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ラ コリーナ日誌
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ヨシの丸立てワークショップ
Text : 鷲尾明子(広報室)
- #キャンディーファーム(農藝)
- #ワークショップ
ラ コリーナ近江八幡の近く、琵琶湖の内湖・西の湖へ続く北之庄沢で今年もたねやグループ従業員によるヨシ刈りが行われました。
今回は県立大学の学生も参加し、約30名が集まりました。
北之庄沢一帯は水郷地帯が広がっており、琵琶湖の水質浄化、生態系保全などの多様な働きを持つヨシ群落があります。
ラ コリーナ近江八幡から1kmほど歩くとヨシ原につきました。
皆でお揃いの法被を羽織ってヨシを刈る人、ヨシをまとめる人、運ぶ人、そして午後から丸立てを作る人とチーム分けをして準備にかかります。
この美しい景観を守るため環境保全活動をされている「北之庄沢を守る会」の西野会長が挨拶に来てくださり、いよいよ作業開始です。
2隻の船を使ってヨシ地に渡り、草刈り機で刈ったあと地に入って手作業で少しずつ刈り始めました。
生い茂るヨシをかき分け、刈り取りながら奥へ奥へと進んでいきます。
3mを超えるヨシを見上げながら穂がついた長くて太い丈夫なヨシだけを選別していきます。
集まったヨシをまとめ、適度な太さになったら1つに束ねていきます。
刈り束を乾燥させるため、ラ コリーナ近江八幡に運びます。
目標は120束、約60000本です。
午後からは数人がラ コリーナで刈り束を円錐状に立てる作業(丸立て)を始めました。
『La collina』8号でご紹介させていただいたヨシ葺き職人の竹田勝博さんに指導を受けます。
刈り束だけで立てる丸立て、「45度の角度で立てると安定する」とアドバイスをいただきました。
午後5時、ヨシ刈りチームも目標の120束分ができあがり、ラ コリーナで丸立ての作業に加わります。
ヨシの丸立ても完成し、無事に今回のワークショップが終了しました。
このヨシは11月にラ コリーナ近江八幡で開催する「たいまつフェス」の松明に使います。
※昨年のヨシ刈りの様子をお伝えする記事「美しいヨシ原を守るために」もあわせてご覧ください。
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午後からは数人がラ コリーナで刈り束を円錐状に立てる作業(丸立て)を始めました。
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