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ラ コリーナ日誌
花ひらく稲
Text : 村崎哲子(広報室)
- #キャンディーファーム(農藝)
- #お米づくり
田植えから2ヶ月ほどたち、たねや農藝の稲はグンと成長を見せています。
6月中旬。精米した際に出る胚芽などの部分=糠(ぬか)をまき、土を酸化させ、雑草の成長は抑制。糠は土となり、また自然に戻っていくのだそうです。
7月初旬。「中干し」といって田んぼの水を一旦抜きます。中干しは、空気中の酸素を土の中に取り入れ、根をしっかり張らせるために行います。また稲の生育を調整したり、田んぼの土をかたくして秋の稲刈り作業をしやすくする効果もあります。
7月中旬。暑さにも負けず雑草は増え続けますが、丁寧に人の手で刈り取ります。稲が元気に成長しますように・・・
青々とした広い棚田に早くも発見。ちらっと稲穂が覗きました。
みなさん、稲の花をご覧になったことがありますか?7月末に白い小さな花をつけました。1日の中でも朝の2時間ほどしか咲いていないそうです。
広がる緑の稲穂。この景色が黄金色に染まる季節が楽しみです。