開催しました!Vol.3
- # 水と森
2025年8月9日、第3回目の「今森光彦と里山をつくる」を開催しました。
この企画は里山環境プロデューサー今森光彦先生から1年を通して里山の営みや四季折々の暮らしについて学びます。
2025年のスケジュール
4月20日(日) | めぐる里山 森の芽吹き |
6月21日(土) | 生き物と仲良くなろう |
8月9日(土) | LAGO 大津散策&大人の切り絵体験 |
10月26日(日) | 野鳥が棲む森づくり |
12月13日(土) | 生き物のお家づくり |
8月はLAGO散策と自然を題材にした切り絵体験です。
体験の前に切り絵の題材になる自然を探しながら、「琵琶湖の森」の散策をしました。
「琵琶湖の森」ではさまざまな木や草花を植え、里山に学びながら生き物を呼び戻す取り組みを進めています。
普段森を管理しているスタッフが環境づくりや手入れのこだわり、出会える生き物などのお話をしました。
琵琶湖の森でのフィールドワークを通して、切り絵の題材となる自然のイメージを膨らませていただきます。
散策後は会場に移動し、切り絵体験の時間です。
切り絵作家でもある今森先生は作品展の開催や切り絵の本も出版されています。
初めに今森先生の繊細で美しい作品を見せていただき、続いてハサミの使い方など実演を交えてレクチャーをしていただきました。
先生がフリーハンドであっという間に蝶を切られる姿に参加者の皆さんがとても感動し、自然に拍手が沸き上がります。
皆さん夢中で作品作りに取り組まれていました。
前半は今森先生の切り絵の型紙をお手本にしていましたが、後半は図鑑を見ながら切ったり、LAGOのやまおやじをモチーフに挑戦する方もいました。
参加者の中には結婚を予定されているお二人も。
一緒に作った切り絵はウェルカムグッズとして使用されるそうです。
そんなお話をお聞きし、私たちスタッフも幸せな気持ちになりました。
最後に皆さんの作品を並べた時には、さまざまな作品がテーブルを彩りとても美しかったです。
「今森光彦と里山をつくる」次回は植樹です。
10年20年後に鳥たちの棲み処となるような森を作るための苗木を植えます。
皆さんの参加をお待ちしております。