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ラ コリーナ日誌

ヨシ刈り体験!
Text : 菅原(広報室)
- #サステナビリティ
- #キャンディーファーム(農藝)
1月20日。 真冬の空気をあたためてくれる日差しで、北之庄沢の水面がキラキラ輝く中、 わたしは初めてのヨシ刈りを体験しました。

「北之庄沢」とは、ラ コリーナ近江八幡のほど近くにある水郷のひとつ。 昔は田舟と呼ばれる小舟をうかべ、その上を農作物や牛が行き来していました。 水郷に群生するヨシは、昔から日よけのためのすだれ(よしず)など、日常生活の中で利用されてきました。 ヨシ刈りは寒くなって枯れてしまったヨシを刈ることで、次に芽吹く新芽の成長を助け、越冬している害虫を防ぐ役割があり、ヨシによる湖水や湖岸の汚れから守ると言われています。
たねやグループでは毎年、北之庄沢でヨシ刈りを行っています。
「びわ湖の風物詩、ヨシ刈りをしてみたい。」
田んぼもない街で育ったわたしにとって興味をそそられる伝統行事、 しかし、ヨシ刈りの説明で現実を知らされることとなりました。



刈り取ったヨシの切り口は、踏んでしまうと、履いている長靴の底を突き破るほどの鋭さなのです。 刈られてもなお、長靴の底をつき通してしまう自然の力。びわ湖の力を感じた瞬間でした。





