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ラ コリーナ日誌
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【NELIS 3日目・続】パブリックフォーラム(上)
Text : 田中朝子(広報部)
- #NELIS
2日目の夜、参加者や運営スタッフにNELISを象徴するロゴマーク入りのTシャツが配られました。
3日目にみんながこのTシャツを着ることで、さらにまた志気が高まります。
このTシャツには、江戸時代の禅僧、仙厓和尚の書「◯△□」がプリントされています。
共同代表の秋村会頭が今春、宗教学者の山折哲雄先生にNELISの構想をお話しになったところ、◯は宇宙、△は人、□は世界を表すという先生の解釈と重なり、「NELISにぴったりでは」と選ばれたようです。
「◯△□」を取り囲む、色とりどりの参加者のサイン。
世界各国から個性豊かな若手リーダーが集うNELISそのものを表しているように見えました。
さて、立命館大学の会場へ———。 発表直前まで各グループの綿密な打合せが続きます。
会場にはNELISを支援していただいた方々や学生含め、約150人が来場されました。滋賀県の三日月大造知事や立命館大学副学長 渡辺公三氏にも登壇いただき、3日間の活動を映像と写真で振り返りました。
NELISの発起人であるピーターさんからは、世界規模の人口や環境の面から5つの数字を例に挙げ、
NELISを立ち上げた経緯など含めて、力強い開会の挨拶がありました。
「この世界大会にあたり多くの方のご協力、ご支援にお礼を申し上げます。人口や地球環境など現状の問題を打破するために、新しい価値観、新しい判断基準を持った次世代リーダーが増えなければ近代文明は崩壊するだろうと考えます。これを乗り越えるためにポジティブに奮闘する若手リーダーのグローバルネットワークを目指して第一歩を踏み出しました。」
いよいよ、グループ発表へ。 初日、色紙に書いた自分自身が大事にしている“2つ”のキーワード、またセッションでの発言内容などから、5つのテーマのグループに分けられました。
〈グループ1〉共感、愛情、感情的な視点
国、宗教、文化への違いなど自分と異なる現実に向き合っている人がいることを理解し、まずは自分自身が幸福であり、日常を充実させることが大切です。人と繋がり必要なところに変化を———。
〈グループ2〉新しいリーダーシップ、学び(内面、外面)の視点
リーダーシップを考える時に、仏教の根幹となる「縁起」の考え方がインスピレーションになりました。
縁起とは、すべての存在は独立したものではなく、依存関係の上に成り立つという概念です———。
〈グループ3〉経済的、資本的な視点
経済を変えるには、エコシステムの中で永続するために、市場内外の価値を同時に考えることが重要。世界でも、責任ある行動をとる企業を後押ししていきたいと考えますーーー。
〈グループ4〉スケールアップ、伝染、受粉の視点
様々な考えが、企業や学校、政府機関など領域を超えてウイルスのように伝染しつながることが必要。また、コラボレーションしていくこと、これが従来のシステムを変容させていく手がかりになると考えます———。
〈グループ5〉新しい価値、新しい解決策、イノベーションの視点
今、社会の価値観は“お金”より、より良く生きるにはという“生活の質”に焦点が移っています———。
ザンビアから参加のエンコマさんは、事例として、「3大陸のメンバーが集まってバナナペーパーを作る会社を設立した。貧困の地で様々な問題が起きていたが、雇用の創出を実現させ、社会に貢献し、子どもたちを学校に送り出すことができた」と実話も交えて発表されました。
※パブリックフォーラム(下)の記事に続きます。
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さて、立命館大学の会場へ———。 発表直前まで各グループの綿密な打合せが続きます。
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いよいよ、グループ発表へ。 初日、色紙に書いた自分自身が大事にしている“2つ”のキーワード、またセッションでの発言内容などから、5つのテーマのグループに分けられました。
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