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ラ コリーナ日誌
1年目の社員で左義長研修を行いました
Text : 大田真菜（商品開発室）
- #わたしたちの取り組み
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3月16日・17日に、滋賀県近江八幡市の日牟禮八幡宮にて「左義長祭り」という火祭りが行われました。
私たち製造部・物流部の2023年度新入社員17名は、左義長名物として販売する「竹羊羹」を、一から作り、自分たちの手で販売するまでを経験させていただきました。
1日目は、竹洗い。約6000本もの竹を洗います。
竹の表面と中を洗い、薄皮を取り除く作業です。
鮮やかな青竹の色を損なわないよう、冷たい水で一本一本丁寧に洗います。
2日目は、羊羹炊き、竹羊羹の製造・仕上げ作業です。
たねやこだわりの黒糖風味の水羊羹を炊き、青竹に流し込みます。
生の竹は太い竹や細い竹など個体差があり、流し込む作業は大変でした。
気を抜くとあふれ出てしまい、竹の側面に流れて固まってしまいます。
固まった羊羹を拭き取る作業が大変であるため、羊羹の温度や量に注意しながら流し入れ、きれいな竹羊羹を作るためにみんな集中して作業に取り組みました。
初めての作業は大変でしたが、出来上がった竹羊羹を食べてみると、生の竹だからこそ感じられる自然の香りが美味しさの秘訣だと感じました。
3日目は、いよいよ販売。
2班に分かれ、3月16日と17日に販売を行いました。
多くのお客さまが竹羊羹やあたまはりを手に取ってくださいました。
懐かしい、と喜んでいただいたり、年一回の竹羊羹を待っておられるお客さまに無事届けることができました。
私たち製造部・物流部は、普段お客さまにお会いすることはありません。
今回の研修でお客さまの生の反応を感じることができました。
製造、物流の先にはお客さまがおられること、自分たちの手で仕上げた商品はお客さまが購入して召し上がってくださっていることを実感しました。
お客さまと一緒に楽しみ、笑顔を届けることのできた左義長研修は、私たちにとって大きな経験となりました。
