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たいまつフェス2024 ―後編―

Text : 大村 啓子(経営企画室)

  • #サステナビリティ
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「たいまつフェス2024」を11月9日、10日に開催いたしました。

今回の日誌では、松明(たいまつ)の制作、しめ縄ワークショップにご参加いただいた近江兄弟社高校の学生さんと先生の感想をご紹介します。

松明の制作では「文化遺産としての松明を次世代に贈る会」のみなさんに教わりながら、一緒に大きな松明を結い上げられました。

しめ縄づくりを通じて松明の伝統文化を多くの方に知っていただけるようにと実施した、しめ縄ワークショップ。
近江兄弟社高校の学生さんはキャンディーファームのスタッフとともに、お客様に縄の編み方をレクチャーをしてくださいました。


【楽しいと感じること】 新開雄介(近江兄弟社高校教諭)

“たいまつフェス2024”に近江兄弟社高校から16名の生徒が参加しました。
日々の生活の中では、やらなければならない事に追われて「楽しい」と感じる機会が少ないように思っています。そんな中、たいまつフェスに参加することでたくさんの「楽しい」を感じられました。

年齢も立場も違う人たちと出会えて「楽しい」
やったことがないことを経験できて「楽しい」
今まで考えたことのない思いを知れて「楽しい」

たくさんの「楽しい」を多くの人と共有できる貴重な時間でした。
参加した高校生の思いを紹介したいと思います。

【伝統文化の大切さ】 吉川優陽

私は今回初めてたいまつフェスに参加させていただきました。
もともと松明とは何か詳しく知りませんでしたが、たくさんの事に挑戦したいという気持ちから参加しました。

初めてしめ縄のレクチャーを受けたときはあまり上手く結うことができなかったのですが、たくさん練習を積み重ねていくうちに短時間でも上手に結うことができるようになりました。
そしてお客さんから褒めてもらった時にがんばってよかったなと思いました。初めて人に教える楽しさも感じました。

この経験を意味のあるものにするために、今後も様々なことに積極的に参加していきたいです。

【貴重な経験】 田村桃果

私はたいまつフェスに参加し、たくさんの貴重な経験をすることが出来ました。
しめ縄ワークショップでは、お客さまに作り方をどう伝えれば良いのか、どうしたら楽しんでもらえるのかを2日間試行錯誤しました。
特に気をつけたことは、お客さまそれぞれのペースに合わせて個性溢れるしめ縄を作ることです。その結果、多くのお客さまの笑顔を見ることができ、私自身とても嬉しかったですし、改めて相手に何かを伝える際の工夫はとても大切だということを学びました。

また私は白王町の方々との松明づくりにも参加させて頂きました。白王町の方々は私達高校生に対して親身に話してくださり、松明づくりにも積極的に参加させてくださいました。一から松明を作るというとても貴重な経験ができたことを嬉しく思います。

楽しくとても充実したたいまつフェスに参加することが出来て良かったです!ありがとうございました!!

【たくさんの初めての経験をして】 木村明央依

たいまつフェス関係者の皆さんは、お互いに意見を言い合って真剣に楽しそうに松明と向き合っていて、だから今までこの文化が守られていたんだなと考えさせられました。

また、今まで体験したことがないことで不安も大きかったですが、しめ縄作りを体験していただいたお客様に「お姉さんに教えてもらった通り作ったらとてもいいものが出来ました!楽しかった!ありがとう!」と言っていただき、やってよかったと感じました。そして、この活動を通して伝統文化の魅力や面白さを知りました。

これからもっと伝統文化に触れて学びたい!と思うようになりました。
このような貴重な体験をありがとうございました。


【たいまつの展示に関する過去の日誌はこちら】
2024年 たいまつフェス2024 ー前編―
2023年 たいまつフェス2023 ―前編― たいまつフェス2023 ー後編―
2022年 ラ コリーナでたいまつ展示 〜たいまつ継承〜
2020年 伝統を知る~近江八幡のたいまつ
2019年 “たいまつ” が「結」もの 〜たいまつフェス2019〜
2018年 たいまつフェス2018 たいまつエキシビション!
2017年 「たいまつフェス2017」開催!
2016年 〈たいまつフェス2016〉にぎやかに盛り上がりました!
2016年 〈たいまつフェス2016〉始まりました!

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