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ラ コリーナ日誌
素材をめぐる旅 ーいちごー
Text : 広田 和也(原材料管理室)
- #サステナビリティ
- #素材をめぐる旅
たねや・クラブハリエでお世話になっている生産者さんをご紹介する「素材をめぐる旅」。
2023年1月頃、いちごの生産者「あいしょうアグリ」さんを訪ねました。毎年1月〜4月頃までお世話になっています。
いちご大福に使用している「紅ほっぺ」や、生どらのいちご「章姫(あきひめ)」を作ってくださっています。
いちごは、花が咲いてから収穫まで約40日ほどかかるそうです。均等に花粉がつかないと、いびつな形になるため、ハウス内で放し飼いしているミツバチに受粉をしてもらっています。
ミツバチの仕事が終わると、いちごはどんどん大きくなります。その後、全体がだんだん赤くなっていきます。
全体が真っ赤に染まると収穫の合図です。毎朝いちごの色を確認しながら、熟したものだけを手作業で収穫します。
私も1日、収穫体験をさせていただきました。ひとつひとつ丁寧に、色を確認しながら真っ赤なものだけを選んで収穫していきます。いちごを傷つけないように、苗を引っ張らないように慎重に収穫する必要があり、集中力のいる大変な作業だと感じました。
いちごは収穫したその日のうちに届けて下さいますので、新鮮なうちにお菓子にできます。また専用ケースがあるので、パックゴミの削減にもなります。
いちご大福(2月〜3月頃)
生どら いちご(1月〜3月頃)
今年もすでに、冬に収穫できるよう苗の準備が始まっています。1年間、手塩にかけて育てて下さいます。
来年の年明けとなりますが、酸味と甘味のバランスのとれたいちごのお菓子が店舗に並びますので、ぜひご賞味くださいませ。