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ラ コリーナ日誌

歳時菓 ~水無月~

Text : 桂浩子(広報室)

  • #たねや
  • #歳時

ふとカレンダーを見ると6月30日。「もう半年!?」と思うか「まだ半年…」と思うか、皆さまはどちらタイプでしょうか。

6月晦日(みそか)は1年の半分が過ぎた節目の日として、穢(けが)れを祓い無病息災を祈る行事が古くから行われてきました。大晦日の年越の大祓(おおはらえ)に対し、6月は夏越(なごし)の祓。呼び名のとおり暑気祓いの意味もこめられたものです。

夏越の祓では神社に据えられた茅(ち)の輪をくぐるほか、外郎(ういろう)に小豆を乗せた水無月(みなづき)をいただく風習があります。

厄除けの小豆をたっぷり乗せた水無月は、三角の外郎を氷に見立てた涼やかな歳時菓。たねやでは半年を無事に過ごせた感謝と、これからの半年が健やかであるよう願いをこめ二つ一組にしてお届けしています。また、お菓子を包む箱も夏越の祓にちなむ意匠に。書家 水野恵氏の手による古漢字は、右の「慶」に半年が過ぎたよろこびを、左の「致」に迎える半年、目標へ向かって進む意味がこめられています。

公式オンラインショップでの水無月のご予約は6月15日から。店舗では29日、30日の2日間限定でご用意いたします。

ラ コリーナ近江八幡から車で5分ほどの日牟禮八幡宮では6月30日に水無月大祓式が行われます。1年の折り返しとなる節目の日、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。