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ラ コリーナ日誌

ラ コリーナ「学びの田んぼ」2023 -田植え-

Text : 大村 啓子(経営企画室)

  • #ラコリーナ
  • #キャンディーファーム(農藝)
  • #お米づくり

ラ コリーナでは2015年のオープンから「学びの田んぼ」を合言葉に社内のスタッフ、様々な大学や高校の学生さん、地域の方々と共に農薬、化学肥料を使用せずに手作業で田植え、稲刈り、脱穀を行ってきました。

5月23日は敷地奥にある棚田側の田んぼ(小)と棚田の田植えを、京都大学 小林研究室 小林広英先生と学生さん、京都大学 工学部建築学科の学生さん、立命館大学 食マネジメント学部 吉積巳貴先生と学生さん、関西大学 環境都市工学部建築学科 住環境デザイン研究室の学生さん、私たちキャンディーファームのスタッフ 総勢約60名で行いました。

田んぼは10日ほど前に水が入り田植えの準備がされています。
この水は八幡山からラ コリーナに流れ込んでくる水です。

八幡山に降った雨水は土壌に浸透しゆっくりと時間をかけて流出され小川となり、ふもとのラ コリーナのため池に流れ込みます。

その水が田んぼに入ると微生物やプランクトンが発生し、それを餌として水生昆虫達も集まってきます。カエルも卵を産みにやってきて、卵からオタマジャクシになります。

このような田んぼやその周辺の環境は自然ではなく私たちの営みと共にある共生した自然です。

ラ コリーナの田植えは土や水に触れ、田んぼのにおいを感じ、生き物に出会い、いろいろな人とコミュニケーションを取りながら自然に学びます。

みんなで植えた稲は一株がおよそお茶碗1杯分のお米になります!!
秋の豊作を願い、ひとつひとつ思いを込めて植えていただきました。

私たちの手できれいに等間隔に植わった稲と多様な生き物が息づく田んぼは、稲の生長と共に景色や集まる生き物が変わります。

日々変わる風景を感じにラ コリーナにぜひお越しください。