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ラ コリーナ日誌
ラ コリーナ近江八幡に春が来ました
Text : 西田 朱里(広報室)
- #キャンディーファーム(農藝)
積雪の多かった冬を忘れるかのように、気温も2桁の日々が続き、ずいぶん暖かくなってきました。最近では、鳥のさえずりもよく聞こえます。
今回はラ コリーナ近江八幡の春をご紹介いたします。
思い返すこと1ヶ月前。 3月初旬のまだ寒さが残る頃、草花が少しずつ色付き始めたり、虫を見るようになったりと、もうすぐ春だなと感じたのを覚えています。
ちょうどその頃の3月6日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の日。土の中で冬籠りをしていた生き物たちが目覚める頃だったなと思い出し、自然や生き物たちが季節の移ろいを教えてくれているのを実感しました。
4月に入り、ラ コリーナ近江八幡は一気に春らしい表情を見せてくれています。
まずは、畑の花々のご紹介。 メインショップを抜けると左手に、腰の高さほどの黄色い花が目に飛び込んできます。
菜の花だと思い込んでいたこの花は、実は野菜の花だと教えてくれたキャンディーファームのスタッフ。 白菜、壬生菜(みぶな)、のらぼう菜、北之庄菜など、聞けば数種類もあるようで、よく見ると花の形、葉の形も違うそう。
白菜 壬生菜(みぶな) のらぼう菜 茎ブロッコリー
少し目線を落とすと、青く小さな「オオイヌノフグリ」が。 昼間になり気温が上がると、花びらがパッと開くそうです。
他にも、スミレ、ホトケノザ、ルッコラ、タネツケバナ、タンポポなど、春の花が顔を揃え始めています。
スミレ ルッコラ タンポポ、タネツケバナ
写真を撮っていると、「これ、にんじんやわ!」と畑を指さす女性のお客さま。 声のする方を見て探してみましたが、わたしはまだ葉っぱを見ただけではにんじんがどれかわかりません。 普段目にするにんじんは、スーパーの野菜コーナーに並ぶオレンジの根の部分なので、ふさふさした葉を見て、「これもにんじんか!」と新たな発見でした。
にんじんの花は6月頃に咲くそう。どんな花が咲くのか、今から楽しみです。
次に、桜のご紹介。 回廊を抜けたフードガレージ側では、八幡山のふもとの桜並木も見ることができます。
ラ コリーナ近江八幡周辺の桜は、もうすぐ満開です。
メインショップの和菓子売り場では、季節のお饅頭を入れた「草屋根」をご用意しております。桜の舞う限定パッケージは4月上旬までですので、お早めに。
四季折々、毎日違う表情を見せてくれるラ コリーナ近江八幡。 美味しい季節のお菓子だけでなく、キャンディーファームのスタッフが作り上げる景観を楽しむのも、ラ コリーナの楽しみ方としておすすめです。
■過去のラ コリーナ近江八幡の風景はこちら