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ラ コリーナ日誌

近江兄弟社小学校の課外授業(2)

Text : 社会部

  • #お米づくり
9月22日、近江八幡の近江兄弟社小学校の生徒たちが2回目の課外授業をラ コリーナで行いました。 今日の授業内容は稲刈りです。天気はうす曇りでしたが、朝からみんな元気にラ コリーナにやってきました。 たねや農藝で北之庄菜園の讃岐園長に今日の稲刈りについてのお話を聞きます。 鎌の持ち方、稲の刈り方、刈った後のくくり方などの説明があり、最後に「刈った後の稲は3束ほどできつく1つにくくりましょう。最後に、自分や周りの人も怪我をしないように気をつけましょう。わからないことがあれば聞いてください。」と注意点を確認して、いよいよ田んぼに移動します。
鎌は人数分足りないのでペアを組み、刈る人とくくる人で交代しながら作業を進めます。生徒さんの多くは鎌を使うこと自体が初めてのようです。それでも讃岐園長に教わった方法で順調に稲を刈り取っていました。 「今、何束?」や「しっかり切って!」と子どもたちの声が聞こえてきます。 稲刈りを経験した事がある生徒さんもいらしたようで、上手に稲を刈ったりくくったりしていました。 1時間ほど経って、讃岐園長がみんなを集めました。 「これを見てください。みんなが刈った後に落としたり、刈り残した稲を集めたらこんなに集まりました。これでお茶碗1杯以上の量です。もっと丁寧に周りを見て刈りましょう。」 「束が緩いものがたくさんあります。もっとギュッとくくりましょう。緩いと干している最中にバラバラになってしまいます。」 讃岐園長の言葉を聞いて、みんなの表情が真剣になりました。作業を再開してからは、さっきよりも周りを見たり、声を掛け合っている様子が見られました。 約2時間の作業を終え、自分たちで刈った後の田んぼを見て「こんなに刈ったんだ!」という声が。 「疲れたけど、楽しかった!」「全部刈りたかったな」という感想も聞こえてきました。 この日の授業で、農業の大変さやお米ひと粒ができるまでどういうことが行われているのか、みんなそれぞれ感じたことがあったと思います。 最後に稲架(はさ)がけした稲の前で記念撮影して2回目の課外授業は終了しました。   ※1回目の様子「近江兄弟社小学校の課外授業(1)」もあわせてご覧ください。